フットケアの手引き~セルフケア~

長野市も本格的に雪が降ってきました。
朝から雪かきをしたり、車の雪を落としたりされた方も多いと思います。
それでも、例年に比べると少なく比較的雪の少ない年となりそうですから、何とか乗り切りたいですね。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院。
今日の話題は先日に引き続き、足の話題です。
今回は主にフットケアについて紹介します。

・フットケア

フットケアと言っても特別なことは何もなく、足の洗い方と爪切りを少し丁寧に行うだけでも十分効果があります。
まず足の洗い方ですが、①足の指を一本ずつ洗う。②足の裏と足の甲を泡立てたスポンジで洗う。(③歯ブラシのようなブラシで爪や爪と皮膚の隙間を洗う。)④しっかり洗い流す。⑤タオルで一本ずつ拭く。⑥保湿クリームを塗る。
以上です。歯ブラシはできれば理想ですが、難しければ一本ずつ洗うことから始めてみてはいかがでしょうか。
外反母趾やハンマートゥー(足の指が丸まって曲がった状態)の方は特に汚れが貯まりやすいので、ぜひ行ってください。

次につめの手入れ(爪切り、やすりがけ)として、爪の形に沿ってく切ってください。
形は関係ないと思いがちですが、巻き爪や陥入爪(爪が肉に刺さっていく変形)などの変形のきっかけになることもあるので、丸く形に沿って切ることをお勧めします。
また、深爪などは指先の皮膚が盛り上がって変形を助長させるので、避けてください。
この爪切りの道具の選び方も実は重要で、爪切りなどは刃がカーブしている物よりもまっすぐな刃のものを選びます。
爪やすりは目の細かいものほどお勧めです。
つい、爪切りについている物を選びがちですが、粗いものが多いためきれいに削れません。
まっすぐな刃である程度爪を切ったら、目の細かいやすりで綺麗な丸型になるように削るのがベストです。
ちなみに爪のやすりのかけ方は、一方向で行うことと、角張ったところだけを優しく行うのがコツです。
触って角が感じられなくなったら完成としてください。
日ごろの手入れが巻き爪や陥入爪などを予防し、足の痛みを未然に防いでくれます。
痛みがあると歩き方や体重のかかり方が不自然になり、最悪の場合外反母趾の悪化、土踏まずの低下など予想外の足のトラブルを併発してしまうこともあります。
また、それがきっかけでよろめいて足を捻挫してしまったり、膝を傷めることもありますから、可能な限りそういった可能性を減らしてくのは大切です。
入浴時の足の手入れと爪切りを工夫することで足元から健康になりましょう。

次回は、歩き方についてお話ししていきたいと思います。
歩き方も大切ですので、ぜひご覧ください。

今週の一枚

長野赤十字病院の先生のお話しを聞いてきました。
興味深い内容ばかりで大変有意義な時間を過ごすことができましたので、後日お話ししたいと思います。