治療

茶臼山のキリン

運動量はどの程度が目安?国際基準を紹介

1月も後半に入り、寒さも増す時期に入り始めました。
しかし、例年マイナス10度を記録するようなこの時期もそこまで寒くはなっていません。
今年は暖冬と言った感じです。
そんな時期でもありますが、早くも春や夏場の水不足を心配する方もいます。
どうなるかは分かりませんが、一日一日を大切に生きて行きたいですね。

被害に遭われた方々の一刻も早い復興を祈念申し上げます。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
本日は、1月の運動、運動の目安です。
まずお話しする前に、運動の目安は非常に高いものであり、あくまで目安ということにご注意ください。
それではお話ししていきます。

適度な運動量ついては、幸いにも主要な健康機関で意見が一致しているそうです。
世界保健機関(WHO)、米国疾病予防センター、米国心臓協会の三機関が、有酸素運動について次のようなめやすを出しています。

①ウォーキングなど、中程度の運動を週150分。できれば1回30分を5回に分けるのが理想。
②ランニングなど、激しい運動を週に75分。25分を3回が理想。
③10分未満の運動は1回にカウントせず、できるだけ1週間のうちにまんべんなく分散させる(つまり、1回で90分やっても十分ではない)。
近所を散策するのが好きなら、①の方法がよさそうです。
ハードなトレーニングが好きで、スポーツウェアの洗濯が億劫なら②の方法がいいでしょう。

ただ、もう少し増やしたいという方は中程度の運動なら毎朝の朝食前に1時間歩くというのも理想です。
身体の調子に合わせて行うのも良いのではないでしょうか。

このように目安をお話ししましたが、反対に運動のやり過ぎはあるのかと言う疑問もあります。
答えはどんなにやってもやり過ぎることはないようです。
ただ、身体の限界を超えて散歩程度しかしていなかったのに、急にマラソントレーニングをはじめるのは危険ですから、徐々に増やしていくことがケガや痛みを発生させないためのポイントと言えます。
さらに、歩いていても疲労を感じているなら、すぐに休んだほうがよさそうです。

このように10分未満の運動は効果的ではないため、散歩やウォーキングは最低でも10分以上行い、一度にたくさん行わずに分散させることが大切と言えます。

今週の一枚茶臼山のキリン

茶臼山動物園のきりんです。
最近、九州の動物園から一頭やってきました。
このように新しい仲間がやってくる反面、病気などで亡くなる動物もいます。
生き物であるということを実感させてくれる施設でもあるといえるのではないでしょうか。

真冬へ

一年のスタートをスムーズに!正月太りを解消するコツ

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
昨年は台風などの災害もありましたが、今年1年良い年になると良いですね。

今週の予定ですが、

1月13日(月・祝日) 午前中のみ

受付致します。

被害に遭われた方々の一刻も早い復興を祈念申し上げます。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。

本日は、正月太りを解消するコツです。

お正月も終わり、新しい1年がスタートしました。

年末年始は食べ過ぎることが多く、体重計に乗ってびっくりしたという方も少なくないはずです。

体内リズムの観点から「お正月太り」を解消する方法についてお話ししていきます。

その方法とは体内リズムのリセット、食べ方の工夫、有酸素運動です。

体内リズムのリセットは朝日を浴びて、決まった時間に朝食を食べることです。

体内時計をリセットすることも大切です。

この体内時計は体調のコントロールだけと思われがちですが、この時計が狂うとエネルギーを貯めるために脂肪を付けようと働くことが多くなります。

また、代謝を下げてエネルギー消費を抑制しようとするため、更に脂肪がつきやすくなってしまうのです。

そういった意味で早めに生活のリズムをリセットしていきましょう。

朝食には体内時計の調整役であるセロトニンというホルモンの材料となるトリプトファンを意識して摂取するのがおすすめです。

トリプトファンは、卵や大豆製品、乳製品、バナナ、魚、肉などに多く含まれていますから、牛乳や納豆、卵焼きや目玉焼き、焼き魚、肉類などをとることで整えられやすくなるのです。

