今更聞けない?ロコチェックとロコトレの紹介!

日本における新型コロナウィルスも徐々に下火となってきています。

学校も徐々に再開の兆しが見られ、一部地域で例外はあるものの日常が取り戻されてきているのではないでしょうか

古岩井整骨院では引き続き、感染拡大などを防ぐために消毒や検温の実施などを行い、対策に努めてまいります。

コラム

古岩井整骨院のコラム、本日はロコチェックとロコトレです。

新型コロナウィルスの感染拡大で地域の体操が中止となったり、何かと外出の機会が減っています。

そのため、筋肉が衰えるロコモティブシンドロームが徐々に進んできているのではないでしょうか。

そこで今回、このロコモティブシンドロームのチェック方法と予防となる体操を紹介いたします。

ロコチェック

最初にロコチェックです。

これは日本整形外科学会の公式テストで、一つでも当てはまればロコモティブシンドロームの可能性があります。

1.片脚立ちで靴下がはけない

2.家の中でつまずいたりすべったりする

3.階段を上がるのに手すりが必要である

4.家のやや重い仕事が困難である
(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)

5.2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
(1リットルの牛乳パック2個程度)

6.15分くらい続けて歩くことができない

7.横断歩道を青信号で渡りきれない

ロコトレ

ロコトレはたった2つの運動です。
日本整形外科学会では、毎日続けることを推奨しています。

(以下日本整形外科学会資料より)

バランス能力をつけるロコトレ

片脚立ち

1日の目安:左右1分間ずつ、1日3回

「転倒しないように必ずつかまるものがある場所で行いましょう。」「床につかない程度に、片脚を上げます。」

(コツ)
・姿勢をまっすぐにして行うようにしましょう。
・支えが必要な人は十分注意して、机に手や指をついて行います。
・指をついただけでもできる方は、机に指先をついて行います。

下肢筋力をつけるロコトレ

スクワット

1日の目安:深呼吸するペースで5~6回繰り返す、1日3回

1.
肩幅より少し広めに足を広げて立ちます。
つま先は30度くらい開きます。

2.
膝がつま先より前に出ないように、また膝が足の人差し指の方向に向くよう注意して、おしりを後ろに引くように身体を沈めます。
膝が出ないように注意

スクワットができない場合

スクワットができないときは、イスに腰かけ、机に手をついて立ち座りの動作を繰り返します。机に手をつかずにできる場合はかざして行います。

(コツ)
・動作の最中は息を止めないようにします。
・膝に負担がかかり過ぎないように、膝は90度以上曲げないようにします。
・太ももの前や後ろの筋肉にしっかり力が入っているか、意識しながらゆっくり行いましょう。
・支えが必要な人は十分注意して、机に手をついて行います。

本日の一枚

麻績村にある北山ダムです。

完成が2000年と比較的新しいダムであり、横に走る道路からダムの上まで行くことができます。

暑い日に行くと、爽やかな風が吹き、快適です。