猫背の原因や自分でのチェックを紹介

最近暑い日が続いています。若い方も熱中症のような症状で不調を感じた方もいますので注意してください。

コラム

古岩井整骨院のコラム、今週は猫背の原因やセルフチェック法についてです。

1.猫背の原因とは
猫背は骨盤が後ろに傾き、首や肩甲骨が前に出てしまう状態です。
この原因は、筋肉のこわばりや筋力不足、そして性格といったものが挙げられます。
骨粗鬆症による背骨の骨折でも引き起こされますが、ここでは筋肉や性格に関して説明していきましょう。

筋肉に関するものは胸の筋肉や物の筋肉が固まることで背中が丸まる背中猫背がよくしれられています。
また、大腰筋といわれる腹筋よりも奥にある筋肉が固まってしまう腰が丸まった腰猫背もあります。
これら以外にも長時間のパソコン操作やスマホ首からくる顎猫背、モモの筋肉が固くなって反り腰になりお腹が前に出ているお腹猫背もあるのです。

筋力不足は背筋が弱いと姿勢が保持できなくなって猫背になることが少なくありません。
これは高齢者や体が弱った方に多いので注意しましょう。

性格によって起こるものもあります。
内向的な性格やストレスをためやすい性格の方です。
こういった方は、自然と目線が下に行きやすい傾向があり、この目線によって猫背姿勢になります。

これらの原因で猫背が引き起こされるのです。
補足として足を頻繁に組んだり、座った際に骨盤が後ろに倒れた姿勢になっても猫背が起こるので日常生活の動作にも注意しましょう。

この猫背によって外見不良以外にも消化機能が低下し、体調不良を引き起こすケースもあるので、改善するのが重要です。

2.猫背のセルフチェック法
猫背は自分でこまめにチェックするのがすすめです。
方法は、壁から30cmくらい離れ、正面を向いて直立しましょう。
次に、その状態のまま後ろに下がっていき、壁にぴったりと身体をつけます。
この際に頭、背中、お尻がついていること、壁と腰の間にできたすき間に手が「ギリギリ」入ること、お尻と背中が同時につくこと、これらをクリアすれば猫背ではありません。

しかし、お尻よりも先に背中が壁に付く(背中猫背)、お腹がポッコリと出ている(腹猫背)、頭がつかない(顎猫背)などが疑われます。

改善については次回お話しします。

今週の1枚

今週の一枚。本日は信更の田んぼです。ずっと続く青々とした田んぼは必見です。