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胸椎ねんざとは?

今朝北の山を見たら真っ白になっていました。4月も前半の中盤に差し掛かっていますが、本格的な春がやってくるのはもう少し先のようです。季節に限らず頑張って行こうと思います。

ゴールデンウィークの予定

4月29日(祝・月) お休み

4月30日(火)~5月2日(木) 通常通り受付

5月3日(祝・金) 午前中のみ受付

5月4日(祝・土)~5月5日(祝・日) お休み

5月6日(祝・月) 午前中のみ受付

今年は10連休という所もありますが、事務仕事などありますので、当院は変則的にお休みいたします。
5月7日からは通常通り受付いたします。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラムです。今回は「胸椎捻挫(きょうついねんざ)」についてお話しします。
胸椎捻挫は首の骨(けいつい)と腰の骨(ようつい)を結ぶ背中の背骨のことです。
この背骨が身体を反らした際や腕を動かした際にねじれたり外からの外力がかかることによって関節やじん帯を傷つけてしまうことによって痛みが生じます。
また交通事故によっても痛みが出る場合もあります。そんな胸椎捻挫ですが、骨折ではないためレントゲンで撮影しても異常な場所が見あたらないため原因の箇所が特定しづらく丁寧な所見をとることによって捻挫の場所を探っていくという方法が取られる場合が多いです。これは整骨院の得意分野であり詳細な原因特定を行うことによって施術すべき場所を見つけて適切な対処法を見出すことができます。胸椎は首の骨である頚椎と腰の背骨である腰椎を結ぶ重要な背骨です。そのため基本的に動きが少なく丈夫にできているのですが、疲れや姿勢不良等調子の悪い時にふとしたきっかけで損傷することがあるのです。
対処法としては胸椎捻挫になったらすべきこととして、痛みが出たらまず痛みのある場所を冷やす(アイシングする)ことです。15分程度痛い場所を冷やします。また胸椎に痛みが生じない姿勢を見つけて安静にします。可能であれば整骨院などにかかり応急的な施術を行ってもらい、その後症状が強いなどの判断で必要に応じてレントゲンで骨折がないかチェックしてもらっても良いかもしれません。チェック後問題がなければ整骨院に通って施術を受けても問題ありませんし、骨折があっても整骨院で対応できる場合がありますから、もし胸椎捻挫だと思ったら、まずは整骨院にかかると良いのではないでしょうか。整骨院で適切な施術を受けることで症状も改善され、施術者も根本改善を目指して十分な施術を行っていきます。

今週の一枚

山の方は白く雪が積もっていますが、ようやく梅の花も満開になりました。あとは桜の番ですが、例年よりも遅くなりそうです。

自転車に必要な筋肉~下肢(下半身)編~

新しい元号が発表され、令和となります。
これからの新しい時代に向けて古岩井整骨院も進化して行きます。
関係者の方々はこの一か月間何かと大変かもしれませんが、これからも頑張っていきたいですね!

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。今回は自転車に必要な筋の最終話である下肢筋です。自転車をこぐ上で一番大切な筋肉であり、日常生活の歩行にも使われる筋肉になります。ペダルを漕ぐいわば自転車のエンジンです。それ位重要な筋肉と言え、モモはもちろんのことふくらはぎも足首をコントロールする筋肉として非常に重要です。

①大腿四頭筋
モモの前側の筋肉です。ももの表にある一番目立つ筋肉で、スピードスケートの選手や競輪の選手が非常に発達している筋肉です。作用としては、ペダルの頂点から真下(上死点から下死点)までの踏み込みで大活躍する筋肉になります。単独では人体最大の筋肉の一つ、出力の源と言っても過言ではありません。もちろん歩き方にも重要な筋肉の一つです。

鍛え方
実際に乗るという手もありますが手軽なものとしてスクワットがあります。完全に曲げるフルスクワットも良いですが、ひざの痛みが気になる方は角度を半分にしたハーフスクワットや更に半分にしたクォータースクワットを痛みが出ない範囲で行うというのもおすすめです。また四つん這い姿勢から左右の手足を交互に挙げるダイアゴナルという筋トレも有効な方法です。

