続・筋肉貯金で健康寿命を延ばしましょう!

一昨日は秋とは思えない温かさで不思議な感じさえしました。
こういった天気が続くと何となく冬が不安になります。
ただ、これから寒くなることは確実ですから、暖かくなった分儲けものだと思っていきたいですね。

被害に遭われた方々の一刻も早い復興を祈念申し上げます。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
2回に渡って筋肉貯金のお話をしていきます。
今回は、冷え性の影響や骨粗しょう症との関係、腰痛の関係、そして筋肉貯金を減らしてしまう筋肉減少病とも言える病気についてもまとめました。
筋肉は冷え性とも大きな関係があります。
例えば、冷え性の原因として血行の悪さがありますが、筋肉を動かすことでポンプのように温かい血液を送り出すことができるという特徴があります。
しかし、筋肉の量が少ないとそういった機能は低くなり、冷えやすくなってしまうのです。
こういった状態を避ける意味で筋肉を増やしやすい下半身の筋肉をつかまり立ちの訓練を行ったりしながら鍛えていくのをオススメします。

骨粗しょう症とも関係があります。
骨粗しょう症はカルシウムが取り込みにくくなることで発症しやすく、さらに悪化もしやすい傾向があるのです。
そういったことを避けるためには、筋肉を刺激することでスムーズなカルシウムの取り込みを行うことが大切と言えます。
特に女性は骨粗しょう症になりやすい傾向がありますから、意識して筋肉を刺激することが大切です。

腰痛にも筋肉は重要な役割を果たします。
それは身体を支えるコルセットとしての役割です。
身体の支柱である背骨を支えるのが筋肉ですから、その作用はコルセットのようにふるまうこともあります。
そういった意味で身体の胴体の筋肉を鍛えることも大切ですが、下半身を鍛えることで下半身を支えるために胴体の筋肉も鍛えられるので胴体も下半身も両方も出来ないという場合は下半身を中心に行うのがおすすめです。

最後に筋肉貯金を減らしてしまう病気を紹介します。
それは糖尿病です。
糖尿病は体内に取り込んだ糖分が分解できずに身体に蓄積されてしまう病気ですが、この分解に筋肉が重要な役割を果たします。
この筋肉が減ることで糖尿病が悪化し、悪化することで動きが少なくなって筋肉が減るという悪循環になってしまうのです。

このように筋肉を貯金するのは大切なことです。
難しい場合は下半身だけでも鍛えて、健康を維持しましょう。

今週の一枚

いよいよ北アルプスも雪化粧です。
ただ、昨年はすでに白馬村でもこの時期に降雪がありました。
暖冬の気配もありますが、来月は意外と大雪が降る、ということも否定できません。
なので、油断せずに雪対策をしっかりしていきましょう。