予防

開智学校

年末を健康に過ごす

毎年寒い時期なのですが、今年は温かい日も多く暖冬の様相を呈してきました。

暖かいのは良いのですが、何となく温暖化が進んでいるという気もしてちょっと不安になります。

いずれにしても環境のことについては、できることをやるだけです。

さて、年末年始の休業についてお知らせします。

12/31(火) 午前中のみ

1/1(水)~1/3(金) お休み

1/4() 午前中のみ

なお、急患は対応いたしますので、よろしくお願いします。

被害に遭われた方々の一刻も早い復興を祈念申し上げます。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。

本日は、年末の健康な過ごし方です。

年末年始のこの時期には時間やエネルギーが多く必要とされ、ストレスの多い時間を過ごすことも少なくありません。

年末の締め切りがあったり、家庭や仕事も慌ただしさ、さらに忘年会やクリスマスでおいしい食事をしたり酒を飲んだりする機会の増加や睡眠スケジュールの乱れが起きる時期でもあります。

そんな時期に健康的に過ごすコツとして、計画を立てる、習慣を直す、砂糖やアルコールを意識して控える、期待値をはっきりさせて何が大事かをしっかりさせると言ったものがあります。

まず、計画を立てることです。

自分は今何が大変かを知り、問題に対処するための計画を立てます。

予定やすべきことを吟味して誘惑に負けてしまったりする可能性が最も高い日や週を見極めます。

そして対応します。

例えば職場の忘年会前にはたんぱく質や食物繊維を含んだものを食べると言ったものがあります。

2つ目が習慣を修正することです。

自分に必要なものを無視することがあってはいけませんが、理想的な食事や運動のルーティンを続けることが難しいと感じる場合は、それを守ろうとして自分にプレッシャーをかけないことが大切です。

料理する時間がない場合、料理で手抜きをしたり出来合いのものを買っても良いです。

運動は短時間で達成できる簡単なものを実践したり、家でラジオ体操をこなしたり、体を少しでも動かせば、全く動かないよりも心身に良い効果が得られます。

このように習慣を少し変えることで年末も乗り切れやすくなります。

また生活習慣も睡眠時間が確保できない場合でもカフェインへの頼り過ぎは避け、水分補給を忘れず(睡眠不足の疲労した細胞は水分を失っています)、エネルギー補給のためにタンパク質や脂質、複合糖質を組み合わせたバランスの取れた食事をすることも大切です。

カフェインの目安として1日に飲むコーヒーは1、2杯にとどめ、午後3時以降は控えることを守りましょう。

3. 砂糖とアルコールの消費はほどほどにする

年末年始には、友人らとの集まりや仕事のイベントなどで多くの甘いものや酒類が出ることも少なくありません。

そのため、年末年始に経験する体重増加の多くは、毎日の食事に上乗せされたこうした追加のカロリーによるものがほとんどです。

こういった対策として、1日の食事の中のどこかで炭水化物を控え甘いものや酒類を飲んでも大丈夫にする余裕を持つ方法や、誘惑が大きな食事や飲み物が用意されている夜のイベントに出席する日はその日1日の前半に野菜やタンパク質を多めに取るなどの対策を立てるようにしましょう。

1時間に飲むアルコールは1杯までにして、酒を1杯飲むごとに水を1杯飲むことで飲酒のスピードを調整することも大切です。

ノンアルコールカクテルだけを飲んでも問題ありません。

飲み過ぎた夜の翌日に出勤、あるいは家族の集まりに出席し、頭痛がある状態で生産的に仕事をしたり楽しい気持ちになったりすることが大きな支障になりますから、そういったことを避ける努力が必要です。

期待値をはっきりさせて何が大事かをしっかりさせることは重要です。

この時期のストレスの原因は、年末に追われる時間やエネルギー、対人関係の負担の増加です。

自分の時間に境界線を設け、できないことは断ることも大切です。

家族や友人などには、いつならば時間を作れるかを伝え、自分自身の健康や幸せの重要性を思い出すため、カレンダーには運動や人と会う予定、休憩などを書き込むと何が大事かも明確になります。

このほか、年末の忙しさに圧倒されている場合は、一人の時間を設けることが効果的です。

一人で一晩過ごすことができなくても、バスルームで深く息をつくだけで効果がありますから、試してみてください。

今週の一枚

所用で松本まで行って来ました。

せっかく松本に来たのだからと、今年国宝に指定された松本城の裏にある開智学校へ行きましたが、丁寧に補修されていることからとても状態がよく、トイレはバリアフリーで近代化されていたのが印象的でした。

