一雨ごとに、涼しさから寒さへと季節が移り変わっていきます。
今年は特に、急激に気温が下がり、一日で10度以上寒くなることもあります。
皆さま、どうぞ体調管理には十分ご注意ください。
10月の予定
10月12日(土) 都合によりお休み
10月14日(月) 柔道整復師会のイベント参加につきお休み
以上になります。
コラム
古岩井整骨院のコラム、本日は「生体リズム」です。
生体リズムとは
すべての生物—動物、植物、そして微生物までも—が持つ生命現象の周期的な変化を「生物リズム」または「生体リズム」と呼びます。
生物は生存、繁殖、種の保存に最適な環境を選択する際、形態や生活空間と同時に、時間的な構造も重要視しています。これこそが生体リズムの本質であり、生命活動や行動は一定の時間間隔で繰り返されるのです。
加齢に伴い、生体リズムは大きな変化を見せることが分かってきました。特に、日周期(サーカディアンリズム)の変化が顕著であり、その振幅が次第に低下します。これは、1日を通して体調や身体機能の変動が小さくなることを意味します。また、サーカディアンリズムの周期が地球の自転である24時間に近いほど、寿命が長くなるとされています。
さらに、食事のリズムも加齢や老化に影響を与える重要な要素です。加齢によって食事のリズムが乱れると、その結果として老化が加速されるということです。
生体リズムの変化は加齢の自然なプロセスですが、その変化がさらに加齢を進行させる要因となることもあります。
生体リズムを整えるためのポイント
毎日決まった時間に起きる
体内時計をリセットできるのは朝だけです。前夜に遅く寝たとしても、起床時間はできるだけ一定に保ちましょう。
6~7時に起床し、1時間以内に朝食を摂る
朝食には糖質とたんぱく質を一緒に摂るのがおすすめです。糖質は血中インスリンの分泌を促し、体内時計を調整する時計遺伝子を動かします。また、たんぱく質を摂ることで、インスリン様成長因子が分泌され、体内時計の調整が進みます。
朝食後~昼食前に軽い散歩をする
激しい運動は夕方が適していますが、この時間帯に軽いウォーキングをすることで、血糖値の調整や代謝の促進に役立ちます。特に、ダイエット中の方や高血糖が気になる方におすすめです。
就床時間は多少のバラつきがあっても問題ない
寝る時間は日によって変わっても、起床時間を一定に保つことで、生体リズムの乱れを最小限に抑えられます。
これらを意識して身体を整えましょう。
今週の1枚
黒部ダムの放水の様子です。
黒部ダムは、日本有数の観光名所であり、特にこのダイナミックな放水シーンは訪れる人々を魅了します。
巨大なアーチ式ダムから勢いよく流れ落ちる水の迫力は圧巻で、周囲の雄大な自然とのコントラストが一層美しさを引き立てています。
遊歩道から放水の様子を間近に見ることができ、その壮大なスケールを体感できるのも魅力の一つといえるでしょう。