②ハムストリングス
ハムストリングスはモモの裏の筋肉です。ちょうど大腿四頭筋と対にあるような位置関係です。ペダルの頂点から真下(上死点から下死点)までの踏み込みを安定させるための引き足として活躍し、更にビンディングと呼ばれるペダルの固定具を付けている場合は引き足として上死点までペダルを足に持ってくる際に活躍します。

鍛え方                          うつぶせ姿勢から膝を曲げるレッグカールを行います。また、スクワットでも鍛えることができます。こうして考えるとスクワットは非常に効率の良いトレーニングと言えるのではないでしょうか。

③腓腹筋
腓腹筋はふくらはぎの後ろの膨らんだ部分の筋肉です。アキレス腱の元となっている筋肉でもあります。これは主にももで作られたペダルの回転パワーをペダルへ安定して伝達させる作用のある筋肉です。基本的に乗ることでも鍛えられますが、つま先立ちをしたり降ろしたりするカーフレイズという運動で鍛えられます。歩行でも安定に関わる部分なので、転倒予防にも重要な筋肉と言えます。

このようにして鍛えることで自転車をこぎやすくなります。このほかインナーマッスルと呼ばれる体の深い部分にある筋肉もありますが、これは鍛えられるという説と鍛えられない説と賛否両論があるため、またの機会にお話ししようと考えています。

今週の一枚

ようやく当院の玄関に咲いている梅の花も8分咲き程度になってきました。例年よりやや遅いですが、これからもどんどん咲いていき、早く満開になると良いですね。

自転車に必要な筋肉~体幹(胴体)編~

この1週間、23度を記録する初夏のような陽気から一転し、氷点下、最高気温も10度を下回るという不安定な天気となっていますね。当院にいらっしゃる方も本来の痛み以外に体調不安を訴える方が増えています。早く落ち着いた春らしい天気となればよいですね。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラムですが、今回は前回に引き続きスポーツ自転車で必要な筋肉についてお話しします。今回のテーマは「体幹筋」です。聞きなれない言葉ですが、これは胴体の筋肉で身体のパワーを足に伝えたり、逆に足からくる反動を支えたり、自転車をこいだり様々な場面で身体の安定に大きく関わる筋肉です。そんな体幹筋の代表的な筋肉である大胸筋、広背筋、脊柱起立筋、そして腹直筋を紹介します。

①大胸筋
大胸筋は胸の筋肉で胸板と呼ばれる筋肉です。よく筋肉を自慢する方がこの筋肉をアピールするのでご存知の方も多いかもしれません。この筋肉の作用は身体のブレを安定化させる作用と腕からくる衝撃を緩衝する作用があります。
鍛え方:
腕立て(プッシュアップ)一番気軽に鍛えられる方法と言えます。

②広背筋
広背筋は背中の両側の横にある筋肉です。背中の外側の輪郭をかたち作っている筋肉というイメージが分かりやすいのではないでしょうか。この筋肉は前傾姿勢の保持や下半身の安定化の作用があります。また日常生活では姿勢を良くする作用もあります。
鍛え方:
懸垂が有効です。おもりやロープを引っ張るトレーニングであるプルダウンも有効です。

③脊柱起立筋
脊柱起立筋は背中の真ん中、ちょうど背骨の一つ一つをつなぐように走っている筋肉です。体の支柱、大黒柱のようなイメージです。この筋肉は主に前傾姿勢の維持や広背筋などによる身体を安定化させるパワーを骨盤等に伝える働きをします。姿勢にも広背筋同様に貢献します。
鍛え方:
広背筋のように懸垂でも鍛えられますが、バックエクステンションと言って脊柱起立筋をメインに鍛えるうつぶせから身体を反らすという運動もあります。

④腹直筋
腹直筋はお腹の筋肉です。腹筋と言われて最初に思いつく筋肉であったり、田の字に割れた外見が特徴的ですし、六つに割れた外見からシックスパックと呼ばれる筋肉でもあります。実は呼吸にも関与する筋肉なので呼吸しやすくなるという効果がメインです。背中の筋肉同様前側からも身体の安定を支える作用があり姿勢にも影響します。また骨盤を安定させることから、ペダルを漕ぐ効率を上げる作用もあります。
鍛え方:
腹筋(ちょっとカッコイイ言い方でクランチとも言います。)やプランクというつま先だけ足を支えた四つん這い姿勢から手を伸ばすトレーニングも有効です。

