長い雨~体調不良の対策

images雨が続いています。今年は昨年に比べ梅雨らしい梅雨になっていますね。

雨の日が続くと、気持ち的にもふさぎがちですが、体調面でも気温や気圧の急な変化で不調を訴えるケースが少なくありません。

漢方の世界では「水毒(すいどく)」という言葉があるそうです。
これは、
「体液の偏在が起こった状態。つまり体内の水分代謝が起こった状態を指す。中医学(漢方医学のこと)では気、血、水の不調が病気をおこすと考えるがこの水滞によって病気がおこったり病気が治るのを妨げるという病因思想から生まれた言葉」
なんだそうです(漢方の知識が乏しいので、インターネットの受け売りですが・・・)。

これは、体内に余分な水分が溜まり、それらが身体を冷やし様々な病気の元になるという考え方のようです。

中国の経験的なものから起こった考え方ですが、日本でも当てはまると思います。ここ日本は特に湿度が高く、梅雨の時期はさらに湿度が高く水分が充満してきます。ですから梅雨の時期に不調をきたすことが多くなり、水毒と呼ばれるような状態になるのかもしれません。

この症状に対する予防法としては、
①外出するときは、春夏兼用で着用できる洋服でこまめに体温調節をする。
②入浴は身体の芯からしっかりと温め、身体に変調をきたさない程度に長めのお湯につかる。
③除湿(ドライ)のエアコンを使用する際は、温度と風量に注意し、強くかけ過ぎないようにする。
④寒暖の差が激しいので、こまめに水分を摂る。
⑤適切な食事と十分な睡眠を心掛ける。
⑥この時期の風邪は長引きやすいですので、普段以上に手洗い・うがいを行う。

上に挙げたポイントを意識して生活して何とか梅雨を乗り切りましょう。