食べ方の工夫も大切です。

その工夫とはベジタブルファーストとスローチューイング、夕食を減らすことです。

ベジタブルファーストとは文字通り、野菜を先に食べることです。

これにより血糖値の上昇が緩やかになるため、太りにくくなります。

この方法を利用して、食事の際は野菜(食物繊維)や汁物を先に食べ、次に肉や魚などのタンパク質、最後にご飯やパンなどの糖質の順番で食べるというのがおすすめです。

スローチューイングはゆっくり食べることです。

ゆっくり食べる方が食後の消費エネルギーが高くなります。

食事はよく味わって、ゆっくり食べることで正月太りを改善する食生活に戻すことができるのです。

夕食は控えめにするのも重要です。

同じカロリーのものを食べても、朝より夜の方が脂肪になりやすいということが知られています。

これは、人の脂肪組織にあるBMAL1(ビーマルワン)という遺伝子によって、夜は飢餓状態に備えて体を脂肪溜め込みモードにするためだと考えられています。

ですから、朝や昼の食事はバランスよくしっかり食べて、夕食は控えめにするとダイエットがはかどります。

最後が有酸素運動です。

摂取エネルギーが消費エネルギーを上回った場合、余ったエネルギーが脂肪細胞に蓄えられています。

その余ったエネルギーが7,000kcalになるたびに、脂肪が約1㎏ずつ増えていくといわれています。

これを解消するのが有酸素運動で、楽しくおしゃべりしながら、ニコニコペースで続けられる中程度の運動になります。

いつもより少し速足で5~10分程度歩くことが最も手軽なものになります。

ちなみに年齢によって適度な運動は異なり、一般的に1分間の心拍数が「138-(年齢÷2)」になるのが、その人にとっての中程度の運動と言われています。

50歳の方であれば138-25で113回程度の運動がそのレベルになるので、これを基準に身体を動かしてみるという方法もあります。

食事や運動に気を付けて、健康管理で心身ともに健やかな生活をスタートさせましょう。

ただし、運動に関しては持病などもあるのでかかりつけの病院やクリニックで相談してから行うことをおススメします。

今週の一枚

日曜日に雪が降りました。

これを書いている日はとても温かいですが、徐々に真冬に向かっていきます。

真冬へ

もじゃーる

台風の影響

昨日の台風17号は長野を直撃しなかったものの強力な風に驚かされました。
幸い、農作物などに深刻な被害を及ぼさなかったようで良かったです。
ただ、非常に暑い一日でとても蒸し暑い日でしたね。
今週は涼しくなるようですから、無理なく過ごせるようにしたいです。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
本日は台風による体調不良です。
以前も似たものを作成しましたが、他の要素も加えながらお話ししていきたいと思います。
台風が来ると低気圧になるということは有名な話です。
しかし、この低気圧が非常に厄介で日本人では1,000万人以上、およそ日本人の6割が気圧の低下が原因で、体調の変化を感じると言われています。
る低気圧によって、頭痛、腰痛、肩こり、耳鳴り、めまい、吐き気の他、以前いためたことのある古傷部分が再び痛み出すことがあります。
こういった症状がいわゆる「気象病」と言われる状態で、特に女性の70%は体調不良やイライラと言った気分的な不調に襲われることがあるのです。
なぜこういった状態になるのかというと、2つの原因が考えられており、空気中の酸素の不足や気圧の低下による身体の膨張によって血管が拡張することが挙げられます。
この二つの原因によって身体の中の酸素不足や血圧の変化が起こり、不調をきたすと言われているのです。

そんな台風の気象病ですが、対策は4つあります。

1つ目が深呼吸です。
深呼吸をすることで、酸素を身体の中に十分貯えさせ、酸素不足の改善を図ります。
2つ目が十分な入浴です。
体温を高めることで交感神経が刺激されて血流が良くなり、血圧の変化にも対応できることが多いと考えられています。
さらに入浴剤などを入れて香りを楽しむことで気分もリラックスし、症状が改善されることも少なくありません。
3つ目がすっぱいものやさっぱりしたものを食べるということです。
例えば、お酢の他、オレンジ、グレープフルーツ、キウイなどさっぱりした果物があります。
これらを摂ることで心身ともにスッキリします。
4つ目は軽く身体を動かすことです。
身体の余計な水分を出すことで気分が良くなることも少なくありません。