このように安定性や力を伝える作用がメインですが、日常生活では姿勢を整える筋肉としても有効に働きます。

今週の一枚

少し足を延ばして別所温泉まで行ってきました。肌寒い陽気でしたが、温泉街の湯気が暖かさと旅情を誘います。

自転車に必要な筋肉~上肢(腕)編~

冬に逆戻りしたかと思うような雪の日が続きましたね。幸い暖かいせいか、いずれの日も昼には溶けていました。もうすぐ春でしょうか。

3月21日(月・祝)はこよみ通りお休みを頂きます。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラムですが、今回はスポーツ自転車でより快適に速く走るための筋トレの話です。実は僕の趣味がロードバイクというスポーツ自転車でサイクリングをすることです。週末は早朝1~2時間ほど自動車が少ない時間に近隣の山道を散策するように走っています。そんなサイクリングでも足以外に必要な筋肉があります。それは腕の筋肉や体幹と呼ばれる胴体の筋肉です。それらがどのように自転車で使われていて、どのように鍛えるか簡単に説明していきます。3回に分けて説明していき、今回は腕の筋肉を中心にお話ししていきます。

まず今回お話しする腕の筋肉です。自転車をこぐ動作というとというと下半身の筋肉が重要で腕の筋肉はほとんどいらないというイメージですが長い距離を乗る場合十分な筋量を要求される部位でもあります。三角筋は両肩の筋肉です。ちょうど肩のシルエットを作る筋肉をしています。この筋肉は地面からの衝撃をやわらげる作用や下半身のパワーを受けて効率よく前へ進む力に変える作用があります。これによりブレなく自転車がが直進していくのです。この筋肉はダンベルショルダーブレスというおもり(なければミズの入った500mlのペットボトル)を持ち上げる運動や横に持ち上げるサイドレイズなどがあります。
上腕二頭筋はご存知力こぶの筋肉です。こちらも衝撃の緩衝作用やロードバイクの直進性の確保の作用があります。つまり、長時間乗るために重要な筋肉です。この筋肉はアームカールというダンベルやゴムチューブチューブを使って肘を曲げる運動でトレーニング出来ます。
上腕三頭筋は上腕二頭筋の裏にある筋肉です。上腕二頭筋の作用のバランスをとるための筋肉で緩衝作用、直進性の確保をするための大切な筋肉です。こちらも長時間の走行に不可欠な筋肉で、腕立て伏せなどで鍛えられますが、単独で鍛える場合はディップスと呼ばれる両手でバーや安定した台などを持ち間に身体を入れて身体を持ち上げたり下げたりする運動が効果的です。

このよう三角筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋と紹介しましたがいずれも長い距離を楽に乗るためには重要な筋肉で、通常の自転車でも買い物をかごに入れて乗る時にまっすぐ走らせるためには重要な筋肉です。自転車は一見足だけの運動に思われがちですが、まっすぐに進ませたり、道路の衝撃をやわらげて疲れにくくするためには大切な筋肉の一つと言えるのです。次回は体幹(胴体)についてお話ししていきます。

今週の一枚

戸倉のキティパークへ自転車で行ってきました。キティとは小動物のことだそうで、園内にはウサギやヤギと言った生き物が数多く飼育されていました。動物園ほどの規模はありませんが、うまく斜面を利用して工夫された公園に造成されていたのは素晴らしかったです。

糖質ダイエットも栄養はしっかりおさえましょう!

三月に入り、本格的に春めいてきました。空気も春らしい匂いとなり、いよいよ春が本格的にやってきそうな雰囲気ですね。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラムですが、本日は糖質制限ダイエットなどダイエットに必要な栄養素についてお話しします。業務範囲の仕事ではないのですが、最近患者さんから人から痩せるように言われたけど、食事制限以外のアドバイスがないので、それ以外にも気を付けることはあるかという質問を受けました。確かに食事制限は重要なのですが、必要栄養をしっかりおさえた上での糖質制限あるいはカロリー制限ダイエットが大切です。

