減塩の工夫

朝と昼との寒暖差が大きくなっています。
こたつがなかなか片づけられませんね。

4月29日(月・昭和の日) 午前中のみ受付

不安定な陽気が続きますのでお体ご自愛ください。

コラム

古岩井整骨院のコラム、本日は「減塩の工夫」です。

減塩、高血圧で必ず言われる言葉です。
塩分を控えることはストレスに感じる方も多いはずです。
今回は、その仕組みやコツについてお話ししましょう。

なぜ塩分で血液が上がるのか

一言でいえば、血液の量が増えてしまうことが原因です。

塩分を多く摂取すると、水を飲みたくなります。
これは、本来の塩分濃度に薄めようとすることです。
塩分濃度が高いままだと体に不調を感じるようになるため、反射的に水分を摂取したくなります。
ただ、この行為が血液の量も増えてしまう原因になります。
血液の量が増えてしまうと、血管や心臓に負担がかかり、圧力も上がってしまうのです。
これが血圧の上がる仕組みです。

また、ナトリウムは血圧を上げる要因になり、塩分の成分であるナトリウムの濃度が増えることで、反射的に血圧が上がるのです。

つまり、血液量が増えて、さらにナトリウムの作用によって血圧を上げるように働いてしまうのが問題になります。
このように食塩の摂りすぎは血管に良くない行為といえるでしょう。

減塩のコツは?

減塩のコツとしてよく言われるのが次のポイントです。

  1. 段階的に行う
  2. 味を工夫する

まず、段階的な減塩が重要です。
いきなり薄味になるとすぐに挫折し、いつもの食生活に戻ってしまうことでしょう。

このようにならないようにするコツとして、目標の量まで徐々に減らすのがポイントです。
2~3週間かけて塩の量を減らし減塩してください。

味に一工夫を加えるのも重要です。
たとえば、だしを取る、酸味を取る、香りづけをするといったものが挙げられます。
香りはコショウやさんしょう、七味などのスパイスや香料を使ったり、ねぎや大根、セロリなどの香味野菜をたくさん使うようにします。

このように工夫をして減塩に取り組みましょう。

今週の1枚

千曲市の森将軍塚古墳です。
きれいに整備された古墳で、長野盆地の眺望が美しいのも魅力です。