暑い毎日が続いています。それに合わせて草も勢いよく育っており、草取りをされている方も多いのではないでしょうか。
草取りというと、傷めた身体の痛みが悪化したり、痛みの原因になることも多くマイナスのイメージがありました。
しかし、先日患者さんから面白いお話を聞いたので、まとめてみようと思います。
草刈り機はガソリン式と充電式があり、その患者さんは自宅で充電式のものを使ったそうです。かなり負担がかかる作業というのは容易に想像できたので、症状の悪化はないかというと、全くなかったそうです。
興味深かったので、お話を聞くと、充電式なのでちょうど一時間程度でバッテリーが切れ、充電のたびに休憩をしたり、別の作業をしたりして過ごしたとのこと。
ハッとしたのは、バッテリーの消耗が、強制的に休憩時間を作り出したということです。
一定時間作業をしたら休憩を取るようにというお話を多くの整骨院や病院などでよく行われます。
しかし、実際は作業に集中してしまい、意外と守られないのが現実です。
今回のバッテリー切れはその休憩を強制的に作り出すというのにちょうど良かったと感じました。
実際調べてみると、多くのメーカーが30~1時間程度の稼働時間ということで、身体にも優しいと感じました。
もちろん草の深いところであったり、丈夫な草の場合はガソリン式、エンジン式の方がはるかに優位ですし、狭いところの草は手で取った方が綺麗になります。
ただ、いずれにしても一定時間作業を行った場合、休憩が必要であることに変わりはありません。
これを書いている僕も草取りはしますから、気を付けて作業しようと思います。