朝方の空気が急に冷たく感じられるようになり、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がまさに実感できる季節となりました。
夏の名残と秋の訪れが交錯するこの時期は、体調を崩しやすいです。
寒暖の差が大きくなり、気温の変化に体がついていけないことも少なくありません。
こういった季節の変わり目には、特に体調管理に気を配ることが大切です。
十分な睡眠と栄養バランスの取れた食事を心がけ、適度な運動で免疫力を高めましょう。
また、マスクの着用や手洗い、うがいなど、基本的な感染症対策も忘れずに。皆様どうぞご自愛ください。
10月の予定
10月12日(土) 都合によりお休み
10月14日(月) 柔道整復師会のイベント参加につきお休み
以上になります。
コラム
古岩井整骨院のコラム、本日は「フレイルドミノ」です。
フレイルとは
フレイルは、健康と要介護の間にある状態で、身体的、精神・心理的、社会的の3種類に分類されます。
これは年齢とともに心身の活力が低下した状態を指し、多くの人がこの段階を経て要介護状態に至ると考えられています。
進行するフレイル:フレイルドミノの発生
フレイルの進行は、体力低下から始まり、外出や人との交流の減少、食生活の乱れにつながります。
これが悪循環を生み、さらなる身体機能や認知機能の低下を招きます。
しかし、早期発見と生活習慣の改善により、この進行を止め、健康な状態に戻ることも可能です。
東京大学の研究によると、健康的な生活のためには、十分な食事、適度な運動、社会参加のバランスが重要です。
特に社会参加は重要で、社会とのつながりを失うことがフレイルの入り口となり得ます。
これは「フレイル・ドミノ」と呼ばれる現象につながり、社会的孤立から始まり、生活の質、生活範囲、心の健康、口腔機能、栄養状態、身体機能の順に低下していきます。
フレイルを予防・改善しよう
フレイル予防のためには、社会とのつながりを維持し、積極的に外出や交流の機会を持つことが大切です。
また、バランスの取れた食事と適度な運動を心がけ、定期的な健康チェックを行うことも重要です。
早期発見と適切な対応により、フレイルの進行を防ぎ、健康で活動的な高齢期を過ごせるでしょう。
フレイルは避けられない運命ではなく、予防と改善が可能な状態です。
個人の努力だけでなく、社会全体でフレイル予防の重要性を認識し、高齢者の社会参加を促進する環境づくりが求められています。
長野市でもそういった取り組みを行っており、積極的に参加することが重要です。
今週の1枚
透き通るような澄んだスープに、コシの強さが伝わる自家製うどんが艶やかに浮かんでいます。
ユニークな具材として添えられた揚げ餅がうどんに新たな食感と味わいをもたらしていました。
緑のオクラと金色のゴマが彩りを添え、見た目にも美しい一杯です。