国宝指定を受けたことで来館者も多く、少し混み合っていましたが、もともと学校だけあって多少人が多くともしっかり収容できていました。

開智学校

古岩井整骨院散歩

冬のアルコール摂取

寒い日と暖かい日が交互に繰り返される毎日で身体も不調になりがちです。
風邪でしばらくいらっしゃらなかった方もいるので、注意してお過ごしください。
こういった時期は服や空調に気を付けて過ごしたいですね。

被害に遭われた方々の一刻も早い復興を祈念申し上げます。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
本日は、冬のアルコール摂取です。
12月になると年末やクリスマス、忘年会などお酒を飲む機会が多い季節です。
最近は少なくなりましたが、急性アルコール中毒などで救急車で運ばれるケースも見られる時期でもあります。
ただ、適度な飲酒は疲労回復やストレスの軽減効果があり、少量であれば体にはむしろ良いと言われています。

今回は、そんなお酒との上手な付き合い方であるお酒の適量、おつまみ、注意点についてお話しします。

お酒の適量と言うと大柄な方、小柄な方、強い方、弱い方と個人差がありますが、一つの目安として厚生労働省が推奨している「健康日本21」(21世紀における国民健康づくり運動、健康寿命の延伸等を実現するために政府が推進している運動)では、

1日平均純アルコールで20g以内

と言う基準を設けています。
この基準ではビールが中ビン1本、日本酒1合、ワイン200ml(グラス2杯)、焼酎は90ml(コップ一杯、半合)、ウイスキー60ml(ダブル1杯)です。
やや少ないと感じる方もいらっしゃると思いますが、ほろ酔い程度に楽しめる量として推奨されています。

次がおつまみです。
ポイントはタンパク質の多いものがおすすめです。
例えば豆腐、枝豆、刺身、焼き魚、シシャモなどがあります。
これらは比較的カロリーが低く、タンパク質が多く、しかも脂質が少ないため、塩分や脂質の摂りすぎを防ぐだけでなく、タンパク質がアルコールの分解を助ける酵素の働きを活性化させるため、肝臓の負担を少なくする作用も期待できます。
また、アルコールの吸収は空腹時に最も早く、食べ物と一緒だと遅くなりますから必ず何か食べながらお酒を楽むのが良いですね。

最後に注意点を紹介します。
それは、自分のペースでゆっくり飲む、食べながら飲む、薬と一緒に飲まない、濃いアルコール濃度は薄めて飲む、人にお酒の無理強いはしない、週2日以上は休肝日を作ると言ったものです。
最近は無理強いすることがアルコールハラスメント(アルハラ)と言われていますから、勧める方は十分注意しましょう。

今週の一枚

日曜日の日課で散歩をするのですが、茶臼山から見た朝日はとてもきれいでした。
冬は寒くてマイナスなイメージもありますが、その分空気が澄み、気持ちよく歩くことができます。
ただ、防寒はきちんと行いましょう。
ちなみにこの時はジャンバーはもちろんのこと、厚手の手袋、耳当て、防止、ネックウォーマー、靴の防寒カバーまでつけて歩きました。

古岩井整骨院散歩

続・筋肉貯金で健康寿命を延ばしましょう!

一昨日は秋とは思えない温かさで不思議な感じさえしました。
こういった天気が続くと何となく冬が不安になります。
ただ、これから寒くなることは確実ですから、暖かくなった分儲けものだと思っていきたいですね。

被害に遭われた方々の一刻も早い復興を祈念申し上げます。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
2回に渡って筋肉貯金のお話をしていきます。
今回は、冷え性の影響や骨粗しょう症との関係、腰痛の関係、そして筋肉貯金を減らしてしまう筋肉減少病とも言える病気についてもまとめました。
筋肉は冷え性とも大きな関係があります。
例えば、冷え性の原因として血行の悪さがありますが、筋肉を動かすことでポンプのように温かい血液を送り出すことができるという特徴があります。
しかし、筋肉の量が少ないとそういった機能は低くなり、冷えやすくなってしまうのです。
こういった状態を避ける意味で筋肉を増やしやすい下半身の筋肉をつかまり立ちの訓練を行ったりしながら鍛えていくのをオススメします。

