晴れと夕立が続き、まるで梅雨明け前の天気が続いていますね。
急に気温も上がり、夏らしくなってきたので体調に注意してお過ごしください。
コラム
古岩井整骨院のコラム、今回は「ウーロン茶の効能」です。
中国が発祥の烏龍茶は、日本でも身近に飲まれるお茶として親しまれています。
ウーロン茶といってもいくつか品種があり、「烏龍」「鉄観音」「水仙」「色種」などが有名で、それらを表記して販売している商品もよく目にします。
茶葉が烏の羽のように黒褐色で、龍のように曲がった形をしていることが名の由来だそうです。
誕生したのは16世紀と、中国の歴史の中では比較的新しいお茶でもあります。
そんな烏龍茶は、次のような効能が期待されています。
・脂肪の吸収を抑える
・コレステロールの抑制
・虫歯予防
・美肌効果
脂肪の吸収を抑える
烏龍茶には緑茶にも含まれるカテキンの他に、ウーロン茶ポリフェノールが含まれています。
このポリフェノールが脂肪の吸収を防ぎ、実験でも脂肪量の増加が抑えられたとされています。
これは、脂肪を体内に取り込むリパーゼの働きを阻害し、吸収されることなく、そのまま腸を通り、排泄されることからきてるようです。
コレステロールの増加を抑制
烏龍茶に含まれるカテキンには、肝臓で作られる胆汁酸(消化液)の排泄を促進するため、血中のコレステロールの増加を抑制する効果が期待できます。
虫歯を予防
ウーロン茶ポリフェノールは、歯垢が、歯茎と歯の間に沈着することを抑制する効果があります。
これによって虫歯を予防することが期待され、実験でも歯垢が沈着するのを予防していることが分かっているようです。
美肌効果
ウーロン茶ポリフェノールには、活性酸素を除去するSOD酵素を活性化させる効果があります。
活性酸素は肌細胞を劣化させ、肌荒れや老化の原因になるといわれているので、美肌効果も期待できるのです。
このように様々な効能がありますが、脂肪を抑制する効果については、食事中に飲むのがおすすめです。
また、適量を飲めば体も冷えるので夏の時期にも適したお茶といえるでしょう。
ただし、飲み過ぎると体が冷えすぎて体調不良の原因になるため、多くとも500mLのペットボトル1本程度にしておくのがおすすめです。
今週の1枚
整骨院のあじさいです。
とてもきれいに咲きました。
6月らしいですね。