そんなダイエットに大切な基本栄養素を5つ紹介します。その栄養素は「」、「ビタミンB群」、「亜鉛」、「カルシウム」、そして「食物繊維」です。まず「」ですが、この鉄は貧血を防ぐだけでなく、基礎代謝を高める(脂肪を燃やす)のに必要な酸素を全身に送ります。つまり、痩せる燃料を運ぶのが鉄です。
しかし、この鉄は定期的に排出されてしまうため、特に積極的に摂取する必要がある栄養素です。また、性別関係なしに摂取する機会が少ない場合も多く、意識して摂る必要があります。レバーや卵などで摂取できれば良いのですが必要に応じてサプリなどで補うと良いかもしれません。
2つ目が「ビタミンB群」です。ビタミンB群は1、2、6、12や葉酸、ナイアシン、パントテン酸、そしてビオチンの8種類があります。ダイエット中に取っていただきたいのがビタミンB1、2そして6です。この三つはそれぞれ糖質(ビタミンB1)、脂質(ビタミンB2)、タンパク質(ビタミンB6)をエネルギーにする際に消費される栄養素です。つまり、脂肪など摂取した食物を燃やすための燃料です。これらが不足するとせっかく食事制限を行っても燃料がないためわずかに吸収された脂質すら燃やせなくなってしまいどんどん身体にたまって行ってしまうのです。これもビタミンB1は、 豚肉、うなぎ、玄米等に、B2はレバーやうなぎ、納豆、卵、B6はレバー、まぐろ、かつお等に多く含まれます。
3つ目が「亜鉛」です。この亜鉛はヒトの身体のあらゆる代謝に関係する栄養素で、その数なんと約300種類もの新陳代謝に関わっています。そのため、亜鉛が不足すると身体の新陳代謝の能力が低下し、その人が持つ元々のデトックス能力(不要な物質を身体の外へ出す能力)が低下してしまうのです。そのため効率よくダイエットを行うには必要な栄養素と言えます。ただし、この亜鉛は注意が必要で、過剰摂取は腎臓などにダメージを与えるため1日50㎎以下に抑える必要があります。
4つ目が「カルシウム」です。カルシウムは脂肪を燃やしてくれる筋肉を動かす栄養素であることがその理由です。また、多くの人が通常の食生活でも不足しがちな栄養素であるということもおススメする理由です。筋肉が活発に活動してくれないと脂肪を燃やす力である基礎代謝が低下してしまい、いくら食事制限を行っても、わずかに摂った栄養素がどんどん身体にたまって太ってしまいます。また、普段の食生活であっても不足しがちですから、カロリーや糖質の制限を行うダイエットを行うことで更に食事制限を行ってしまうと、深刻なカルシウム不足による低カルシウム血症を引き起こし副甲状腺の機能低下など深刻な体調異常をきたします。そういった状態を予防する意味でもおすすめしたい栄養素です。
最後におすすめしたいのが「食物繊維」です。ダイエット中はとにかく不足しやすい栄養素です。これは一般に言われる身体のデトックス作用を助けるだけでなく、水溶性食物繊維と呼ばれる種類はゲル化して余分な脂肪を吸着して体外へ排出するという作用もあります。そういった意味で余分な脂を落とすためには必要な栄養素と言えます。このように基本栄養素をサプリで摂ることも重要です。
しっかりダイエットを行ってもビタミンやカルシウム、鉄分に食物繊維、そして亜鉛がないと十分な効果を発揮しないということに注意してください。