骨粗しょう症とも関係があります。
骨粗しょう症はカルシウムが取り込みにくくなることで発症しやすく、さらに悪化もしやすい傾向があるのです。
そういったことを避けるためには、筋肉を刺激することでスムーズなカルシウムの取り込みを行うことが大切と言えます。
特に女性は骨粗しょう症になりやすい傾向がありますから、意識して筋肉を刺激することが大切です。

腰痛にも筋肉は重要な役割を果たします。
それは身体を支えるコルセットとしての役割です。
身体の支柱である背骨を支えるのが筋肉ですから、その作用はコルセットのようにふるまうこともあります。
そういった意味で身体の胴体の筋肉を鍛えることも大切ですが、下半身を鍛えることで下半身を支えるために胴体の筋肉も鍛えられるので胴体も下半身も両方も出来ないという場合は下半身を中心に行うのがおすすめです。

最後に筋肉貯金を減らしてしまう病気を紹介します。
それは糖尿病です。
糖尿病は体内に取り込んだ糖分が分解できずに身体に蓄積されてしまう病気ですが、この分解に筋肉が重要な役割を果たします。
この筋肉が減ることで糖尿病が悪化し、悪化することで動きが少なくなって筋肉が減るという悪循環になってしまうのです。

このように筋肉を貯金するのは大切なことです。
難しい場合は下半身だけでも鍛えて、健康を維持しましょう。

今週の一枚

いよいよ北アルプスも雪化粧です。
ただ、昨年はすでに白馬村でもこの時期に降雪がありました。
暖冬の気配もありますが、来月は意外と大雪が降る、ということも否定できません。
なので、油断せずに雪対策をしっかりしていきましょう。

巴の錦

意外に多い11月の食中毒

日に日に寒さも増してきています。
冬のえびす講も中止となりましたが、その分一日も早い復興を目指して頑張っていきましょう!

今月の予定は

11月23日(土・祝) 午前中のみ受付

です。
被害に遭われた方々の一刻も早い復興を祈念申し上げます。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
今回は意外に多い11月の食中毒です。
食中毒と言えば夏と言うイメージがあります。
確かに病原性大腸菌やサルモネラ菌と言った食中毒を代表する細菌は夏場に多いです。
しかし、冬場もそれらは多く、それに加えてこれらの細菌以外の原因によっておこる食中毒である「ウイルス性食中毒」が一年で一番発生しやすい時期になります。
代表的なものがノロウイルスです。
このウィルスはきっかけが食中毒なのですが、そこから人から人へ感染していくという特徴があります。
病院や学校で発生すると広がりは一気に進み、そういったものを含めると一年で一番食中毒が多いのがこの11月から2月にかけてということになるのです。
この発生源は、カキ、アサリ、シジミなどの二枚貝が主なものですが、さらにウィルス性の食中毒はこれらにとどまらず、食器や人を介して拡大していきます。
さらに症状も強く、少量でもウイルスが体内に入ると腸内で増殖して、吐き気やおう吐、下痢、腹痛などを引き起こすのです。
特に幼児や病中病後の方、高齢者の方は重症化しやすい傾向にあります。

こういったウィルス性の食中毒ですが、一度感染したら十分な水分確保と栄養補給で脱水症状を回避するという手段を取るのが大切です。
そして医療機関を受診する場合でも感染拡大を防ぐために事前に連絡を入れ、医療機関の指示に従って受診することが必要と言えます。

このウィルス性の食中毒、特にノロウィルスの予防で気をつける方法は主に3つあります。
それは日常生活、感染者に対する対応、食生活です。

日常生活では、帰宅直後や調理の前後、食事の前、トイレの後などこまめに石けんを使って、指の間、爪の内側までていねいに手洗いをする。
生食用以外の魚介類は85度以上まで加熱、まな板、ふきんなど台所の調理器具に家庭用塩素で殺菌をする。
普段から適度な運動を行い、栄養や睡眠などを十分にとって体調を管理と言ったものが大切です。

感染者に対する対応ですが、便や吐いたものを片付けるときは、使い捨ての手袋やマスク、ペーパータオルを利用し、処理後はビニール袋に密封し、家庭用の塩素系漂白剤など消毒液を加えて捨てる。
汚れた床や家具、衣類、調理器具、食器などは水で薄めた家庭用塩素系漂白剤で消毒し、処理後は自分の手をていねいに洗うことがポイントです。

