連日、朝は寒い日が続いていますね。
ただ、昼間になると驚くほど暖かくなることも珍しくありません。
日中の寒暖差に注意して生活するようにしましょう。
コラム
古岩井整骨院のコラム、今週は「お酒の習慣」です。
寒くなるとお酒を飲む機会が増えます。
お燗で晩酌という方も多いのではないでしょうか。
お酒は緊張をほぐし、人間関係を円滑にする効果があり、適量飲む分には良い作用も少なくありません。
しかし、連日大量に摂取すると依存症になることも多いのです。
このような状態になって、慌てて断酒を進めても良いことはありません。
実際、急な断酒で禁断症状が発祥することも珍しくないからです。
こういった禁断症状として現れるのは、以下のような症状です。
- 不安
- 頭痛
- 手の震え
- 動悸
急な断酒をして数時間後に症状が出てしまうケースも少なくありません。
しかも、この禁断症状には個人差があり、重度になると命に関わることも多くあります。
ただ、症状の重さと酒量は比例することが分かっており、どんな方であっても多量の飲酒は、常に脳が抑制された状態を引き起こします。
加えて、急に中断すると脳が暴走し、落ち着かなくなることもあり、場合によっては幻覚やてんかんも出ることがあります。
多くは禁断症状は起きないもののお酒を飲んでいる人の4%は依存症といわれているデータもあるので、毎日飲酒をされている方は、今お話しした症状が出ていないかチェックしてみましょう。
少量のお酒を楽しく飲んで、良い付き合いをすることがおすすめです。
ちなみに厚生労働省では次のような飲酒量を推奨しています。
1日平均純アルコールにして約 20 グラム程度
- ビール(中瓶1本500ml) 5% 20g
- 清酒(1合180ml) 15% 22g
- ウイスキー・ブランデー(ダブル60ml) 43% 20g
- 焼酎35度(1合180ml) 35% 50g
- ワイン(1杯120ml) 12% 12g
このようにビールの中びん程度であれば問題ありませんが、焼酎に関しては半合程度に収めておくことが重要です。
最後に飲酒のポイントとして、医学会から提唱されている適正飲酒の10か条を紹介します。
適正飲酒の10か条
1.談笑し楽しく飲むのが基本です
2.食べながら 適量範囲でゆっくりと
3.強い酒 薄めて飲むのがオススメです
4.つくろうよ 週に二日は休肝日
5.やめようよ きりなく長い飲み続け
6.許さない 他人(ひと)への無理強い・イッキ飲み
7.アルコール 薬と一緒は危険です
8.飲まないで 妊娠中と授乳期は
9.飲酒後の運動・入浴 要注意
10.肝臓など 定期検査を忘れずにしない
させない 許さない 20歳未満飲酒・飲酒運転
今週の1枚
篠ノ井のどんど焼きです。
大岡の道祖神のような顔を作ってそこにダルマなどをつけていくのが風習となっています。