このように4つの対策で台風前後の身体の不調を解消しましょう。

今週の一枚

三輪のイオンへ出かけました。
ちょうどリフティングのパフォーマンスを行っているところに遭遇し、その技のすごさに驚かされっぱなしです。
身体能力の高さが良く分かります。
関東を中心に沢山のパフォーマンスをされているそうで、こういった方の活動は貴重ですね。

パフォーマーもじゃーる氏のページ

https://nakazawa-sc.jimdo.com/%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB/

もじゃーる

夕立前後の健康管理

夕立前後の健康管理

お盆休みも終わり8月もいよいよ後半となってきました。
最近は夕立や雨の日も多く、徐々に季節も変わろうとしています。
そんな時は、体調も崩しやすい時期となりますから、お身体に気を付けてお過ごしください。
来院されている方の中でも夏風邪にかかられる方も増えてきていますから、室内の温度管理も慎重に行いましょう。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
本日は夕立にちなみ急な気圧変化による体の不調です。
夕立は、地表の気温が上がり、上空との温度差が大きくなった時、台風や低気圧によって湿った空気が集まり積乱雲(入道雲)ができ上がって発生することが多いといわれています。
そういった時は急な気温の変化や気圧の変化など様々な環境の変化が起こり、強い勢いの雨、夕立が発生するのです。
このようなタイミングは体調も崩しやすく、普段何となく気になっていた身体の重さやむくみ、食欲不振や息のしにくさと言った不調が明確になります。
また、東洋医学的な見方では湿気の影響で身体の水分が滞り不調が出るという見方もあるそうです。

夕立が発生している場合の体調不良は対処のポイントがいくつかあります。
軽い運動、水分代謝です。

汗をじんわり出る程度に身体を動かすと身体の代謝も改善され、不調の回復も期待できます。
室内でもイスや壁に手をついてゆっくり5~10回程度膝を浅く曲げた軽いスクワット(クオータースクワットなど)を何セットかテレビやDVD、あるいはインターネットの動画を見ながらゆっくり行うと、少し汗ばんできます。
体力に自信がある方は相撲スクワットがおすすめです。
これは足を広げて行うスクワットで、相撲の四股の姿勢でゆっくり腰を落としていく方法になります。
実は海外でもこの名前で行われているユニークなエクササイズです。

具体的な手順としては、

1.正面を向いて足を肩幅より大きく広げ、つま先を外に向ける。

2.両手を下ろしてお腹の前で組み、背筋を伸ばす。
→そのまま3秒かけて腰を落としていく。

3.ももと床が平行になるまで腰を落としたら3秒そのまま。

4.ゆっくり1の姿勢に戻していく。

これは通常のスクワットよりもむくみや弱った腰回りの筋肉の改善が期待できる方法です。

これらの運動が難しい場合は半身浴で汗が出る位ゆっくりつかるのもおすすめと言えます。

水分代謝は、常温の水やお茶をこまめに取るのがおすすめです。
汗やトイレで出ていきますが、この循環によって体の不調の改善が期待できます。
同様に水分を多く含むきゅうりや冬がん・すいかなどや水分循環を促す働きのある豆類や食物繊維が豊富なきのこ類を食べるのも有効とだそうです。

このようにして夏の夕立前後の不調を乗り越えていきましょう。

今週の一枚

夏休みは竜王へ行ってきました。
1,000mを超えるとさすがに涼しく快適でしたが、家族は峠のカーブの多さで車酔いになってしまいぐったり…。
なかなか両方ともうまく行きませんね。