食生活はヨーグルト、オリゴ糖など、腸内の善玉乳酸菌を増やす食品を積極的に摂る、抗菌作用のある、におい成分が強い野菜、ハーブ、薬味などを利用する、タマネギ、梅干しなどの殺菌、解毒作用のある食品を摂ると言ったことが大切です。

これらの対応を行ってウィルス性食中毒をうまく乗り切りましょう。

今週の一枚

近所の愛好家の方から大豆島原産の菊「巴の錦」をお借りしました。
非常に美しい花で二色の菊という珍しい品種です。
詳細(http://www.ngn.janis.or.jp/~mameyaka/tomoenonisiki.html

巴の錦

冬に向けての健康管理

水害後の復興は道半ばですが、長野もいよいよ寒さがやってきました。
午前中の気温は10度台となっており、夜も徐々に寒くなっています。
こういった時は体調を崩しやすく、来院される方も風邪気味の方が増えていますから、冬への季節の変わり目には気をつけていきましょう。

今週の予定は

11月3日(月・祝) お休み

です。
被害に遭われた方々の一刻も早い復興を祈念申し上げております。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
今回は冬に向けての健康管理です。
いよいよ今週末から11月となります。
例年長野では11月には初雪を見ることが多く、いよいよ冬へ向かって季節がシフトしてきました。
そんな時期の健康管理のポイントとして、休息、暖をとる、手洗いやうがいです。

休息は、十分な睡眠をとることと生活のリズムを整えるということです。
十分な睡眠に関しては個人差がありますが、6~8時間程度が良いとされています。
また参考ですが、厚生労働省が2014年に提唱した睡眠12箇条も参考になりますので、紹介しましょう。

健康づくりのための睡眠指針 2014~睡眠 12 箇条~

1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。
2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。
11.いつもと違う睡眠には、要注意。
12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。

です。
生活のリズムは仕事や家事で難しいですが、テレビは録画したり、家事を早めに行うなどして就寝時間と起床時間はあわせましょう。
土日祝日も平日と同じ時間にあわせると、かなり整います。

暖を取ることは、ぬるめのお湯にゆっかり浸かることや一日三度の食事をとり、食事はなるべく温かいものを選ぶというのがポイントです。
また、衣服で体温調節して体を温めること、そろそろ湿度と温度など部屋の環境を整え、加湿器の使用や換気はこまめに行いましょう。

そして最後は手洗いうがいです。
自分自身も施術の前後はもちろん、仕事の前後や食事の前などこまめに手洗いを行い、建物の外に出る時もうがいを行うようにし始めました。

年々暖冬の傾向となっていますが、寒さは確実にやってきますから頑張って乗り越えましょう。

今週の一枚

戸倉上山田温泉の河川敷です。
芝生の美しい後縁でしたが、濁流にのまれ荒れ地となってしまいました。
良かったころを知っているだけに寂しい気持ちもありますが、できることから復興に向けて行ければと思います。

saigai

災害時の栄養や食生活

先日の台風では甚大な被害が出ました。
亡くなられた方も多く、長野も例外ではありませんでした。
亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

幸い整骨院のある風間や大豆島エリアは深刻な影響を受けることはほとんどなく、今日から平常通り業務を開始します。

今月の予定は

10月22日(火・祝) 午前中のみ受付

です。
被害に遭われた方々の一刻も早い復興を祈念申し上げております。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
本日は災害時の栄養・食生活です。

災害は長野も全く縁のない話ではありません。
栄養摂取はエネルギーになります。
エネルギーは、寒さに対抗し、体力や健康の維持のために大切です。
そのため簡単ではありますが災害時の栄養摂取の注意、ポイント、避難先での体調不良の対策についてお話しします。

避難先での注意点ですが、支援物資が扱いによっては感染源になることがあります。
このことを配慮して行動することが重要です。
感染を防ぐためにできるだけ直接さわらず袋(包装物)ごと持って食べること、配られた飲食物はすぐに食べること、水分を積極的にとること(脱水、心筋梗塞、脳梗塞、エコノミークラス症候群、低体温、便秘の予防)、流水が使えるときは、調理の前、食事の前に流水と石鹸で手を洗うことです。
水分に関しては避難所で控えがちになるのですが、体調不良の原因になるのでこまめに摂取しましょう。

