菅平

「気を付けて」の効能~いうだけで異なる効果~

暖かい日と寒い日、雪の日と毎日あわただしい日々が続いています。

そんな日が続きながら、世間ではコロナウィルスで日々問題となっていますね。

こういった日が一日も早く明けることを祈って毎日生活していきましょう。

コラム

古岩井整骨院のコラム、本日は「気を付けて」の効能です。

当院では、よく患者さんに「お気を付けて」という言葉をかけています。

実は、この言葉は効能があるため、意識して声がけを行っているのです。

実際にこの言葉をかけると、帰り道にケガをするといったトラブルが減るといわれており、そういった根拠から積極的に実施しています。

患者さんに行った調査ではありませんが、ある調査で建設現場に勤務する方を対象に行ったアンケートがあります。

このアンケートは、家を出るとき、家族から『気をつけてね』の一言がご自身の安全意識を高めることにつながると思いますか?という内容の質問を行ったものです。

その結果として、9割の方々(55人中62人)が「つながる」と回答しています。

このように、気を付けての一言は、意識付けとしてかなり有効です。

家族と整骨院、建設関係者と患者さんという違いはありますが、言っておくだけでも価値があると考えています。

また、耳にさえ入っていれば、潜在意識に記憶されることから、一言言っておくということはとても重要なのです。

統計を取ることが困難なので、気をつけてねと言ったらケガをしないという科学的な証拠はありません。

しかし、以前帰る途中に大けがをした患者さんがいたことから、それ以降意識して声掛けを行っています。

ここで開業してからはこういったことはありません。

しかし、そういったことはいつ起こってもおかしくないことですから、起きないことを願っています。

このようにちょっとした言葉にも、意味を持たせることもあるのです。

今週の一枚

菅平の一枚です。

雪がまだ多く残っていますが、スキー場は雪が少なくなっていました。

今年はスキーシーズンも早く終わる可能性もあるかもしれません。

菅平