たった一週間で夏日がやってきました。
5月下旬、6月上旬並みという言葉も聞かれるようになり、急に暑くなってきましたね。
4月29日(月・昭和の日) 午前中のみ受付
暑い日が続きますのでお体ご自愛ください。
コラム
古岩井整骨院のコラム、本日は「初ガツオの良さ」です。
黒潮にのって九州南部から北上するカツオを「初ガツオ」と呼びます。
4月から5月にピークを迎える初ガツオは、こってりとした旨味で多くの人々が買い求め、江戸時代には嫁を質に入れても、という言葉すらありました。
そんな初ガツオの良さについて見ていきましょう。
高たんぱく低カロリーの優等生
初ガツオは、特に高たんぱくで低カロリーなのが魅力の食材です。
さらに貧血予防の貧血対策に欠かせない鉄分やビタミンB12が豊富でもあります。
実際、カツオの鉄分は体内への吸収率が高いヘム鉄であり、カツオ自体がタンパク質源でもあるので、吸収率はさらに高くなるという相乗効果も期待できます。
魚の中でもトップクラスの成分も
DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタ塩酸)が多く含まれ、その含有量は魚の中でもトップクラスといわれています。
これらの栄養素は、次のような効果が期待できます。
脳のはたらきを活性化させる
血液の流れをサラサラにしてくれる
このほかにも、健康や美容に有効なはたらきが期待される「オメガ3脂肪酸」としても注目されています。
血合いの部分をしっかり食べましょう。
初ガツオは生で食べるのがおすすめ
初ガツオの良さは、赤身が多くて脂も少なく身も引き締まり、さっぱりした淡白な味わいを楽しめることです。
初ガツオは弾力もあり、透明感のある赤色の身がさらに美味しさを引き立てます。
一方で、火を通してしまうと身が硬くパサパサした食感になるため加熱調理には向いておらず、たたきで食べるのがおすすめです。
生臭い匂いが気になる場合は薬味をたっぷり使いましょう。
にんにくやしょうが、ネギなどの薬味がビタミン吸収を高める効果も期待できます。
今週の1枚
松代にある豊栄(とよさか)の桜です。
まさに満開ですが、実は保存会の方がしっかり手入れをされています。