ポイントですが、食欲がない時には、エネルギーのある飲料や汁物、甘い食物を食べること、野菜や果物のジュース、栄養を強化した食品などが手にはいったら、積極的にとること(避難時の食事はビタミンやミネラル、食物繊維が不足しがちです。)、食べにくいなどの支障があったらすぐに医療や食事担当スタッフに相談することです。

避難先での体調不良ですが、なってしまった場合は医療スタッフへ相談します。そして脱水予防のためこまめに水分を摂ること(水、麦茶やほうじ茶などのお茶、果実ジュース、スポーツ飲料が望ましい。カフェイン飲料はあまりおススメできません。)、レトルトおかゆ、缶詰(煮物)などの消化がよく軟らかい食事を摂ること、野菜、果物、野菜・果実ジュースなどビタミン・ミネラル類を摂ることなど可能な限り意識して栄養摂取しましょう。

最後に栄養とは関係ありませんが、避難所の限られた空間では身体を動かす量が減りがちです。
そのため、復興作業に従事していない方は健康・体力の維持、気分転換のために身体を動かすことが重要です。
具体例を挙げていくと、

・脚や足の指を動かす、かかとを上下に動かす脚の運動
・避難施設内や施設外で復興作業の邪魔にならない範囲のウォーキング
・軽い体操(イスに座ってラジオ体操など)

と言ったものがオススメです。

復興に向けて大変ですが、頑張りましょう。

今週の一枚

月曜日、長野市の白馬有料道路付近から見た濁流です。
犀川の中流ですが水量も多く大変な状況でした。
近隣の信号も停電で止まっており、警察の方が交通整理を行っていました。

saigai

転倒予防川柳とは

徐々に涼しさが増してきて過ごしやすい季節となってきました。
朝は寒いくらいの陽気で、いよいよ秋本番と言った印象です。
こういった時は風邪をひきやすいですし、実際患者さんの中でも体調を崩される方が増えています。
お体に気を付けてお過ごしください。
かくいう自分も注意したいと思います。

今月の予定は

10月14日(月・祝) お休み

10月22日(火・祝) 午前中のみ受付

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
本日は転倒予防川柳です。
この転倒予防川柳は日本転倒予防学会が毎年全国で公募して転倒にまつわる川柳を集めている取り組みになります。
先日、以前の職場の同僚が参加し、面白い取り組みだということで聞いたことから今回話題にしました。
早速優秀作品をいくつか紹介していきます。

口先の 元気に 足が追いつかず(2011年大賞)

コケるのは ギャグだけにして お父さん(2012年大賞)

あがらない 年金こづかい つま先が(2013年大賞)

つまづいた むかしは恋で いま段差(2014年大賞)

滑り止め つけておきたい 口と足(2015年大賞)

転んでは 泣いていた子が 「転ぶなよ」(2016年大賞)

離さない 昔は君で 今は杖(2017年大賞)

昨年の2018年は「つまずきは 孫は分数 祖母段差」が大賞でした。

このほか「怖いもの地震かみなり火事転倒」、「飲み会のシメの言葉が転ぶなよ」、「よくすべる靴とジョークに気をつけて」と言った川柳も入選していました。

いずれも秀逸で、毎年2,000首近くの応募の中から選ばれています。

もし腕に自信がありましたら、日本転倒予防学会『転倒予防川柳』係にインターネットでアクセスし、応募してみてください。

ちなみに今年の応募は終了しましたので、来年以降お楽しみに。

こういった取り組みは全国の病院や自治体でも行われています。

意外と身近なところでも応募があるかもしれませんから、市の広報やかかりつけの病院だよりなども見てみると良いかもしれませんね。

最後に自戒の念を込めて

乱文と 歩行の乱れに 気をつけよう

今日も一日段差や足元を意識しましょう。
涼しい季節になってきましたから、ゆっくり丁寧に歩き、転んだら全身で受けるつもりで行きましょう。

今週の一枚

消費税増税など様々な影響が出ていますが、当院では支払いの新しい試みとしてPayPay(ペイペイ)の導入を行いました。
この支払方法でも窓口負担金を支払うことができますから、もし興味があれば一度お試しください。
意外と簡単に支払いができることに驚くはずです。

森の健康

急に涼しくなってきました

千葉県では台風による停電災害が続いており、さらに最近は豪雨にも見舞われました。
9月は非常に天気が不安定で、長野も熱くなったり寒くなったりを繰り返しています。
風邪をひかれる方も多くいらっしゃいますから、気をつけてお過ごしください。

