日常

意外な組み合わせの炭酸飲料について思うこと

先日、外食先でコメとコーラの風味を組み合わせた炭酸飲料を頂きました。
最初はゲテモノの類、話題にと試してみるつもりだったのですが、実際に飲んでみると乳酸菌飲料の炭酸が入ったものという印象で、意外と爽やかなのど越しで美味しいという感想です。

開発した方の苦労が感じられ、ただ単にコメをつぶして香りをつけたというよりは酢や香料の配合、味付けに相当神経を使ったものでコメ独特の癖をうまくいなしているのではないでしょうか。
ただ、こういったものは外食に限らず様々な分野で行われているのかもしれません。この仕事においてもまれに常識を覆す新知見という物があり、日々の業務においても仕事内容を見直すものすらあります。(身近なものだと、コルセットのつけすぎは筋肉低下をもたらすというのが一般に言われていたことですが、近年ではそこまでの影響はないというように考えられています)

新しい意外な知識や技術も積極的に取り入れていきますが、ゲテモノのようなものもありますから吟味して提供できればと考えています。

こんな活動もしています!

最近秋晴れとは縁遠い毎日ですが、昨日は珍しく晴れて暑いくらいでした。
昨日は飯山市で北信州ハーフマラソンというイベントが開かれ、そこでトレーナー活動をしました。
普段の仕事を生かしてマラソンの直後の状態をケアするということで、普段とは違った状況の中いかに成果を上げるかというのは新鮮でしたね。

元々こういった活動は以前からしていましたから全く気後れせずにできました。天気も良くマラソンもトレーナー活動も成功裏に終わったのではないでしょうか。
もちろん競技前後のケアもお任せください!(前回もこれをきっかけに来院してくださる方も見えました。)
ちなみに同業同士の技術交流の場にもなってるのはナイショです。

山の空気を吸って

先日志賀高原へ行ってきました。
雲よりも高いところという表現がありますが、ここはまさに雲の上、空気も澄みきり別世界でした。

人間環境が変わると身体の調子も変わってきます。こう言った空気の中でリラックスした生活を送れば痛みや不調も出にくくなるかもしれませんが、実際にそういった環境で生活するのは難しいですね。

ただ、それ以外の環境、例えば日常生活の動作や仕事や部活での体の使い方、そういったものは今よりも改善できる可能性はあります。
日常の生活やスポーツの動作で負ったケガや痛みも案外そういったところに原因の一部があるかもしれません。

当院では実際の症状の他、そういったものも見ていければと日々改善しております。

志賀高原の話が大分ずれてしまいましたが、日常業務の取り組み方についてつらつらと書いてしまいました。

ちなみにこの志賀高原、当院から自転車で行って帰ってきました。或る政治家の方も自転車で転倒をされケガを負ったそうですから自分も気を引き締めて仕事に趣味(!)に取り組んでいけたらと思っています。

こんなこともしています。~スポーツ大会の救護~

先日の日曜日、長野市中学校体育連盟の委嘱を受けて大会の救護をしました。
普段と違った環境で活動できるのは新鮮な気持ちですね。

何名か手当てをしましたが、幸い大きなけがはなく無事大会が終わりました。
大会によってはけが人続出で普段の仕事中より忙しいということもありますが、今回はそういったこともなく一安心です。

昨日は大会後ということで地元の中学校の生徒さんが何人か来院され、ケガの手当てとケアをして、次のステージのサポートをさせていただきました。外傷後のアイシングの他、微弱電流による治療器を導入し、プラスアルファの治療を心がけています。

