大寒~よもやま話

1月20日、今日は大寒です。
大寒とは、一年でもっとも寒い時期という意味だそうです。

小寒から数えて15日後とされており、小寒から大寒までの15日間と大寒から立春までの15日間の合計30日間を「寒の内」と言うようです。寒さを克服するための様々な行事が行われます(大寒卵と言ってこの時期の卵は滋養が特にあり、卵を食べて一年を健康に乗り切ると言う習わしもあるようです。)。また、寒気を利用した食物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込む時期にもあたりますから、北信でこれらの仕事に従事される方も今が忙しい時期なのではないでしょうか。

大寒という言葉から一年で一番寒い日だと考える方もいらっしゃると思いますが、実際は2月の初めの方が寒いようです。
元々、二十四節気は中国の黄河中流域で生まれ、日本へ伝わってきたためです。
そのため黄河中流域では最も寒い時期が大寒ということになりますが、日本ではほんの少し季節がずれているためのようです(ただし、長野市の平均気温で見ると1月が一年で一番気温が低いそうです)。

今の時期雪かきも多く、身体を傷めたり、痛みを訴えられる方も多く見えます。それに以前傷めた場所が再び痛くなるなど不調も出やすい時期ですから、身体を冷やさないよう無理せずお過ごしいただけたらと思います。