寒暖差疲労とは?

急に秋らしい朝や夜になってきましたね。
風邪や体調不良に気をつけて過ごすようにしましょう。
今月の予定は以下の通りです。

9月18日(土)         お休み
9月20日(月・敬老の日)    午前中のみ受付
9月23日(木・週分の日)    午前中のみ受付

コラム

古岩井整骨院のコラム、本日は寒暖差疲労です。
寒暖差疲労とは、大きな気温の変化に体がついていかない状態を言います。成人の平熱は、個人差はあるものの、大体36℃前後から高くても37℃前半でコントールされているのが一般的です。これは、体の機能を守るために、体温を一定にコントロールする「ホメオスタシス(恒常性)」の仕組みが備わっているからです。

体温の維持に重要な役割を担うのが、自律神経とされています。この神経は、外気温が高いときに、体温を下げるために血流を活発にし、汗をかいて熱を発散しています。一方、気温が低いときは血流を滞らせ、毛穴を閉じて体温を逃さないようにする機能も備わっているのです。

実際、多少の温度の変化であれば、このような体温調節が機能するため問題はありません。

しかし、季節の変わり目などで寒暖の差が大きくなると、体温を一定に保つため、自律神経の働きが必要以上に活発になります。その結果、過剰にエネルギーを消費することになり、体に疲労が蓄積してしまいます。

季節以外にも暖かい室内から気温の低い室外へ移動する場合などは寒暖差疲労がたまりやすいので注意しましょう。

急激な温度変化がもたらす健康リスク

急激な温度変化は、肉体面のみならず精神面にも影響を及ぼします。特に思い当たる原因がない場合は、寒暖差疲労を疑ってみてもいいかもしれません。

●肉体的な不調
頭痛やめまい、肩こりなどの症状がみられます。体内のエネルギーの大量消費により、冷え性を引き起こし、だるさが続いたり、食欲がなくなったりすることもあります。

●精神的な不調
自律神経の乱れにより、イライラや不安、落ち込みなどの精神的なダメージを受けやすくなります。

次回は対策について紹介しましょう。

今週の一枚

長野市信更地区です。
朝霧が出て、そばの花にかかっています。
この霧がそばを霜から守る重要な役割を果たしています。