2月になりましたが、相変わらず暖かい日が続いています。
ただ、日中の温度差が非常に激しくなっている時期でもあり、とても体に負担がかかる季節です。
さらに新型肺炎やインフルエンザなどの感染症が流行しており、注意が必要な時期でもあります。
春に向けてもうひと頑張りしましょう。
被害に遭われた方々の一刻も早い復興を祈念申し上げます。
コラム
長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
本日は、冬の体調を整える食べ物について紹介します。
昔から医食同源というように身体に良い食べ物は薬にもなりうるのです。
そんな冬の食べ物について紹介します。
①身体を温める食べ物
身体を温める食べ物は、寒い土地で採れるものや固いものに多い傾向があります。
例えば、りんご、さくらんぼ、ぶどうなど寒い土地で採れるもの、チーズ、漬け物、ごぼう、かぶなどの固いものが挙げられます。
これ以外にも黒砂糖、黒豆、ひじき、醤油、紅茶など黒っぽいもの、海老、赤身の肉、紅鮭、卵、小豆などの暖色(赤やオレンジ、黄色などの色)のものも温める作用があるのです。
また、定番ですがショウガもオススメの食べ物になります。
②免疫力や抵抗力を高める食べ物
疫力や抵抗力をしっかりつけて、風邪や感染病にかからない体を作っておきたいところです。
そんな作用が期待できる食べ物は、かぼちゃ、れんこん、じゃがいも、ブロッコリー、にんじん、春菊が挙げられます。
かぼちゃ、れんこん、じゃがいも、ブロッコリーはビタミンCとビタミンEを同時にとれるものも多く、ビタミンが豊富な食べ物です。
にんじんは粘膜を正常に働かせる力があるビタミンAが豊富で、かぜなどの予防にも適しています。
意外なところが春菊です。
この春菊は、免疫力アップに必要なカロテンの含有量が多く、ゆでると更にその作用が高まります。
これら以外にも食物繊維をふくむ、ごぼうには感染症への抵抗力を高める成分も含まれていることが指摘されているため有効な野菜です。
③栄養が豊富な果物
果物は調理の必要がなく、そのまま洗って食べられるものも少なくありません。
しかし、免疫力アップに効果的なビタミンCが多く含まれているので冬向きの食べ物と言えます。
そんな果物の代表格が、いちご、みかんです。
いちごは100gには50~100mgのビタミンCが含まれており、7~8粒ほどで、1日に必要とするビタミンCを十分に摂取することができます。
みかんはビタミンCが豊富なだけでなく、便秘の解消や疲労回復などに効果があるとされるクエン酸が含まれているのが特徴です。
これら以外には、果汁よりも皮のほうが4倍近くもビタミンCが多く含まれているゆずがあります。
ゆずは調理の手間がいりますが、手元にあれば積極的に使いたい果物です。
これらの食べ物で冬の後半を頑張りましょう。
今週の一枚
聖高原の博物館です。
冬季は閉鎖となっており、中には入れませんが、山奥にあるとは思えないかつての自衛隊機やSLなどが野外展示されています。
持ち込むことの困難さを考えると、当時の住民の方の熱意を感じる展示品の数々です。