夕立前後の健康管理

夕立前後の健康管理

お盆休みも終わり8月もいよいよ後半となってきました。
最近は夕立や雨の日も多く、徐々に季節も変わろうとしています。
そんな時は、体調も崩しやすい時期となりますから、お身体に気を付けてお過ごしください。
来院されている方の中でも夏風邪にかかられる方も増えてきていますから、室内の温度管理も慎重に行いましょう。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
本日は夕立にちなみ急な気圧変化による体の不調です。
夕立は、地表の気温が上がり、上空との温度差が大きくなった時、台風や低気圧によって湿った空気が集まり積乱雲(入道雲)ができ上がって発生することが多いといわれています。
そういった時は急な気温の変化や気圧の変化など様々な環境の変化が起こり、強い勢いの雨、夕立が発生するのです。
このようなタイミングは体調も崩しやすく、普段何となく気になっていた身体の重さやむくみ、食欲不振や息のしにくさと言った不調が明確になります。
また、東洋医学的な見方では湿気の影響で身体の水分が滞り不調が出るという見方もあるそうです。

夕立が発生している場合の体調不良は対処のポイントがいくつかあります。
軽い運動、水分代謝です。

汗をじんわり出る程度に身体を動かすと身体の代謝も改善され、不調の回復も期待できます。
室内でもイスや壁に手をついてゆっくり5~10回程度膝を浅く曲げた軽いスクワット(クオータースクワットなど)を何セットかテレビやDVD、あるいはインターネットの動画を見ながらゆっくり行うと、少し汗ばんできます。
体力に自信がある方は相撲スクワットがおすすめです。
これは足を広げて行うスクワットで、相撲の四股の姿勢でゆっくり腰を落としていく方法になります。
実は海外でもこの名前で行われているユニークなエクササイズです。

具体的な手順としては、

1.正面を向いて足を肩幅より大きく広げ、つま先を外に向ける。

2.両手を下ろしてお腹の前で組み、背筋を伸ばす。
→そのまま3秒かけて腰を落としていく。

3.ももと床が平行になるまで腰を落としたら3秒そのまま。

4.ゆっくり1の姿勢に戻していく。

これは通常のスクワットよりもむくみや弱った腰回りの筋肉の改善が期待できる方法です。

これらの運動が難しい場合は半身浴で汗が出る位ゆっくりつかるのもおすすめと言えます。

水分代謝は、常温の水やお茶をこまめに取るのがおすすめです。
汗やトイレで出ていきますが、この循環によって体の不調の改善が期待できます。
同様に水分を多く含むきゅうりや冬がん・すいかなどや水分循環を促す働きのある豆類や食物繊維が豊富なきのこ類を食べるのも有効とだそうです。

このようにして夏の夕立前後の不調を乗り越えていきましょう。

今週の一枚

夏休みは竜王へ行ってきました。
1,000mを超えるとさすがに涼しく快適でしたが、家族は峠のカーブの多さで車酔いになってしまいぐったり…。
なかなか両方ともうまく行きませんね。

夕立前後の健康管理