今週の一枚

朝、篠ノ井の信里地区の小学校からの一枚です。寒いものの空気は澄んでおり、北アルプスの山々が非常にきれいに見えました。

巻き肩って何?巻き肩の話題

3月に入りいよいよ暖かくなってきましたね。毎日雨が降ったり、急に晴れたり、そして暖かかったりと年度末の忙しさも相まって忙しい日が続いているのではないでしょうか。そんな毎日を乗り越えて4月の新しい年度に向かって頑張っていきたいですね。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラムですが、今回は巻き肩です。巻き肩と言われてもピンとこない方も少なくないかもしれませんが、実は身近な姿勢不良の一つです。今回はその特徴やタイプ、予防法などをお話ししていきます。
巻き肩とは一言で言うと肩が前に出てきてしまってあたかも肩が内側に巻き込まれているような状態です。これは長時間のパソコン操作や近年増えているスマートフォンやタブレットなどの使用によって腕が徐々に前に出てきてしまい、肩が内側に巻かれてそのまま肩や肩甲骨周りの筋肉が固まってしまった状態です。こうなると不良姿勢によるスタイルの悪化や腰痛、時に首の寝違えのような痛みを引き起こします。
この巻き肩には二つタイプがあります。猫背型と胸張り型がその二つで、猫背型は両肩が前に行ってしまい横から見ると猫背になっているようなタイプです。これは姿勢不良の他に骨盤が後ろへ傾くことによってガニ股や内股の原因になり、美容上にも、健康上にもあまり望ましいことではありません。胸張り型はそういった姿勢を無理に変えようとして巻き肩のまま身体だけ反った状態のタイプです。これは骨盤が前に傾いてしまい腰痛の原因になります。
こういった二つのタイプを予防するにはこまめな姿勢チェックとストレッチです。姿勢チェックは簡単なものが望ましく続けやすいので簡単な方法を三つお教えします。1つは耳の下に肩が来ているかというもので、巻き肩の人は肩が前に行ってしまっているため耳の前に肩が来てしまっていることが多いです。気になるようでしたら自然な姿勢で横を向いてみて、耳の下に相当するところに肩が来ているかチェックしてください。2つ目が楽に立って手をだらんとした時、手の甲が外側を向いているかということです。正常な姿勢であれば手の甲は外側を向いているのですが、巻き肩の場合は手の甲が前側を向いています。最後が他の人にスマートフォンで自分の横の姿を撮ってもらい待ち受け画面にすることです。ちょっと抵抗があるかもしれませんが、スマホなど姿勢が悪くなりがちな作業をする前に自分の不良姿勢を見ると無意識に姿勢を正そうとするのでおススメです。これらの姿勢チェックで巻き肩だと思ったら、痛みが出ない範囲で肩周りをストレッチするのが予防法になります。ストレッチはハンズ・ビハインド・ヒップ(両手を背部で組み、腕を軽く伸ばしたまま胸を張って両手は下へ伸ばす方法)、ハイ・エルボー(両手を頭の後ろで組んで両肘を外側へ向かって開きながら顔は前を向く方法)があります。このほかにもいくつか方法がありますが、調べたりお近くの整骨院や整形外科などにかかることをおすすめします。
巻き肩は年々増加している傾向にありますから、ご自身でもぜひチェックしてみてください。

今週の一枚

先日組合の仕事で県民向けの公開講座を行いました。ホテルの広間を借りて盛大に行い、立ち見が出るほど盛況で成功裏に終わってよかったと感じています。

鍼のあれこれの話題

徐々に暖かみを増してきて、もうすぐ春がやってきそうな陽気となってきました。もうすっかり雪が解けて、雪が降っていたことさえ忘れようとしています。例年に比べて短い冬だったのかもしれませんね。3月も頑張っていきたいと思います。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラムです。
先日治療で行われる鍼の効能について知る機会を得ました。
古岩井整骨院では鍼治療は行っていませんが、話題の一つとしてお話しします。
鍼は中国で古くから鍼治療が行われているのですが、特に浙江省と呼ばれる福建省の北側の省でちょうど沖縄の緯度くらいのエリアが特に盛んだそうです。
鍼を打ったまま自宅に帰り生活するというのが当たり前のように鍼が浸透しているようでした。
また、鍼の打った位置によって経絡現象と言われるツボから内臓の位置まで一直線に赤くなる現象も中国では度々確認されています。
そんな鍼治療ですが、発祥は頭痛持ちの方が転んで足の有名なツボである足三里の周辺を傷つけてしまった後、急に頭痛が治ったというのがきっかけで、そのポイントを鍼などで刺激するようになったのが始まりのようです。その後中国の長い歴史の中でそのポイントはツボと呼ばれ多くの位置が発見されました。
WHOの基準では361か所のツボが世界的に認識されているそうです。
どこの国でも分かるように現在では漢字名ではなくアルファベットと数字の組み合わせによってツボが設定されています。
その結果がハイチで起こった大災害で、被災者のキャンプでは十分な医薬品が行き渡らないエリアで鍼が大活躍しました。
更に3000年以上前のミイラのアイスマンにはツボに相当する場所に#の字の入れ墨が入っており、その当時から何となくツボというものが認識されていたようです。
そんな歴史を持つ鍼ですが、なぜ効果があるのか実は決定的な要因が分かっていないと言われています。
ただ、日本では筋肉をまとめる薄い膜(ソーセージの肉をまとめる膜のようなイメージ)である筋膜を鍼で刺激することによって、そこに血行が集まることで症状が緩和されると考えられています。
このように慢性期に対しては非常に効果があるものだそうです。

