コンドロイチンとグルコサミンの違いとは?

最近徐々に暖かくなり、初夏の陽気も見せ始めましたが朝はまだまだ寒いですね。

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します。
暖かい日が続いていくと良いですね。

コラム

古岩井整骨院のコラム、本日は、健康食品のグルコサミンやコンドロイチンの違いについてです。
最近多くの方がテレビCMによるグルコサミンやコンドロイチンといった成分に興味をもってきています。
そこで今回は、グルコサミンとコンドロイチン、そして一部の企業から発売されているコンドロイチン硫酸について特徴をまとめました。

グルコサミンやコンドロイチン、コンドロイチン硫酸は、いずれも軟骨など体の材料として重要な成分です。そのため、健康食品などで補給することで軟骨などの回復を早めようという目的で販売されるようになりました。しかし、会社によってグルコサミンやコンドロイチン、さらにはコンドロイチン硫酸などが販売されており、どれがどんなものなのか分からない方も多いはずです。

簡単に言えば、コンドロイチン硫酸、コンドロイチン、グルコサミンという順番で体に吸収されやすいとされています。そしてそれらの大元の成分は炭水化物が分解されたグルコースです。それらの違いは次にまとめられます。

・グルコース=大元の成分で、食べ物などから摂取される。軟骨や筋肉に使われるためには繰り返し分解や体内での合成が必要。

・グルコサミン=糖類でコンドロイチンの原料(中間物質)
・コンドロイチン=コンドロイチン硫酸になる前の物質(中間物質)
・コンドロイチン硫酸=分解されて使いやすくなった形。医薬品の成分(保水力がある)

グルコサミンは、アミノ糖と呼ばれる物質で、人体で生成された後に軟骨や結合組織に広く分布するようになります。 一方でコンドロイチンは複雑な構造の炭水化物の化合物で、人体では主に関節の軟骨に存在します。さらにコンドロイチン硫酸は、合成が完成しすぐに使える成分のため、医薬品に指定されています。

このようにコンドロイチン硫酸が最も体に取り込まれやすいとされているのです。もし体内に取り込みやすい製品を求めている場合は、グルコサミン硫酸が入ったものが良いのかもしれません。ただ、これらはケガや痛みを改善するというわけではなく、足りなくなった成分を補給するという意味合いが強いという点を知っておきましょう。

今週の一枚

茶臼山から見たアルプスです。
程よく雪が溶けて美しい雪渓が楽しめますね。