古岩井整骨院散歩

冬のアルコール摂取

寒い日と暖かい日が交互に繰り返される毎日で身体も不調になりがちです。
風邪でしばらくいらっしゃらなかった方もいるので、注意してお過ごしください。
こういった時期は服や空調に気を付けて過ごしたいですね。

被害に遭われた方々の一刻も早い復興を祈念申し上げます。

コラム

長野市風間の古岩井整骨院のコラム。
本日は、冬のアルコール摂取です。
12月になると年末やクリスマス、忘年会などお酒を飲む機会が多い季節です。
最近は少なくなりましたが、急性アルコール中毒などで救急車で運ばれるケースも見られる時期でもあります。
ただ、適度な飲酒は疲労回復やストレスの軽減効果があり、少量であれば体にはむしろ良いと言われています。

今回は、そんなお酒との上手な付き合い方であるお酒の適量、おつまみ、注意点についてお話しします。

お酒の適量と言うと大柄な方、小柄な方、強い方、弱い方と個人差がありますが、一つの目安として厚生労働省が推奨している「健康日本21」(21世紀における国民健康づくり運動、健康寿命の延伸等を実現するために政府が推進している運動)では、

1日平均純アルコールで20g以内

と言う基準を設けています。
この基準ではビールが中ビン1本、日本酒1合、ワイン200ml(グラス2杯)、焼酎は90ml(コップ一杯、半合)、ウイスキー60ml(ダブル1杯)です。
やや少ないと感じる方もいらっしゃると思いますが、ほろ酔い程度に楽しめる量として推奨されています。

次がおつまみです。
ポイントはタンパク質の多いものがおすすめです。
例えば豆腐、枝豆、刺身、焼き魚、シシャモなどがあります。
これらは比較的カロリーが低く、タンパク質が多く、しかも脂質が少ないため、塩分や脂質の摂りすぎを防ぐだけでなく、タンパク質がアルコールの分解を助ける酵素の働きを活性化させるため、肝臓の負担を少なくする作用も期待できます。
また、アルコールの吸収は空腹時に最も早く、食べ物と一緒だと遅くなりますから必ず何か食べながらお酒を楽むのが良いですね。

最後に注意点を紹介します。
それは、自分のペースでゆっくり飲む、食べながら飲む、薬と一緒に飲まない、濃いアルコール濃度は薄めて飲む、人にお酒の無理強いはしない、週2日以上は休肝日を作ると言ったものです。
最近は無理強いすることがアルコールハラスメント(アルハラ)と言われていますから、勧める方は十分注意しましょう。

今週の一枚

日曜日の日課で散歩をするのですが、茶臼山から見た朝日はとてもきれいでした。
冬は寒くてマイナスなイメージもありますが、その分空気が澄み、気持ちよく歩くことができます。
ただ、防寒はきちんと行いましょう。
ちなみにこの時はジャンバーはもちろんのこと、厚手の手袋、耳当て、防止、ネックウォーマー、靴の防寒カバーまでつけて歩きました。

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