ほうじ茶の良さ

志賀高原も雪が降ってきたようです。
だんだん晩秋から冬に差し掛かってきていますね。
来週の予定になります。

11月3日(木・文化の日) お休み

お休みになりますのでご注意ください。

コラム

古岩井整骨院のコラム、今回は「ほうじ茶の良さ」です。
ほうじ茶は、緑茶の成分に比べても優れた成分が多く含まれており、代表的なものとして次のものが挙げられます。

  • ピラジン
  • テアニン
  • カテキン

リラックスさせて体を温めるピラジン

ほうじ茶には焙煎の過程で生まれる「ピラジン」という成分が含まれています。
ピラジンの特徴的な作用が、脳をリラックスさせる効果で、ほうじ茶を飲むとほっと心が落ち着くのはピラジンが活躍しているためです。

また、ピラジンには血管を拡張し血行を良くするとも言われています。
ほうじ茶を飲むと、体がぽかぽか温かく感じられるのはピラジンによるものかもしれません。
寒い地域でも、体を温めてくれるほうじ茶は、盛んに取り入れられています。

テアニン

ほうじ茶のリラックス効果のもうひとつの成分が「テアニン」です。
アミノ酸の一種である旨味成分として知られるテアニンには、心身をリラックスさせる働きがあると言われています。
テアニンもまた、カフェインと同様に玉露のような一番茶を使うお茶に多く含まれる成分です。
土壌の窒素化合物を吸収し、テアニンなどのアミノ酸を合成して成長することで栄養価の高い新芽が育っていくからです。
玉露ほどテアニンが含まれていませんが、カフェインも少ないのでリラックス効果が玉露以上に期待できます。
ピラジンと組み合わせると大きなリラックス効果が期待できるでしょう。

健康成分のカテキン

もともと緑茶は、「カテキン」と呼ばれるポリフェノールが豊富なお茶です。
焙煎の工程で含有量は減少するものの、ほうじ茶にもまたカテキンが含まれています。
カテキンの代表的な効果が抗酸化作用。細胞の酸化を防ぎ、老化yやがん、生活習慣病予防が期待できるそうです。
ほうじ茶に含まれるカテキンの効果を最大限に引き出しつつ、さっぱりとした味わいを楽しむことができます

ワンポイント

ほうじ茶をより美味しく楽しむには、沸騰したお湯を使い短時間で抽出するのがポイントです。
ほうじ茶の香ばしい香りは、熱いお湯で淹れることによって、より一層引き立ちます。
渋みが出ないよう、蒸らし時間は30秒程度にするのもポイントです。

今週の1枚

信田の棚田です。
霧が深く、先まで見通せない位の天候でした。
行き交う車も夜のようにヘッドライトをつけて除行していました。