夕立前後の健康管理

梅雨だる

梅雨のだるさをラクにしましょう!体操の紹介

毎日どんよりした天気で時々雨。まさに梅雨の季節です。こういった時は何となく体が重く、実際にむくみなどが出ることも少なくありません。そういった状態を改善する体操について今日はお話ししていきます。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム、今日は「梅雨だる」とその改善が期待できる体操の紹介です。
梅雨だるとは梅雨の時期になると起こる体の不調で頭痛、だるさ、関節痛といった症状で原因は気温差と気圧差です。
気温差は交感神経が優位になることによって血圧が上がり、それが不調のきっかけになります。それにより痛み物質の分泌が促され、頭痛や古傷の痛みが起こります。くわえて交感神経が優位になり切れないことで血管収縮ができず体温が下がってしまい、それによってだるさや眠気に襲われます。
気圧差は雨が降ったり止んだりすることで気圧が乱高下し、体質によって脳が混乱して体の不調を引き起こすと言われています。これは内耳の感覚が鋭い人ほど起きやすいとされています。
このような原因で起こる梅雨だるですが、セルフチェックでなりやすい方の傾向分かるそうです。
まず、気圧差が原因の方は、①乗り物酔いしやすい②天気の変化に敏感③新幹線や飛行機に乗った時、耳が痛くなりやすいという三つの傾向が強いです。気温差が原因の方は①暑い時期にのぼせやすく、寒い時期に冷えやすい②天気によって気分に浮き沈みがあるという二つの傾向が強いです。
原因が分かったところで対策を紹介していきます。
まず気温差が原因の肩の対策としてビタミンB群やCの入った豚肉や果物などを食べるとエネルギーになりやすいビタミンB群とストレス耐性が得られるビタミンCが摂取出来ます。スーパーなどでいつもより多めに歩くなど雨の日でも軽い有酸素運動を行うのがおすすめです。体操は基本的に簡単なものがおすすめです。
例えば座っての体そらしです。①背もたれのイスに座る(イスがない場合は、布団を丸めて身体を預ける)。②息を吸いながら、万歳しながら上体をそらし、同時に足のつま先を上げて、足首を上にそらす。③息を吐きながら、もとへ戻す。(10秒行ったら2と3を繰り返す)このように座って身体をそらします。
気圧差が原因の場合は耳を動かす体操が有効です。①両耳をつまみ上と下、横に5秒ずつ引っ張る②耳を引っ張りながら後ろに5回まわす③みみをぎょうざのようにたたみ5秒そのままキープ④耳全体を手で覆い円を描くように5回マッサージ⑤手のひらにアゴを乗せ5秒間上に首を引っ張ってキープする。
また耳栓なども有効なようです。
このような対策を行い梅雨のつらい時期を乗り越えましょう。また足元が悪いので、足首を痛めて来院される方もいらっしゃいます。注意して生活していきましょう。

今週の一枚

近所の大豆島公園です。かつては広大な田んぼがありましたが、現在はすべて公園の敷地になっています。中央には4つの噴水があり、夏場は中に入って遊ぶことができます。長野市は全国的に見ても公園が少ない傾向にあるため、このような公園が市内いたるところに急ピッチで整備されています。

梅雨だる

無理のない程度に体操を

徐々に暖かさから暑さへと変わってきていますね。こういった陽気になると、つい体調を崩しがちになりますから注意してお過ごしください。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラムです。今回も引き続いて「エゴスキュー体操」の基本に触れていきます。
厳密に行うためには姿勢を評価し、きちんとした方法を押さえる必要があるのですが、今回紹介するのはどんな姿勢の方でもまず行っていただきたい体操です。
その体操は「座って腕上げ体操」というものです。
基本的に左右の方の高さが違う方や肩だけ前に出ている、いわゆる巻き肩と呼ばれる状態が片方だけ出ている場合に特に効果的な体操と言われています。

方法ですが、基本的には座って肘を伸ばした状態で両手のひらを組んで前にてのひらを出し、腕を上げていきます。
その時手を見るように顔も上を向き、そのまま1分間キープするというものです。

簡単に説明すると以上のようになります。
補足していくと、座った姿勢では座った際にひざが直角になること、ひざとひざの間に握りこぶし一個分の隙間を作ることです。
座る位置も重要で座面の手前半分に座ります。
足先も親指以外の四つの指が正面を向くようにして床や地面にきちんと足を置きます。
上半身はリラックス、骨盤を前に倒すように軽くお尻を後ろに突き出すようなイメージで座っていきます。
組んだ両手のポイントは、手のひらを天井に向けて真上に伸ばすことです。
この時肩が痛い方や肩が上がらない方は、痛みを感じないところまでで結構です。
そして手の甲を見るように顔を上げていきますが、首などが痛い場合は無理に行う必要はありません。

