徐々に暖かさから暑さへと変わってきていますね。こういった陽気になると、つい体調を崩しがちになりますから注意してお過ごしください。
コラム
長野市風間の古岩井整骨院のコラムです。今回も引き続いて「エゴスキュー体操」の基本に触れていきます。
厳密に行うためには姿勢を評価し、きちんとした方法を押さえる必要があるのですが、今回紹介するのはどんな姿勢の方でもまず行っていただきたい体操です。
その体操は「座って腕上げ体操」というものです。
基本的に左右の方の高さが違う方や肩だけ前に出ている、いわゆる巻き肩と呼ばれる状態が片方だけ出ている場合に特に効果的な体操と言われています。
方法ですが、基本的には座って肘を伸ばした状態で両手のひらを組んで前にてのひらを出し、腕を上げていきます。
その時手を見るように顔も上を向き、そのまま1分間キープするというものです。
簡単に説明すると以上のようになります。
補足していくと、座った姿勢では座った際にひざが直角になること、ひざとひざの間に握りこぶし一個分の隙間を作ることです。
座る位置も重要で座面の手前半分に座ります。
足先も親指以外の四つの指が正面を向くようにして床や地面にきちんと足を置きます。
上半身はリラックス、骨盤を前に倒すように軽くお尻を後ろに突き出すようなイメージで座っていきます。
組んだ両手のポイントは、手のひらを天井に向けて真上に伸ばすことです。
この時肩が痛い方や肩が上がらない方は、痛みを感じないところまでで結構です。
そして手の甲を見るように顔を上げていきますが、首などが痛い場合は無理に行う必要はありません。
エゴスキュー体操は無理のない範囲で身体をゆっくり動かし、頑張りすぎないのがポイントです。
そのため、この体操も痛みややりにくさと言ったストレスを感じることなく行うことがとても重要になります。
無理をして行うとせっかくの体操の効果が十分に出ませんし、何よりつまらないはずです。
なので、体操を行う際は痛みや違和感なく、気軽にリラックスして行うように心がけてください。
今回紹介した体操は比較的簡単に行うことができる体操です。
もちろんこの以外にもたくさんの体操があります。
体操によっては行う方のコンディションをきちんと評価して行わないと、痛みが増すものも少なくありません。
もし気になるのであれば、本やDVDを十分に読んだり、見たりしながらこのエゴスキュー体操を行っている講座やスクール、あるいは当院など専門家の確認に元行うのが安全です。
今週の一枚
早朝松代の地蔵峠まで行ってきました。とても天気が良かったのですが、標高が1,000mを超えると寒さがあり、下界との温度差を感じました。