梅雨と関節の痛み 症状の変化について考える

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先週から本格的に梅雨のような天気になり、一日中雨が降ったり、昼間降らなくても夜降ったのか朝起きてみると地面や植物が湿っています。

こういった季節、関節の痛みや重さを特に感じやすくなる方々が見えますます。
反対に季節関係なく症状が出たり消えたり、あるいは逆に症状が良くなる方も見えます。

雨と痛みについて。梅雨の時期、特に雨の降るような気圧の低い状態になると、炎症に関わる物質であるヒスタミンが増加すると言われています。ヒスタミンは血管を広げ、血圧を降下させたりもしますが、体を緊張させる交感神経を刺激するという作用もあるため、自律神経系の働きの乱れにも関わってくるそうです。その結果として、腰痛や関節の痛み、頭痛、そして肩こりの悪化、体のだるさなどが出てくるのかもしれません。
このように「痛みを感じる」ことに関わる物質が出てしまったり、神経系の作用によって梅雨の時期に症状が悪化したと感じるのではないでしょうか。

反対に症状が良くなる方の話を聞くと、畑仕事をしなかった。建築の仕事ができなかったなど体にかかる負担が普段よりも軽くなったため痛みが出なかったと考えられます。

このように梅雨によって症状が悪化したり、何かしらの変化があることの対策としては関節部分や体を温めて血液の流れをよくしたり、運動を適度に行って汗と一緒に余分な水分を排出するといったことが有効かもしれません。