新しい症状?スマホ指とは?

暑くなったり、寒くなったり、難しい気温の上がり下がりが続いています。
体調の崩れやすい季節ですのでこまめに衣服の調節を行って過ごしていきましょう。

コラム

スマートフォンの普及で、その操作をする頻度が多くなってきました。
そういった背景から指の痛みが生じる「スマホ指」というものが増えてきたので、紹介していきましょう。

スマホ指の症状や対処法についてお話ししていきます。

スマホ指の症状

基本的に指の筋肉や腱に沿って動きの悪さや痛み、そしてしこりなどが出てくる症状です。

手の平や指・前腕部などに硬いしこり

関節に負荷がかかることで、指の筋肉が伸びている、手の平、指、前腕部などに、しこりが現れることがあります。このような症状が現れたら、スマホ指の可能性が高いかもしれません。

指の関節や付け根が痛む

比較的多く見られる症状のひとつが、指の関節や付け根に痛みを感じる症状です。

また、指の曲げ伸ばしがしにくくなったり、痛くて手を握ることができなくなったりする症状も見られます。

スマホ指の対処法

スマホ指の対処法は、使い方の工夫や保護する指サックを使うことです。そして痛みに応じてアイシングなどを行うのも有効です。

スマホの使用頻度を減らす

スマホ指の一番の原因は、指や手を酷使してしまうことにあります。スマホ自体の使用頻度を減らし、指や手にかかる負担を減らしましょう。

スマホを強く握らない

両手でスマホを操作しても、人によっては強く握りすぎてしまい、筋肉や腱に負担をかけてしまうことがあります。肩の力を抜いて力を入れずにスマホを握りましょう。力みやすい人は、スマホは握らずに手に乗せるようにして持つのがおすすめです。

指の関節をアイシング

少しでも痛みを感じたら、痛みを感じた箇所を冷やしましょう。ただ、氷やアイスノンを直接当てると皮膚を痛めてしまうことがあります。タオルに包んで当てて安全に行いましょう。氷は可能であれば砕いて小さくした方がよく冷えるのでおすすめです。

片手だけで操作をしない

スマホを片手だけで操作していると、通常の生活ではあまり使わない筋肉を、酷使してしまう恐れがあります。特に、近年大型化している機種が多く、その負担が大きくなる傾向です。そのため、スマホはできるだけ両手で操作するよう心掛けましょう。

スマホ用指サック

指の保護や安静、固定を行う目的で事務用の指サックをつけてもらうこともあります。ただ、そうした場合スマホの操作ができなくなるので指先にスマホができる加工をしたスマホ用指サックが販売されています。こういったものを使って少しでも負担を減らすという手もあります。ただ、こういったものをつけても使うと症状が出てしまうため、必ず他の対処法と併用しましょう。

通話ができたり、ゲームができたりなど、スマホにはさまざまな機能が詰まっていますが、過度に使用することでの弊害も、多々報告されています。

たまにはスマホを使う手を休め、手を酷使しすぎないように気をつけることが大切です。

すでにスマホ指の徴候が見られる方も、まだ何も起こっていないという人も、これを機に日々のスマホの使い方を改めて見直してみてはいかがでしょうか。

今週の一枚

りんごがたわわに実っています。
共選所付近もりんごを買い求める方、収穫物を納める方でにぎわっていました。