あっという間に梅雨が明けました。
空梅雨で今後が心配ですが、何とか夏を乗り切っていきましょう。
コラム
古岩井整骨院のコラム、今回は「肝機能を高める」です。
肝臓病が現在増加しており、21世紀の国民病とも言われています。
たんぱく質を合成したり、有害な物質の分解をしたり、グリコーゲンやビタミンを貯蔵したり、消化液の胆汁をつくったりと多彩な活躍をしている肝臓が不調に陥ると様々な症状を発症します。
しかも、発症するころには相当悪くなっていることがほとんどです。
そんな肝臓病の予防をするのに有効とされているのは次の5つです。
- 腹八分目
- 大豆の摂取
- ビタミン類の摂取
- 十分な運動と睡眠
肝臓をいたわる腹八分目
肝臓は、人体の化学工場とも呼ばれており、冒頭でお話ししたように様々な役割をしています。
この肝臓に無理をさせてしまうのが大食いです。
沢山食べると消化をしたり、栄養素を貯蔵したり、あるいは有害なものを取り除いたりと肝臓に大変な負担がかかってしまいます。
そういった負担を軽減するためにも腹八分目は重要です。
肝臓の栄養補給に大豆
肝臓が弱ったり、疲れてくるとたんぱく質を消費します。
たんぱく質を補給する意味でも大豆はおすすめです。
肝臓には良質なたんぱく質が重要で、大豆は豊富なたんぱく質が含まれているからです。
さらに大豆イソフラボンは脂質の発生を抑える働きがあるのでおすすめです。
ビタミン類の摂取
肝臓はビタミンを貯蔵する機能もあるので、ビタミンを十分に補給しておくことで疲れた肝臓に栄養を補給することができます。
特に次のビタミンが重要です。
- ビタミンA:ウナギやレバー
- ビタミンC:ブロッコリー、いちご
- ビタミンE:ごま、ウナギ
- ビタミンB1:豚肉、玄米、ピーナッツ、ごま
- ビタミンB12 :カキ、レバー、チーズ、卵
十分な睡眠と運動
どんなことにも言えることですが十分な運動と睡眠は重要です。
活動的に生活し、十分休んでメリハリのある生活を送りましょう。
今週の1枚
茶臼山のアナグマです。
暑い中活発に動いていました。