理想の歩き方

雪が降り、溶ける日が続いています。
幸い風間では雪が積もることは少なく、雪かきもそれほど念入りに行う必要がありません。
節分を過ぎるこ頃には暖かくなっていると良いですね。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラムですが、本日は先週の予告通り理想的な歩き方と姿勢についてお話しします。

理想的な歩き方ですが、腰や膝に負担がかかることなく歩けるものを言います。
さらに体幹(胴体)の筋肉を効率よく使う歩き方が望ましいと言われています。
具体的にどういった歩き方かというと、
・胸を張り過ぎず、リラックス。
・腰を反っていない。
・「手のひらは前を向く感じに。」
・上体(上半身)に対して骨盤が前方に来ている。
→両方の前側にある骨盤のでっぱりが胴体より前に来ている
・膝が適度に曲がっている。

こういった歩き方なのですが、実際にイメージがつきにくい場合が多いので、「」で強調した手のひらを前に向ける感じで歩いていただくと、自然に他の姿勢も整えられます。

反対に良い姿勢を意識しすぎて胸を張り過ぎたり、腰が反っていたり、膝が伸びすぎていると、腰や膝に想像以上の負担がかかりますから、リラックスして手のひらを前に向ける感じで歩くのが負担が少なく理想的な歩き方と言えます。

もちろん理想的な歩き方だからと言って無理をして歩きすぎるとかえって痛みの原因となることもありますから、痛みが出ない範囲で楽しく歩くことが大切だと思います。

特に痛みや異常がなければ1日8,000歩程度を目安とすると良いそうですから、ぜひ一度挑戦してみてください。

最後に理想的な立ち姿勢ですが、ポイントは一直線です。
人間には重心があり、横から見た時に理想的な重心となっているのが理想的な立ち姿勢です。
この理想的な重心はいくつかのポイントを通る直線となっていて、ポイントは
・耳の穴
・肩峰(肩の最も上の部分となる骨の突起のことです。肩を触ると硬い突起状のものが触れられるので、それが肩峰です。)
・大転子(足の付け根の外側にある硬い骨の突起)
・外くるぶしの前側
になるのです。
つまり、これらを結ぶ線が一直線に姿勢を整えるのが理想的な立ち姿勢になります。
様々な方法で姿勢を整えますが、この方法が比較的分かりやすい整え方です。

理想的な歩き方や姿勢を意識して健康的に生活していきましょう。

本日の一枚

朝起きたら近くの山が真っ白になっていました。
コントラストが美しいので一枚撮影。