鍼の話をしてしまいましたが、当院では鍼治療は行っていません。
しかし、必要であれば適切な鍼の治療院をご紹介することもできますので、ご相談ください。

今週の一枚

茶臼山のモノレール乗り場へ行ってきました。
少し標高が上がっただけで日陰にはまだ雪が残っており、久しぶりに立派な雪だるまを見ました。

腰以外の腰痛

最近徐々に暖かくなり、外も雨が降る機会が増えてきました。静岡では河津桜が咲いているそうで、徐々に春の気配も見えてきました。あと少しで長野も春の訪れを感じることができるかもしれませんね。
今週は暖かい日が続くとの予想もありますから、できる範囲で歩いたり、活動できると良いのではないでしょうか。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラムですが、今日は腰以外からくる腰の痛みについてお話しします。
腰が痛いのに腰が原因でないものとして、病気などによるものもありますが、足の付け根の関節が硬いために痛みが出るケースもあります。
そう言ったもののセルフチェック方法として、お尻キック検査が挙げられます。
これは徳島大学の整形外科教授の西良浩一(さいりょうこういち)先生が提唱しているチェック方法です。
方法はうつぶせになって膝を曲げ、かかとがお尻に触れられるかチェックするものです。
この方法で全くかかとに足がつかない状態であればモモの筋肉の硬さなど、腰以外の筋肉や靭帯からくる痛みも疑われます。
さらに左右で行うことによって、片方だけ全くつかないケースも珍しくありません。
更に原因をもも周りの筋肉に求めると、動き出しの痛みや腰を反らした時の痛み(後屈時の痛み)、同じ姿勢で痛みが出るなどと言った症状があれば、その可能性がかなり高くなります。
そう言った状態だとモモが硬いために付け根の関節も硬くなり、さらに腰の関節も動きにくくなって、骨盤が前にお辞儀した前傾状態になります。
そうなると健康な腰回りの筋肉や関節、靭帯にも負担が大きくかかり、腰の痛みが出てくることも少なくありません。

こういった腰痛についても西良先生は、対策を推奨しています。
「ふともも伸ばし体操」というもので、横に寝て膝を曲げ、足首を手で持って固定し、モモを背中の方向へ引いていくことで、モモの前側や体幹(胴体のこと)のインナーマッスル(深いところにある筋肉)が伸ばされていくのです。
これを左右の足で10秒3セットずつ行うことを推奨しており、行った場合はモモの前側の筋肉が伸ばされ、骨盤の前傾も徐々に改善されていくようです。

当院に来院される方で該当するケースではこのようなことを積極的に行っており、効果を強く実感される方も少なくはありません。

もし気になるようであればご相談ください。

今週の一枚

所用で新潟県の上越まで行ってきました。さすがに2月だけあり、非常に雪が積もっており、車より高いところまで積み上げられていました。五月の連休中にも雪が残っていますから、こちらの春はやや先のようです。

正しい靴の履き方

冬の寒さも徐々に緩んできました。こよみはもう春ですから、春の訪れの兆しも見えつつあるのかもしれませんね。
朝になると訪れるマイナスの気温も懐かしく思える日が一日も早くやってきてほしいものです。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラムですが、今回は前回の予告通り小児靴の履き方についてお話しします。
小児と大人では基本的に同じ靴の履き方なのですが、大きく異なる点は大人がひも靴の使用が多いのに対し、子どもはベルクロ(マジックテープ)の靴が多いという点で異なります。
それにつて触れながら説明していきます。

