梅雨の過ごし方 後編

ようやく本日長野も雨らしい雨が降り、農作物にはめぐみの雨になったのではないでしょうか。ようやく本日長野も雨らしい雨が降り、農作物にはめぐみの雨になったのではないでしょうか。先日書いた梅雨の話に続きをしたいと思います。

睡眠

十分な睡眠を取る事は、自律神経の乱れを整え気持ちを安定させてくれます。最低でも毎日7時間は睡眠時間が確保出来るのが理想です。また、起床時間は毎朝同じ時間にすると、生活のリズムを安定させる事が出来ますから目覚まし時計を毎日セットすると良いかもしれませんね。理想はお休みの日、土日も同じ時間にすることですが・・・7時間以上の睡眠を取ることに重点を置きましょう。

温度/湿度の管理

1日の気温差が大きいほど、風邪をひきやすくなるなど体調不良になりやすいそうです。天気予報などで最高気温と最低気温をチェックして、夜のお出かけなどの際は衣類を調整出来るようにすると良胃とのことです。また室内対策としては、温湿度計を室内の数箇所にいくつか用意するのが理想。温度と湿度をこまめにチェックでき、室内環境をコントロールしやすくなります。湿度が高い場合には除湿機を使うと良いでしょう。

 食事(食べ方)

梅雨のシーズンは胃腸の動きも衰えやすくなりがちです。この時期の暴飲暴食は、胃腸に特に負担をかけてしまい体調不調の原因になりかねません。梅雨の間だけでも、食事の量を通常より3分の2程減らすことで体調が整うこともあるようです。また、食事をする時はゆっくりとよく噛んで食べるようにします。食べ物を口に入れたら、飲み込むまで30回以上噛むと満腹感を得られると言われていますからゆっくり噛んで食べる事で、暴飲暴食を防ぐ事が出来るのではないでしょうか。

食事(食べると悪いもの)

冷たい物や甘い物、生ものなどのとり過ぎは体が冷えやすくなってしまいます。人の体が冷えると新陳代謝の機能が低下してしまい、老廃物の排出がスムーズに出来なくなる事もあるそうですから、結果下痢、腹痛、むくみなどを引き起こしやすくなりますので注意が必要です。

食事(水分について)

梅雨の体調不良の原因のひとつに、体内に水分が溜まりすぎている事も挙げられます。梅雨は、特に体に水分が溜まりやすいとされる時期ですので、摂取する水分量にも十分注意する必要があります。1日に摂取する水分量は約1~1.5リットル程にキープすると良いでしょう。しかしアルコール類の飲み過ぎには要注意です。

食事(具体的なおすすめ食品) 

●利尿作用、むくみ改善… あずき、大豆、黒豆、そら豆、冬瓜、緑茶、昆布、あさり、はまぐり、きゅうり、トマト、はと麦、とうもろこし、魚類(スズキなど)※これらの食べ物は体を冷やす効果もあるので、冷え性の方は注意が必要です。 ●発汗作用、体を温める…しょうが、ねぎ、にら、香菜、さんしょう、シナモン、しそ、ペパーミント、唐辛子、にんにく、海老など。
●ストレス緩和… おくら、わかめ、セロリ、にんにくなど。
●食欲増進… しそ、らっきょう、ゆず、みかんの皮、さんしょう、香菜(パクチー) 体調不良を感じる時こそ、栄養バランスの整った食事が大事です。生活スタイル上、規則的な食事が取れない場合は、体に必要な栄養素(ミネラル)をサプリなどからとるのも良いですね。

いよいよ梅雨らしくなってきそうです。何とか乗り切って暑い夏に備えましょう。