エゴスキュー体操は無理のない範囲で身体をゆっくり動かし、頑張りすぎないのがポイントです。
そのため、この体操も痛みややりにくさと言ったストレスを感じることなく行うことがとても重要になります。
無理をして行うとせっかくの体操の効果が十分に出ませんし、何よりつまらないはずです。
なので、体操を行う際は痛みや違和感なく、気軽にリラックスして行うように心がけてください。

今回紹介した体操は比較的簡単に行うことができる体操です。
もちろんこの以外にもたくさんの体操があります。
体操によっては行う方のコンディションをきちんと評価して行わないと、痛みが増すものも少なくありません。
もし気になるのであれば、本やDVDを十分に読んだり、見たりしながらこのエゴスキュー体操を行っている講座やスクール、あるいは当院など専門家の確認に元行うのが安全です。

今週の一枚

早朝松代の地蔵峠まで行ってきました。とても天気が良かったのですが、標高が1,000mを超えると寒さがあり、下界との温度差を感じました。

エゴスキュー体操の紹介

徐々に暑い日がでてきました。県外では熱中症も出始めているそうなので水分補給をこまめに行い、この夏も何とか乗り切りましょう。極端な暑さにならないことを祈るばかりです。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラムです。今回は前回に引き続き「エゴスキュー体操」についてお話しします。
エゴスキュー体操には実に600種類を超えるエクササイズがあります。しかし、これらをすべて行うのは不可能で続けることも難しいです。
そのため基本となるエクササイズがいくつかあり、そのうちの一つについて説明します。
もともと自分の姿勢を評価し、その姿勢のタイプに合わせた運動を組み合わせていきます。
しかし、それらを評価する以前にすべてに共通した体操が一つあります。
それが仰向けに寝た状態で足を台などに乗せるだけの体操です。
身体を動かさないので、体操と言えるのだろうかと感じる方もいるかもしれませんが、これだけでの体の各所がリラックスし、場所によっては伸ばされて体操になります。
重力の作用で背中の筋肉がのばされたり、骨盤の姿勢が整えられたりするためです。
具体的な方法について解説していきます。
1・足を乗せるための台やイスを用意する。
2・仰向けに寝て足を乗せる。

基本はこれだけです。
ここから更に姿勢を整えるためにひざと足の付け根(股関節)がそれぞれ直角になるようにするために台やイスにクッションをのせる、ひざの間にこぶしが一個分入るように足を開く、てのひらを上に向ける、腕を45°に開くといったことを行っていきます。

姿勢が完成したらこれを最低5分行ってください。
5分以上行うことで身体が整えられ、これだけでもグッと全身が楽になる方もいらっしゃいます。

ただし、30分以上行うと痛みやだるさが出てくることがありますから、あまりに長時間にならないように注意が必要です。

このほかにも注意点があります。
もし必要であれば専門の書籍やスタジオ、または当院へご相談ください。

基本的に朝行うのが望ましく、事前に水やぬるま湯などをコップ一杯以上しっかりとってから行うことで運動がしやすくなります。なので、朝起きていきなり行うのではなく水を飲んでひと呼吸してから行うことをお勧めします。

今週の一枚

自宅のじゅうたんを捨てに新しい清掃工場へ行ってきました。非常にきれいな工場になっていて、以前のように坂道を登って捨てに行く必要なく、そのまま工場内に入って捨てることができるようになっています。非常に使いやすくなったというのが印象的でした。