1・まず、ベルトを外して靴を持ち履き口(足を入れるところ)を大きく広げます。
2・次に足を入れて、踵(かかと)が靴と密着するように地面へ靴のかかと部分をトントンと打ち付けます。
こうすることによって靴の中でかかとと靴のかかと(ヒール部分)がフィットします。
3・その後緩んでいる靴の甲の両側を中央に引き寄せて指で上から抑えて足の甲を靴にフィットさせます。
4・最後にフィットした状態を保ったまままベルクロのベルトを引っ張って強く止めて完了です。

ベルクロの場合ひも靴のようにひもで足の甲を締められないので、3の手順は非常に重要なポイントになります。

注意点として、
①かかとが潰されて履いていないか。
②かかとは食い込んでいないか、隙間がないか、かかとを持ち上げた時靴と足にスペースができないか。
③つま先にゆとりはあるか(靴のつま先と足の先端で人差し指の距離が5~10㎜あって、靴の中でつま先がグーパーできる状態)。
④ベルクロで足の甲に押さえつけるように止めているか。
以上の4点が挙げられます。

お子さん自身で行うことが難しい場合も少なくありませんが、目の届く範囲で行ってください。ひも靴がはけるようになったら③よりも④のフィニッシュをひも靴を履く際に重視して行ってください。先回もお話ししましたが、子どもの足は急成長していきます。この時の足の対応で将来の足のトラブルの原因にもなることがありますから、なるべくキチンと履けるようになるのが望ましいですね。

今週の一枚

テーピングのカッティングで使用するハサミを新調しました。ハサミのハンドル部分が使用に耐えられず壊れてしまったのがその理由です。長い間愛用しているブランドのハサミなので、使用し始めてすぐに手になじみ、今日も仕事で大活躍しています。

2月11日は午前中のみ受付します

節分が過ぎ少しずつ暖かい日が出てこようとしていますね。
このまま暖かくなり、春が来ると良いなあと思う今日この頃です。

表題の通り、2月11日(建国記念日)は午前中のみ受付を致します。

2月11日(月・祝) 午前中のみ受付

痛みなど強くなるようでしたら、お越しください。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラムですが、本日は先週に引き続き、足の話題ということで、子どもに適した靴について、足の成長の早さ、適した靴の流れでお話ししていきます。
足の成長の早さですが、ご存知の通り子どもの足の大きさは非常に速く進みます。
身体も大きくなるのですが、生まれてから10代中盤までは足の骨もほとんど軟骨だったものが、土踏まずが作られ骨に変化し、形も変わっていきますし、歩き方もハイハイから立ち上がり、基本的な歩き方の習得、ジャンプやランニング、ダッシュなど急速に高度な運動能力を手に入れていく期間でもあります。
もちろん足のサイズも大きくなっており、年間1センチ程度、成長が著しい年齢では2センチに達する場合もあります。
あまり知られていないのですが、毎月徐々に大きくなるというよりは4~9月の春から夏にかけて年間の成長の2/3の成長をすることからこの時期に小さめの靴を買ってしまうと秋がやってくる頃には靴が入らなくなってしまうということもあり得るのです。
そう言った理由から、基本的に3歳までは3か月ごと、3歳以降は半年ごとにサイズを確認するのが望ましいと言われています。
サイズの目安は個人差がありますが、1歳程度であれば11~13㎝、そこから2、3、4歳と1㎝ずつ足していくようなイメージで考えていただけると良いかもしれません。
ただし、5歳以降は一気に足が大きくなりますので、5歳では4歳の目安のプラス2~3㎝である17~18㎝前後が一つの目安となることが多いそうです。
靴に関しては、指の付け根で靴の底面がきちんと曲がるもの、かかとのしっかりしたつくりのもの、足の甲をきちんと止められるもので小学校前くらいの子であればベルクロのようなマジックテープでも構いませんが、小学生の子であればこまめに靴ひもで調節できるものが望ましいです。
このように靴と子どもの足の成長を知り、適切な靴選びができると良いですね。

次回は、正しい靴の履き方や誤った靴による弊害についてお話ししていきます。

今週の一枚


善光寺雲上殿付近を散策してみました。
街の中心部から比較的近いエリアではありますが、坂が非常に多く、美山亭付近の坂道は歩きごたえ十分でした。