準備運動のすすめ

10月に入りましたが、依然として30度近い暑さが続いています。
一方で、朝は10度台半ばと冷え込み、体調を崩しやすい季節です。気温の変化に注意して、衣類の調節をしっかり行いましょう。

また、運動会などのイベントが多い時期でケガも増えてきました。
負傷を防ぐために入念な準備運動を心がけましょう。健康管理と怪我防止のために、適切な対策をとり、この季節を元気に乗り切りましょう。

10月の予定

10月12日(土) 都合によりお休み
10月14日(月) 柔道整復師会のイベント参加につきお休み

以上になります。

コラム

古岩井整骨院のコラム、本日は「準備運動」です。

運動を安全に行うためには、入念な準備運動が欠かせません。
特に走ったりジャンプしたりする際には、筋肉に強い負荷がかかるため、準備運動を怠ると筋肉や関節を傷める可能性が高くなります。
大腿部やふくらはぎは負荷が集中しやすい部位であり、普段あまり運動をしていない人ほど筋肉が硬くなっているため、怪我のリスクが増加します。

筋肉はなぜかたくなる?

筋肉が硬くなる原因の一つは、日常生活の中で体を動かす機会が少ないことです。
長時間のデスクワークや座りっぱなしの生活習慣が続くと、筋肉が収縮しやすくなり、柔軟性が低下します。
運動を急に始めると、筋肉に急激な負荷がかかり、裂け目が生じることがあります。
これがいわゆる「肉離れ」です。特に大腿部やふくらはぎは、体を支える重要な筋肉であるため、ここに大きな負担がかかりやすいのです。

疲労もケガの原因

また、筋肉が疲労している場合も注意が必要です。
疲労した筋肉は硬直しやすく、柔軟性が低下します。
そのため、運動前にウォーミングアップをしっかり行い、筋肉を緩めておくことが大切です。
ウォーミングアップをすることで、筋肉の血行が促進され、筋肉の柔軟性が向上し、運動中の怪我を防ぐことができます。

対策は?

日常的にストレッチを取り入れることも、怪我の予防に役立ちます。
筋肉の柔軟性を維持することで、急な動作にも対応できる体づくりが可能になります。
特に運動の頻度が少ない人や、長時間のデスクワークをしている人は、定期的にストレッチを行い、筋肉の状態を整えておくことが重要です。

運動は健康を維持するために欠かせないものですが、無理をすると逆に健康を損なうリスクがあります。
入念な準備運動を心がけ、体をしっかりと整えた上で、楽しく安全に運動を行いましょう。

今週の1枚

サッカーの試合を告知するポスターが多数並んでいます。
片方は長野県を拠点とする「AC長野パルセイロ」、もう片方は松本市を拠点とする「松本山雅FC」で、これは「信州ダービー」として知られる地元ライバル同士の対戦です。
試合は「10月5日(土)」に行われ、16:30キックオフで「南長野運動公園総合球技場(長野Uスタジアム)」で行われます。