冬こそ気を付けたい水分補給

初雪が降り、とても寒くなってきました。
身体に気を付けて過ごしていきましょう。

古岩井整骨院の年末年始になりますが、以下の日程でお休みいたします。

12月31日(木) 午前のみ受付

1月1日(金)~1月3日(日) お休み

1月4日(月) 通常通り

年末午前まで受付を行います。

コラム

冬場になると、ついつい怠りがちなのが水分補給です。
夏場こそ熱中症対策で一生懸命水分を摂取しますが、冬になると水分を摂取しないというケースも少なくありません。
実は冬場も水分補給はしっかり行わなくてはいけないのです。
今回、その理由について解説していきましょう。

冬場でも水分の排出はそこまで変わらない

人間の体は約6割が水分です。
そのため、毎日飲食という形で2~2.5リットルもの水分を摂取し、それと同じくらい尿や便などで水分を排出しています。
これは夏場でも冬場でもそこまで変化しないのです。
確かに熱中症対策で水分摂取は重要ですが、それは体温を下げる意味合いもあります。
冬場は体温を下げる必要はないものの、自然に排出される水分を補給する意味で、水分摂取は大切です。

風邪対策にもなる水分補給

風邪の多い季節になってきています。手洗いやうがいはもちろんのこと、水分摂取も大切な対策です。ウィルスは乾燥した環境で活発に活動するため、ウィルスの活動を抑えるためにも水分摂取は重要なのです。実際ウィルスは湿度50%以上になると活動が弱まります。さらにのどや鼻の粘膜が潤うのでウィルスの侵入を抑えることもできます。また、風邪をひいてしまっても発熱や食欲低下、時に下痢や嘔吐、鼻汁などで水分の補給がままならなくなりがちなので、意識して水分補給が必要です。

脳血管疾患や心疾患予防にも水分補給

冬場は室内外の急激な気温差などで血圧上昇を起こしやすく脳卒中や心筋梗塞が起きやすくなります。
これは水分補給も大きく影響しているとされています。
水分摂取が少ないと血液の粘度が上がる、いわゆるドロドロした状態になります。
そういった意味でも血液の粘度を下げる目的で水分補給を行いましょう。

飲酒機会の多い冬場だからこそ水分補給

新型コロナウィルスの影響で飲み会の場も減りましたが、家で飲む家飲みの方も増えてきています。
ついつい酒量が増えてしまいがちですが、こういった場面でも水分補給は重要です。
アルコールには利尿作用があるため、飲酒が過ぎると体は脱水状態となります。
アルコールを飲んだら意識的に水分を補給して、脱水状態を防ぎましょう。
また、悪酔いの予防を目的として時々水を飲むこともおすすめです。

汗をかかないのでのどの渇きを感じない

冬場は汗をかきません。
そのため身体が水分不足に陥っているのが分からないことも多いのです。
そのため、のどの乾きを自覚しにくくなることも多く、冬場は水分摂取が少なくなります。

今週の一枚

早朝の河川敷です。
非常に寒かったですが、川霧や山の景色がとても美しく、幻想的でした。