連休明け~エゴスキュー体操の紹介~

10連休も終わり、昨日からお仕事という方もいらっしゃるのではないでしょうか。もし連休明けで身体に不調があるようでしたら、ぜひ一度お見せください。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラムですが、本日は「エゴスキュー体操」です。
エゴスキュー体操とは、アメリカで発明された体操です。名前の通りピート・エゴスキュー氏が開発したものになります。エゴスキュー氏はベトナム戦争で海兵隊員として参戦し、戦闘中に大けがを負いました。そして病院でほぼ寝たきりの生活を送ったそうです。けがが落ち着き、動こうとしたところまともに体が動かずショックを受けたのですが、当時の医療スタッフでは彼を助けることができませんでした。その事実を知ったエゴスキュー氏は自分なりに体操を編み出し、試行錯誤を続けるうちに動きの回復を図ることに成功しました。その後、それを理論立てるべく機能解剖学や生体力学、運動学などを学びます。そして形にしたのがエゴスキュー体操なのです。その後その理論は全米に普及し、アメリカの著名人の間にも広がりました。そして2008年に日本にも上陸した日本国内では比較的新しい理論の体操と言えます。
特徴としては筋肉の再教育です。不良姿勢などによって使われなくなった筋肉が体をゆがませた姿勢にしてしまい、それが痛みの原因となっています。なので、その筋肉を体操によって刺激し、再び元の整った体を取り戻そうとする体操です。その特徴についてエゴスキュー氏は三つの「Re(再び)」で表現しています。
・Rediscover the body’s design            (再び、体本来の設計を見直す)
・Restore function(再び、機能を取り戻す)
・Return to health(再び、健康になる)
自分で身体を動かし、本来の健康な状態を取り戻そうという考えがエゴスキュー体操にはあるのです。
体操の種類は簡単で誰でもできるものが多いと言えます。オリジナルの方法は600種類ほどあるそうですが、その中で継続されやすいのものが日本では普及しているようです。一例を挙げると肘寄せや腕回し、足載せ、腰90°体操と言ったものです。これらは姿勢を評価したうえで行うとより効果的なので、もし興味がある方はご自身で調べられるか、当院などにいらっしゃると良いかもしれません。

今週の一枚

今週の一枚です。安曇野へ行ってきました。連休中だけあり、県外ナンバーの車が非常に多く、知名度の高さをつくづく感じました。長野市内は気温が高かったようですが、こちらは爽やかで過ごしやすい気候でした。わさび農場に流れる水もしびれるほど冷たかったのも印象的です。

糖質ダイエットも栄養はしっかりおさえましょう!

三月に入り、本格的に春めいてきました。空気も春らしい匂いとなり、いよいよ春が本格的にやってきそうな雰囲気ですね。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラムですが、本日は糖質制限ダイエットなどダイエットに必要な栄養素についてお話しします。業務範囲の仕事ではないのですが、最近患者さんから人から痩せるように言われたけど、食事制限以外のアドバイスがないので、それ以外にも気を付けることはあるかという質問を受けました。確かに食事制限は重要なのですが、必要栄養をしっかりおさえた上での糖質制限あるいはカロリー制限ダイエットが大切です。

そんなダイエットに大切な基本栄養素を5つ紹介します。その栄養素は「」、「ビタミンB群」、「亜鉛」、「カルシウム」、そして「食物繊維」です。まず「」ですが、この鉄は貧血を防ぐだけでなく、基礎代謝を高める(脂肪を燃やす)のに必要な酸素を全身に送ります。つまり、痩せる燃料を運ぶのが鉄です。
しかし、この鉄は定期的に排出されてしまうため、特に積極的に摂取する必要がある栄養素です。また、性別関係なしに摂取する機会が少ない場合も多く、意識して摂る必要があります。レバーや卵などで摂取できれば良いのですが必要に応じてサプリなどで補うと良いかもしれません。
2つ目が「ビタミンB群」です。ビタミンB群は1、2、6、12や葉酸、ナイアシン、パントテン酸、そしてビオチンの8種類があります。ダイエット中に取っていただきたいのがビタミンB1、2そして6です。この三つはそれぞれ糖質(ビタミンB1)、脂質(ビタミンB2)、タンパク質(ビタミンB6)をエネルギーにする際に消費される栄養素です。つまり、脂肪など摂取した食物を燃やすための燃料です。これらが不足するとせっかく食事制限を行っても燃料がないためわずかに吸収された脂質すら燃やせなくなってしまいどんどん身体にたまって行ってしまうのです。これもビタミンB1は、 豚肉、うなぎ、玄米等に、B2はレバーやうなぎ、納豆、卵、B6はレバー、まぐろ、かつお等に多く含まれます。
3つ目が「亜鉛」です。この亜鉛はヒトの身体のあらゆる代謝に関係する栄養素で、その数なんと約300種類もの新陳代謝に関わっています。そのため、亜鉛が不足すると身体の新陳代謝の能力が低下し、その人が持つ元々のデトックス能力(不要な物質を身体の外へ出す能力)が低下してしまうのです。そのため効率よくダイエットを行うには必要な栄養素と言えます。ただし、この亜鉛は注意が必要で、過剰摂取は腎臓などにダメージを与えるため1日50㎎以下に抑える必要があります。
4つ目が「カルシウム」です。カルシウムは脂肪を燃やしてくれる筋肉を動かす栄養素であることがその理由です。また、多くの人が通常の食生活でも不足しがちな栄養素であるということもおススメする理由です。筋肉が活発に活動してくれないと脂肪を燃やす力である基礎代謝が低下してしまい、いくら食事制限を行っても、わずかに摂った栄養素がどんどん身体にたまって太ってしまいます。また、普段の食生活であっても不足しがちですから、カロリーや糖質の制限を行うダイエットを行うことで更に食事制限を行ってしまうと、深刻なカルシウム不足による低カルシウム血症を引き起こし副甲状腺の機能低下など深刻な体調異常をきたします。そういった状態を予防する意味でもおすすめしたい栄養素です。
最後におすすめしたいのが「食物繊維」です。ダイエット中はとにかく不足しやすい栄養素です。これは一般に言われる身体のデトックス作用を助けるだけでなく、水溶性食物繊維と呼ばれる種類はゲル化して余分な脂肪を吸着して体外へ排出するという作用もあります。そういった意味で余分な脂を落とすためには必要な栄養素と言えます。このように基本栄養素をサプリで摂ることも重要です。
しっかりダイエットを行ってもビタミンやカルシウム、鉄分に食物繊維、そして亜鉛がないと十分な効果を発揮しないということに注意してください。

