夏バテ

残暑の過ごし方~3つのコツ~

8月ももうすぐ終わりを迎え、夏もあっという間に過ぎ去ろうとしています。
暑さにかまけていたのに終わりそうになると何となく物悲しくなりますね。
それでも秋は一年の間でも特に過ごしやすく、活動的な季節ですから前向きに過ごしていきたいものです。

残暑と言う言葉があると通り、涼しくなってきたとはいえまだまだ油断できない時期が続いていきます。
突然の暑さにもきちんと対応して乗り越えていきたいですね。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
本日は残暑の理想的な過ごし方です。
暑さが残ったこの季節、疲れも出やすい時期でもあります。
そんなときの過ごし方ですが、睡眠、栄養、運動の面でいくつか気をつけることで乗り切るのが容易になってきます。

睡眠に関しては、まず寝る前はなるべく暖色系(オレンジ色に近い色)の電灯で過ごすのが良いです。
この色は脳が睡眠に向けた準備を始める色でもあり、この色を浴びることによって良質な睡眠を誘います。睡眠は体力の回復に重要な働きをしますから、しっかり眠って元気になりましょう。
また晩酌の習慣がある方は早めに切り上げ、寝酒にならないようにした方が寝た後の熟睡が良いものになります。
起きる時も血圧の急上昇を押さえるために、目覚ましの音は優しい音にするのがおすすめです。
目覚まし効果を狙った強烈なベルもありますが、急に目覚めると血圧と心拍数が急上昇するので持病のある方は危険です。
また起床時の急な動きは腰をいためたり寝違えになる原因になりますから、運動器(筋肉や関節、骨など)への影響も良くありません。
可能であれば、目が覚めたら5分程度布団の中でゆったりと身体を動かすのがおすすめです。

食事は疲労回復が期待できるビタミンB群をとりましょう。
いろいろな食品の摂取が必要となりますが、ビタミンB1は肉類(特に豚肉の摂取)が、ビタミンB2は乳類の摂取が効率的です。
またたんぱく質も重要ですから、鶏の胸肉などを食べるのが気軽で良質なたんぱく質を摂取できるコツと言えます。
残暑の夏バテで、つい栄養ドリンクに頼りがちですが、カフェインが大量に含まれているものが多く夕方以降は睡眠の質を妨げるので控えましょう。

運動に関してはやや外出しやすくなる季節ですから、爽やかな早朝や夕方気温が下がってから、また日中はスーパーの買い物で一列一列を丁寧に歩いくことでウォーキング効果が期待できます。
室内でも以前紹介した相撲スクワット()を行うのもいいのではないでしょうか。

このように3つの生活習慣を意識して残暑を乗り切りましょう。

今週の一枚

長野市中条地区へ行ってきました。
移住の話題や過疎化の話題など何かと話題になりやすいこの地区ですが、とにかく景色がきれいです。
少し山を登れば遠く北アルプスの景色が楽しめるだけでなく、下界に比べて爽やかな空気が流れ、昼下がりの暑い時間でも快適に過ごせました。
名物のおぶっこ(この地区のほうとうに似た料理)も野菜たっぷりで栄養もありますし、なによりおいしいのですから夏バテには最適な料理です。

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