足育(あしいく)とは

成人式も終わり1月も折り返しとなりました。
幸い雪も今の所少なく、晴れた日が続いていますね。
こういった日は寒さ対策をして散歩をしてみるのも良いです。
寒い日が続きますが無理のない範囲で体を動かしましょう。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
今日は足育です。
多くの場合”そくいく”と読むのですが、足育(あしいく)とも読むそうです。
足育とは足や靴について学び、正しい姿勢や歩き方を身に付けてトラブルのない健康的な足や身体を育てることです。
足は非常に重要な身体の部分で、足を使って歩くことは人間の生活を営む上で大切なことですし、足は第二の心臓と呼ばれるように身体の血液を送る上でも大きな役割を果たします。
東洋医学的な見方ですが、内臓など身体のたくさんの部分をつかさどるツボも足の裏に集中しています。
このことから足に注目し、足育を行うのは大切です。
足育には靴の選び方、履き方、フットケア、つめの手入れ、やすりのかけ方、理想的な歩き方、そして姿勢など多岐にわたるため、何回かにわたってこの足育についてお話しします。
今回は靴の選び方と履き方について説明します。
靴の選び方は、まずお店で必ず試し履きをすることです。
通販などで安く買うこともできますが、服以上に実際の履き心地が重要なものになりますから、可能であれば店内で足のサイズを計測してもらい、試し履きをして、軽く往復で歩いてみたり、次にあげるポイントが達成されているか確認してください。
そのポイントとは、①かかとがしっかりしていて硬いこと、②かかとのすき間がなく安定していること、③ひもで調節可能なこと(ひも靴の購入をお勧めします。)、④中敷きと土踏まずがフィットしていること、⑤靴の幅が親指と小指の幅にあっていること、⑥つま先から約一センチ(手の爪分程度)のゆとりがあることです。
更につま先の形も人によって異なるので配慮することをお勧めします。
例えばエジプト型(足の親指が足の人差し指より長いタイプ)の方はオブリーク(親指側がとがている靴)、ギリシャ型(足の親指が足の人差し指より短いタイプ)の方はラウンド(中央が少しとがっているか丸い靴)、スクエア型(足の親指が足の人差し指と同じタイプ)が適しています。

最後に履き方についても大まかに説明します。

手順は3つです。

1・靴の口を大きく開いて足を入れる。

2・履いたら、かかとを床に軽くたたき、靴とかかとを合わせる。

3・足の甲を靴ひもでしめ、最後に靴ひもをしっかり結ぶ。

こうするといつも以上に靴が足と一体になり歩きやすくなります。
是非お試しください。

このように足育を行い、足から身体の健康を保てると良いですね。
次回はケアについてお話ししたいと思います。

本日の一枚

郊外のどんど焼きのやぐらを見に行ったら、大岡村の道祖神の顔が付いていました。
ダルマをアーチ状に組み立てる風間の方法とは違った組み方に同じ市内でしたが不思議な感覚です。