健康そうなのに栄養失調?~高齢者のたんぱく質について

最近患者さんから聞いた話ですが、高齢のお友達が普通に食事を摂っているのに内科で栄養失調と診断されてしまったそうです。
そのお友達と患者さんは大変驚いたそうですが、実はよくあることなのです。

実は年齢を重ねると、多くの場合、アルブミン(肉や魚などのたんぱく質をもとに体内で作られるもので、筋肉や血管、免疫細胞などの機能に不可欠な成分)を作る力が徐々に弱まる傾向にあります。
だからこそ、高齢者は若い時以上に意識して、肉などのたんぱく質を多くとらないと、アルブミンの減少が加速し、栄養失調や脳血管障害、などさまざまな病気が進行する要因となるのです。

今日はメンチカツの日(3/7→ミシチ→ミンチ(カツ))だそうです。肉などのたんぱく質を摂って健康増進を目指しましょう。