猫背の見方

猫背の見方~自分の猫背のタイプを知る~

過ごしやすい毎日が続いていましたが、今日からまた暑い日が戻ってきそうです。エアコンも一か月前まで朝は暖房でしたが、今日は冷房で活躍してくれそうな一日になると思います。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム、本日は猫背の見方についてです。

猫背については非常に多くの方が悩んでおり、自分もやせ型のためそういった傾向にあります(プロですが現実そうなのです)。

そういったことから多くの猫背対処法があり、国内外の様々な専門家の方が無数の対処法を見出し、現在も発表を続けています。

これだけ多くの方法があるのには一つ理由があると考えます。それは万人に対応する決定的な方法が内ということです。

Aという方法がその人にとても良く効いたと思えば、同じ方法が別の人の猫背に良く効くということは必ずしもありません。

なので、今回紹介する猫背の見方も一例としてお読みください。

猫背には4つのタイプで分ける方法があります。それは頭、肩、背中、骨盤です。

この4つのいずれかが原因で猫背になっていたり、あるいは混ざり合って猫背になっている場合があるのです。

まず頭ですが、頭が前に出て重心が前に行ってしまって猫背になっているというパターンです。これは若い方ややせた方、背の高い方に傾向があると感じます。

肩は、先日お話した巻き肩によるものです。肩が前に出てしまってそれが原因で背中がまるまってしまうというパターンです。これは筋肉が少なくなってきた高齢の方やデスクワークの多い女性の方におおい傾向があるような気がします。

背中は多くの方が考えるようないわゆる猫背です。これは肩も頭も出ていないのに、背中が丸くなっている方で、高齢者の方におおい傾向があります。ただ、この場合、骨粗しょう症による背骨の圧迫骨折などが起こっている場合もあるため必ずしも筋肉などによる姿勢不良ではない場合も少なくありません。

最後が骨盤です。これは骨盤が前に傾いているパターンと後ろに倒れているパターンがあります。前に傾いているパターンはお尻が出たような姿勢、いわゆる「でっ尻(出尻)」になっています。これは一見背中がまっすぐになりそうですが、腰椎と呼ばれる腰回りの背骨が前に出てしまい、その反動で背中の背骨(胸椎)が後ろに行ってしまって猫背になることがあります。後ろに倒れているパターンはお尻が前に行ってしまい、あたかも無気力そうな猫背になっています。これは骨盤が後ろに倒れることで背骨全体が後ろへ行ってしまい重心を取ろうとして頭や肩、胸全体が前に傾き猫背になるパターンです。

このように4つに分けるというのが一つの見方です。気になるようでしたら家族やタイマーをかけてシャッターを切って横から撮影し、自分の猫背がどんなものなのかを知ることで、まずはどこに問題があるのかを知ることができます。

今週の一枚

先日県外の方も多く訪れる須坂の「とら食堂」へ行ってきました。とてもサービスが良く、ご飯は食べ放題でコーヒーもサービスしています。肝心の味もリンゴを隠し味に使ったドレッシングやタレのしみた焼肉、しょうゆの風味が少しあるみそ仕立てのもつ煮などどれもおいしかったです。息子にはヤクルトをサービスしてくれたのがうれしかったですね。温かい雰囲気のお店でした。僕も普段の患者さんとの接し方について大いに学ぶところがあり、勉強になりました。

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