正しい靴の履き方

冬の寒さも徐々に緩んできました。こよみはもう春ですから、春の訪れの兆しも見えつつあるのかもしれませんね。
朝になると訪れるマイナスの気温も懐かしく思える日が一日も早くやってきてほしいものです。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラムですが、今回は前回の予告通り小児靴の履き方についてお話しします。
小児と大人では基本的に同じ靴の履き方なのですが、大きく異なる点は大人がひも靴の使用が多いのに対し、子どもはベルクロ(マジックテープ)の靴が多いという点で異なります。
それにつて触れながら説明していきます。

1・まず、ベルトを外して靴を持ち履き口(足を入れるところ)を大きく広げます。
2・次に足を入れて、踵(かかと)が靴と密着するように地面へ靴のかかと部分をトントンと打ち付けます。
こうすることによって靴の中でかかとと靴のかかと(ヒール部分)がフィットします。
3・その後緩んでいる靴の甲の両側を中央に引き寄せて指で上から抑えて足の甲を靴にフィットさせます。
4・最後にフィットした状態を保ったまままベルクロのベルトを引っ張って強く止めて完了です。

ベルクロの場合ひも靴のようにひもで足の甲を締められないので、3の手順は非常に重要なポイントになります。

注意点として、
①かかとが潰されて履いていないか。
②かかとは食い込んでいないか、隙間がないか、かかとを持ち上げた時靴と足にスペースができないか。
③つま先にゆとりはあるか(靴のつま先と足の先端で人差し指の距離が5~10㎜あって、靴の中でつま先がグーパーできる状態)。
④ベルクロで足の甲に押さえつけるように止めているか。
以上の4点が挙げられます。

お子さん自身で行うことが難しい場合も少なくありませんが、目の届く範囲で行ってください。ひも靴がはけるようになったら③よりも④のフィニッシュをひも靴を履く際に重視して行ってください。先回もお話ししましたが、子どもの足は急成長していきます。この時の足の対応で将来の足のトラブルの原因にもなることがありますから、なるべくキチンと履けるようになるのが望ましいですね。

今週の一枚

テーピングのカッティングで使用するハサミを新調しました。ハサミのハンドル部分が使用に耐えられず壊れてしまったのがその理由です。長い間愛用しているブランドのハサミなので、使用し始めてすぐに手になじみ、今日も仕事で大活躍しています。