ひな祭りよもやま話

今日は3月3日、ひな祭り(ここ長野市では来月4月3日がひな祭りですが・・)です。

そもそもひな祭りとは? と思い調べてみると
人形(ひとがた)、あるいは(かたしろ)と呼ばれる草木、または紙やワラで作った素朴な人形に、自分の災厄を移して海や川に流した祓いの行事と、平安時代に始まるお人形遊び(ひいな祭り)とが長い間に結び付いたのが現在のひな祭りです。
(日本人形協会HPより)
ということだそうです。

ここからは雑談ですが、ひな祭りに飾られるあの菱餅!
あの色(桃色、白、緑)には由来や意味があるそうです。

まず下段の緑には「健康、長寿、厄除け」の意味があるとのこと。
着色として多くの場合ヨモギが使われているのですが、実はヨモギの成分には浄血作用(血液をサラサラに)や食物繊維が豊富という健康効果があるようです。

そして真ん中の白には「清浄、子孫繁栄」という意味が込められています。そして白餅には菱(ひし)の実(ヒシという水草に含まれる実)が練りこまれており、滋養強壮と血圧を下げる効果が期待できるそうです。※ちなみにこの菱の実は乾燥させると棘が硬くなり、昔は忍者が使うマキビシになっていました。

最後に最上段の桃色には「魔除け」の意味が込められています。着色にはクチナシ(庭木や植え込みなどで広く栽培され真っ赤な実をつける)が使われており、漢方薬としても使われていますので解毒効果、主に血流改善、眼精疲労等に効果を発揮します。

人工の着色料が用いられることも多いですが、天然着色料には様々な効能がありますね。

最後に給食を作っている患者さんの話だと学校によって今日はパンの日なのでひな祭り献立は明日になるとのこと。家でも楽しんで、明日もひな祭りじゃないけど楽しめていい感じですね(高校は明日卒業式のところが多いそうです・・・・)。