9月の連休中の予定は以下の通りになります。

9月23日(月・祝)午前中のみ受付いたします。

以上です。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
本日は山や森などの散策による健康効果です。
季節も良くなり、山や森などを散策するのに最適な季節となってきました。
この散策は、山へ行かなくとも植物の多い公園や林でもそれに近い効果が期待できますから、普段の生活にも役立ててみてください。

本題に移りますが、期待できる健康効果は3つあります。
筋肉の刺激、脳の刺激、気分転換など心への刺激です。

筋肉への刺激ですが、歩くことによって全身の筋肉をくまなく効率的に刺激し、筋肉を鍛えられます。
また、室内とは違った地面の感触や時に緩やかな坂、段差と言った障害はより多くの筋肉を刺激し、身体を鍛えさせてくれるのです。
これにより筋肉の量が増えるだけでなく、運動神経を鍛えたり、血行が良くなることで新陳代謝も改善され、美容効果も期待できると言う意見もあります。
さらに首や肩、背中の筋肉を十分に動かしほぐすことで肩こりや腰の張りといった筋肉のこわばりに対しても効果的に作用するのです。
このように歩くことによる筋肉の刺激の他に自宅とは違った環境でバランスを要求されることからバランス訓練や全身を動かすことによる血行促進効果が期待できます。

脳への刺激ですが、歩くことで脳は活性化し、記憶力や思考力を高めてくれます。
これは血行が良くなることにより新鮮な血液が循環して脳にも良い環境になります。
これはある調査で注意力や思考力、意欲などが13%上昇するという報告もあります。
散歩だけでも良いのですが、森や山などを散策することで、より多くの時間歩くことによってそれ以上の効果が期待できるのです。
また歩くスケジュールなどを考えたりするのも脳への刺激になります。

最後が心への刺激です。
散策するようになれば、次はあの場所へ行きたいと思うようになります。
そうなると目標ができ、それに向かって準備しようという意欲が出てきます。
これにより生活が充実し、仕事や日常生活が頑張れるようになるのです。
さらに森や山を散策すれば森林浴による効果で健康増進が期待できます。
木々や鳥などの動物の声、植物に触れることでストレスが軽減したり、心が穏やかになったり、免疫力の向上も期待できるのです。

このように心身ともに大きな健康効果が期待できますからぜひお試しください。

今週の一枚

連休中は親戚の法事などがあり、遠くへはいけませんでしたが、小田切ダムの近くまで行ってきました。
ダム湖に近いくらい幅の広くなった犀川は満々と水をたたえており、風がなく静かな湖面は反対側の山を映し出していました。
右岸は国道が走り、喧騒もありますが左岸は旧道として時折農作業の軽トラックが通る程度で静かです。

森の健康

秋の食中毒

秋の食中毒に注意!

いよいよ9月になり、朝も涼しい日が増えてきました。
日に日に秋へと移り変わり、夏の暑い毎日が少し昔のように感じます。
しかし、まだまだ30度を超える日はたびたびありますから、体調に気をつけてお過ごしください。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
本日は業務とは直接関係のない話題になりますが、「食中毒」です。
秋は一年で最も食中毒が多い季節と言われています。
夏バテによる体力低下、それに伴う免疫の低下によって、普段食べても問題ないものでも体調を崩す原因になることすらあるのです。
更に気温の変化もあり、食品も夏同様悪くなりやすいという時期でもあります。
その上、お祭りやバーベキューなど屋外の飲食イベントも多いことやきのこの採取、自宅での調理と言った原因でキノコによる食中毒も多い季節です。
そんな秋の食中毒の予防方法は3つあります。
それは清潔な道具の管理、十分な加熱、食品の低温保存です。

清潔な道具の管理ですが、いつも以上にまな板や包丁の殺菌や洗浄を行います。
特に魚や野菜、肉など生の材料を扱った後は特に念入りに行いましょう。
調理器具も洗浄後に熱湯をかけて殺菌するのもおすすめです。

十分な加熱も重要です。
食品は加熱によって中に含まれる微量なウイルスや細菌を死滅させることができます。
食品も十分加熱して食べましょう。
目安としては中心部を75℃で1分以上加熱することです。
鍋やフライパンなどの道具で加熱するのが大変であれば、電子レンジで十分に加熱することも有効と言えます。
広島などの中国地方ではカキを食べる機会が多く、習慣的に電子レンジで加熱してカキを食べ食中毒を防いでいる家庭も多いようです。
ちなみに自分は料理があまり得意でないので、食材を電子レンジで加熱して食べる電子レンジ調理が多いです。