今週の一枚

朝、篠ノ井の信里地区の小学校からの一枚です。寒いものの空気は澄んでおり、北アルプスの山々が非常にきれいに見えました。

腰以外の腰痛

最近徐々に暖かくなり、外も雨が降る機会が増えてきました。静岡では河津桜が咲いているそうで、徐々に春の気配も見えてきました。あと少しで長野も春の訪れを感じることができるかもしれませんね。
今週は暖かい日が続くとの予想もありますから、できる範囲で歩いたり、活動できると良いのではないでしょうか。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラムですが、今日は腰以外からくる腰の痛みについてお話しします。
腰が痛いのに腰が原因でないものとして、病気などによるものもありますが、足の付け根の関節が硬いために痛みが出るケースもあります。
そう言ったもののセルフチェック方法として、お尻キック検査が挙げられます。
これは徳島大学の整形外科教授の西良浩一(さいりょうこういち)先生が提唱しているチェック方法です。
方法はうつぶせになって膝を曲げ、かかとがお尻に触れられるかチェックするものです。
この方法で全くかかとに足がつかない状態であればモモの筋肉の硬さなど、腰以外の筋肉や靭帯からくる痛みも疑われます。
さらに左右で行うことによって、片方だけ全くつかないケースも珍しくありません。
更に原因をもも周りの筋肉に求めると、動き出しの痛みや腰を反らした時の痛み(後屈時の痛み)、同じ姿勢で痛みが出るなどと言った症状があれば、その可能性がかなり高くなります。
そう言った状態だとモモが硬いために付け根の関節も硬くなり、さらに腰の関節も動きにくくなって、骨盤が前にお辞儀した前傾状態になります。
そうなると健康な腰回りの筋肉や関節、靭帯にも負担が大きくかかり、腰の痛みが出てくることも少なくありません。

こういった腰痛についても西良先生は、対策を推奨しています。
「ふともも伸ばし体操」というもので、横に寝て膝を曲げ、足首を手で持って固定し、モモを背中の方向へ引いていくことで、モモの前側や体幹(胴体のこと)のインナーマッスル(深いところにある筋肉)が伸ばされていくのです。
これを左右の足で10秒3セットずつ行うことを推奨しており、行った場合はモモの前側の筋肉が伸ばされ、骨盤の前傾も徐々に改善されていくようです。

当院に来院される方で該当するケースではこのようなことを積極的に行っており、効果を強く実感される方も少なくはありません。

もし気になるようであればご相談ください。

今週の一枚

所用で新潟県の上越まで行ってきました。さすがに2月だけあり、非常に雪が積もっており、車より高いところまで積み上げられていました。五月の連休中にも雪が残っていますから、こちらの春はやや先のようです。