残暑には「酢」

朝は寒いくらいになってきましたね。

快適に過ごせるように気を付けていきましょう。

コラム

古岩井整骨院のコラム、今回は「酢」です。

酢は、昔から夏バテの対策として用いられてきました。
昔は、酢を使った料理を食べると元気になるといった感覚的なものでしたが、現在はその効能についても分析されています。

主に活躍するのが、酢の中に含まれているクエン酸です。
クエン酸は、筋肉の中にある、疲労がたまると多く生み出される乳酸に作用します。
乳酸とクエン酸でつながることによって、クエン酸回路が活性化し代謝の向上が起こり、乳酸が疲労前のピルビン酸に戻る作用があることから疲れに効果があるといわれています。

また、酢の持つ酸味は食欲増進にもつながり、酢のものやサラダの味付けに使用しても効果的です。
直接酢を飲む習慣も出てきており、最近では飲みやすいフルーツビネガーも登場しています。

パイナップルやブルーベリーなどの果汁に酢をブレンドすることによって、飲み物に入れても飲みやすい酢が多く誕生しています。

お酒が飲める方は、柚酢もおすすめです。
すっきりした味わいの甲類焼酎で割ってサワーで楽しむのもヘルシーで疲労回復の効果が期待できます。

このように上手に酢を取り入れて、残暑の夏バテを乗り切りましょう。

今週の1枚

顕微鏡で見たイワシの鱗です。
細かな部分まで機能を意識した構造だと感じました。