最後が食品の低温保存です。
雑菌の多くは高温多湿を好みます。
この環境では一気に雑菌が増えていくのです。
逆に10℃以下の低温では繁殖が一気に低下し、-15℃以下では活動を停止します。
雑菌を増やさないためには低温保存が重要です。
また、残った生肉などの保管には菌が広がらないよう密封容器に入れるかラップで包むなど、保管の仕方も注意すると良いのではないでしょうか。

食中毒に気をつけて、秋の過ごしやすい時期を楽しみましょう。
無理をせずに過ごし、腰痛やねんざなどのケガにも用心しながら過ごせると良いかもしれませんね。

今週の一枚

黒姫の童話館で仕掛けのある絵本を読みました。この施設は敷地内に童話画家のいわさきちひろの山荘があるなど絵本や童話に関する資料が充実しており、撮影はできませんでしたが、様々な絵本作家の原画なども収蔵しています。

秋の食中毒

夏バテ

残暑の過ごし方~3つのコツ~

8月ももうすぐ終わりを迎え、夏もあっという間に過ぎ去ろうとしています。
暑さにかまけていたのに終わりそうになると何となく物悲しくなりますね。
それでも秋は一年の間でも特に過ごしやすく、活動的な季節ですから前向きに過ごしていきたいものです。

残暑と言う言葉があると通り、涼しくなってきたとはいえまだまだ油断できない時期が続いていきます。
突然の暑さにもきちんと対応して乗り越えていきたいですね。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
本日は残暑の理想的な過ごし方です。
暑さが残ったこの季節、疲れも出やすい時期でもあります。
そんなときの過ごし方ですが、睡眠、栄養、運動の面でいくつか気をつけることで乗り切るのが容易になってきます。

睡眠に関しては、まず寝る前はなるべく暖色系(オレンジ色に近い色)の電灯で過ごすのが良いです。
この色は脳が睡眠に向けた準備を始める色でもあり、この色を浴びることによって良質な睡眠を誘います。睡眠は体力の回復に重要な働きをしますから、しっかり眠って元気になりましょう。
また晩酌の習慣がある方は早めに切り上げ、寝酒にならないようにした方が寝た後の熟睡が良いものになります。
起きる時も血圧の急上昇を押さえるために、目覚ましの音は優しい音にするのがおすすめです。
目覚まし効果を狙った強烈なベルもありますが、急に目覚めると血圧と心拍数が急上昇するので持病のある方は危険です。
また起床時の急な動きは腰をいためたり寝違えになる原因になりますから、運動器(筋肉や関節、骨など)への影響も良くありません。
可能であれば、目が覚めたら5分程度布団の中でゆったりと身体を動かすのがおすすめです。

食事は疲労回復が期待できるビタミンB群をとりましょう。
いろいろな食品の摂取が必要となりますが、ビタミンB1は肉類(特に豚肉の摂取)が、ビタミンB2は乳類の摂取が効率的です。
またたんぱく質も重要ですから、鶏の胸肉などを食べるのが気軽で良質なたんぱく質を摂取できるコツと言えます。
残暑の夏バテで、つい栄養ドリンクに頼りがちですが、カフェインが大量に含まれているものが多く夕方以降は睡眠の質を妨げるので控えましょう。

運動に関してはやや外出しやすくなる季節ですから、爽やかな早朝や夕方気温が下がってから、また日中はスーパーの買い物で一列一列を丁寧に歩いくことでウォーキング効果が期待できます。
室内でも以前紹介した相撲スクワット()を行うのもいいのではないでしょうか。

このように3つの生活習慣を意識して残暑を乗り切りましょう。

今週の一枚

長野市中条地区へ行ってきました。
移住の話題や過疎化の話題など何かと話題になりやすいこの地区ですが、とにかく景色がきれいです。
少し山を登れば遠く北アルプスの景色が楽しめるだけでなく、下界に比べて爽やかな空気が流れ、昼下がりの暑い時間でも快適に過ごせました。
名物のおぶっこ(この地区のほうとうに似た料理)も野菜たっぷりで栄養もありますし、なによりおいしいのですから夏バテには最適な料理です。

夏バテ