このようにスポーツによる外傷も対応できますので、お気軽にご相談ください。

趣味について~個人的なことですが

ここ一週間ほど寒くなったり暖かくなったりを繰り返していますが、皆さま体調はいかがでしょうか。

こういった時期に何か健康法について書こうとも思ったのですが、今回は私の趣味でありますサイクリングについて書こうと思います。

体重が足に強くかからないため膝に負担がかかりにくい、心肺機能が強くなるといった効能があるようですが、健康目的というよりは気分転換に行っています。
仕事柄外の空気を吸うことが少なく、使う筋肉も限られているため、サイクリングをすることで全身運動(ただ足を使ってペダルをこぐだけでなく、姿勢を保ったりハンドルを引いたりします)になり気分も爽快です。

ただ、落車(自転車で転ぶこと)する危険は常にはらんでいますし、交通事故にも遭いかねませんので安全第一でルートを決め、慎重に楽しんでいます。

そういったことから自転車で起こるスポーツ障害やケガについては特に力を入れて取り組んでおり、実は仕事の勉強を兼ねた趣味だったりしますね。

ひな祭りよもやま話

今日は3月3日、ひな祭り(ここ長野市では来月4月3日がひな祭りですが・・)です。

そもそもひな祭りとは? と思い調べてみると
人形(ひとがた)、あるいは(かたしろ)と呼ばれる草木、または紙やワラで作った素朴な人形に、自分の災厄を移して海や川に流した祓いの行事と、平安時代に始まるお人形遊び(ひいな祭り)とが長い間に結び付いたのが現在のひな祭りです。
(日本人形協会HPより)
ということだそうです。

ここからは雑談ですが、ひな祭りに飾られるあの菱餅!
あの色(桃色、白、緑)には由来や意味があるそうです。

まず下段の緑には「健康、長寿、厄除け」の意味があるとのこと。
着色として多くの場合ヨモギが使われているのですが、実はヨモギの成分には浄血作用(血液をサラサラに)や食物繊維が豊富という健康効果があるようです。

そして真ん中の白には「清浄、子孫繁栄」という意味が込められています。そして白餅には菱(ひし)の実(ヒシという水草に含まれる実)が練りこまれており、滋養強壮と血圧を下げる効果が期待できるそうです。※ちなみにこの菱の実は乾燥させると棘が硬くなり、昔は忍者が使うマキビシになっていました。

最後に最上段の桃色には「魔除け」の意味が込められています。着色にはクチナシ(庭木や植え込みなどで広く栽培され真っ赤な実をつける)が使われており、漢方薬としても使われていますので解毒効果、主に血流改善、眼精疲労等に効果を発揮します。

人工の着色料が用いられることも多いですが、天然着色料には様々な効能がありますね。

最後に給食を作っている患者さんの話だと学校によって今日はパンの日なのでひな祭り献立は明日になるとのこと。家でも楽しんで、明日もひな祭りじゃないけど楽しめていい感じですね(高校は明日卒業式のところが多いそうです・・・・)。

フィンランドよもやま話~サウナを中心に

今日はクリスマスイブです。クリスマスと言えばサンタクロース、サンタクロースと言えばフィンランドということで、フィンランドで行われている健康法について書いてみます。

フィンランドで代表的なものがキシリトール、そしてサウナです。

フィンランドの人口は約510万の人口だそうですが、それに対してサウナは160万個もあると言われています。つまり一家に1個サウナがあるということです。まさにお風呂と同じくらいサウナがある計算です。
文化的に生活に溶け込み、フィンランドでは温泉や銭湯に行くような感覚で、リゾート地のサウナや公衆サウナを利用するとのこと。
昔はお産もサウナで行っていたというから驚きです。
そんなサウナ大国にはサウナの入り方があるそうで、以下の手順を踏み、行われます。

1.シャワーを浴び、体の汚れを落とす。(日本のスーパー銭湯などではシャワー前に入ることを勧めていますから対照的です。)

