連休明け~エゴスキュー体操の紹介~

10連休も終わり、昨日からお仕事という方もいらっしゃるのではないでしょうか。もし連休明けで身体に不調があるようでしたら、ぜひ一度お見せください。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラムですが、本日は「エゴスキュー体操」です。
エゴスキュー体操とは、アメリカで発明された体操です。名前の通りピート・エゴスキュー氏が開発したものになります。エゴスキュー氏はベトナム戦争で海兵隊員として参戦し、戦闘中に大けがを負いました。そして病院でほぼ寝たきりの生活を送ったそうです。けがが落ち着き、動こうとしたところまともに体が動かずショックを受けたのですが、当時の医療スタッフでは彼を助けることができませんでした。その事実を知ったエゴスキュー氏は自分なりに体操を編み出し、試行錯誤を続けるうちに動きの回復を図ることに成功しました。その後、それを理論立てるべく機能解剖学や生体力学、運動学などを学びます。そして形にしたのがエゴスキュー体操なのです。その後その理論は全米に普及し、アメリカの著名人の間にも広がりました。そして2008年に日本にも上陸した日本国内では比較的新しい理論の体操と言えます。
特徴としては筋肉の再教育です。不良姿勢などによって使われなくなった筋肉が体をゆがませた姿勢にしてしまい、それが痛みの原因となっています。なので、その筋肉を体操によって刺激し、再び元の整った体を取り戻そうとする体操です。その特徴についてエゴスキュー氏は三つの「Re(再び)」で表現しています。
・Rediscover the body’s design            (再び、体本来の設計を見直す)
・Restore function(再び、機能を取り戻す)
・Return to health(再び、健康になる)
自分で身体を動かし、本来の健康な状態を取り戻そうという考えがエゴスキュー体操にはあるのです。
体操の種類は簡単で誰でもできるものが多いと言えます。オリジナルの方法は600種類ほどあるそうですが、その中で継続されやすいのものが日本では普及しているようです。一例を挙げると肘寄せや腕回し、足載せ、腰90°体操と言ったものです。これらは姿勢を評価したうえで行うとより効果的なので、もし興味がある方はご自身で調べられるか、当院などにいらっしゃると良いかもしれません。

今週の一枚

今週の一枚です。安曇野へ行ってきました。連休中だけあり、県外ナンバーの車が非常に多く、知名度の高さをつくづく感じました。長野市内は気温が高かったようですが、こちらは爽やかで過ごしやすい気候でした。わさび農場に流れる水もしびれるほど冷たかったのも印象的です。