2.サウナに入り、体を温める。2段式になっていて上の方が高温。サウナストーブに時々水をかけながらベンチに座って汗を出す。

3.白樺の小枝で皮膚を叩き、刺激する。

4.体が十分に温まったら、外に出てプールや湖で体を冷やす。

5. 4の後にサウナへ戻り、再び体を温めて発汗を促す。

6.暑さにのぼせない程度にサウナとシャワーを繰り返す。

7.最後にサウナを使用した後は、十分に水分を補給してリラックスする。

テレビや映画などでは4で終わりのようなイメージがありますが、それを何セットか繰り返すのがフィンランド式のようです。

機会があれば体に負担がかからない程度にサウナを利用してみてはいかがでしょうか。

キンモクセイ よもやま話

今回はキンモクセイ(金木犀)について。
整骨院の玄関横にはキンモクセイの木があり、先週から良い香りを漂わせています。

これだけいい香りなのだから、何かしら効能があると思いまとめてみました。

台湾の医学書にも記載されている効用は、「リラックス効果」「ストレス解消(沈静、精神安定なども含む)」です。
甘く高い香りが、日々の生活で溜まった疲労を取り除いてくれます。

その他意外な効果として、胃に働きかけ胃炎等を鎮めたり、皮膚アレルギー、咳や痰止めの効果もあるとのことです。実際の効果はわかりませんが、悪いものではなさそうです。

お茶にもできるそうで、ノンカフェインなので寝る前でも問題ないようです。
寝る前に身体や気分を落ち着かせるのに最適かもしれませんね。

また、香りの効能には炎症を鎮める働きがあるようですから、胃炎の時にキンモクセイの香りをかぐと効果的だったり、皮膚炎などを鎮める効果があったりするのかもしれません。
意外なものにダイエット効果を謳ってい場合もあるようです。
香りの中に食欲を脳内物質「オレキシン」を抑制する効能があるため、食欲を抑えてダイエットにつなげることができとのこと。補助的な目的としては十分に効果的かもしれませんね。

そのほかにも整腸作用、眼精疲労回復、解毒、利尿などの効果・効能があるとのこと。
ここまでくるとまるで万能薬ですが、少なくとも悪いものではないようです。

昔から香りが好まれるため、お茶の他、お酒や調味料にも利用されています。身近なものではデンプンのりもこの香りが利用されていますね。

雨が続き、なかなか香りを楽しめませんが、天気が許せばキンモクセイの香りに注目してみたいですね。

季節外れの雪

4月に入りましたが、今朝から雪が降っています。
長野市の記録だと2013年は4月21日に5センチの積雪があったそうなので、珍しいことではありませんが、久しぶりの雪に加えて雪の下には草があり、足元がかなり悪くなります。

それに昨日から雨も降っているため足元が悪く、夕方外で足を滑らせて転倒し、砂利で膝を強く打ち付けた方も来院されました。僕の本領発揮ということでアイシングや副子固定を行い、松葉杖もついてもらいましたが、本人にとっては大変不本意なことだったと思います。

外出しないことが一番なのですが、もし外出する場合は小股でゆっくりと歩くに尽きるのではないでしょうか。

花粉症

05

最近、来院される患者さんでも多くの方が花粉症持ちでマスクをされたり、花粉症用の眼鏡をかけています。

僕自身は鈍感なのか杉林の中に入っても花粉症の症状が出ません(昨日も趣味の自転車で山道を通ったのですが、症状がありませんでした。)。
そんなことを今日、80代の花粉症持ちの患者さんに話したところ、その患者さんも
80歳を過ぎるまではそんなことはなく、去年あたりにいきなり花粉症が来たとのこと!
耳鼻科の先生からは「年齢に関係なく」、いきなり症状が現れると説明を受けたそうです。

80歳を過ぎての花粉症の発症、まして自分も他人ごとではありません。来年の今頃、花粉症でクルミしながらこの文章を書くことがないよう、むやみやたらに杉などの近くには寄らないようにしようと思いました。

さすがに花粉症の治療などできませんので(もちろん自分の仕事の範囲は全力で頑張りますが)、せめて、空気清浄機を動かして、花粉症の方の対応や自分の予防に努めようと考えています。