1月も後半に入り、寒さも増す時期に入り始めました。
この時期は雪かきなどの機会も増えることが多くあります。
そんな1月の後半も元気に過ごしていきましょう。
被害に遭われた方々の一刻も早い復興を祈念申し上げます。
コラム
長野市風間の古岩井整骨院のコラム。本日は、冬季うつです。
冬は夏に比べると日照時間も短く、活動量も減るため気分も落ち込むことが少なくありません。
そんな時にかかりやすいといわれているのがうつ病です。
このうつ病は年齢や環境に関わらずかかりやすい病気として特に冬場に多いことから冬季うつという言葉が使われています。
この冬季うつの予防についてポイントを紹介し、まとめました。
ポイント1:十分な睡眠
冬場の睡眠不足は免疫を落とし、ウイルス感染や体調不良に直結します。
最低でも6時間以上の睡眠を毎日確保しましょう。
もし事情で睡眠が不足している場合は、できるだけ数日のうちにしっかり睡眠をとるようにします。
慢性的な睡眠不足が冬季うつの引き金になることも少なくありません。
逆に睡眠をしっかりとると、頭も冴えて前向きになります。
冬季うつを発症してからでは睡眠が効果を出さないので、予防の意味で十分とることが大切です。
ポイント2:バランスのとれた食事
心の調子も食事から来ます。 偏った食生活は冬季うつの引き金です。
食事の対策として大切なのは、たんぱく、ビタミン、ミネラルの3つになります。
疲労回復効果が高い肉、魚、卵といった動物性たんぱく質、そして風邪予防効果の高いビタミン・ミネラル豊富な緑黄色野菜・果物などを1日最低2食摂取するのがおすすめです。
これ以外にも抵抗がなければチーズ、投入、カボチャ、バナナなども冬季うつに有効と言われています。
また、ダイエットで過度な炭水化物抜きをすると体力が低下し心にも悪影響を及ぼしますので、完全に抜かないように注意が必要です。
ポイント3:外出時には体力を温存する工夫を
体力が低下すると冬季うつの引き金になることも少なくありません。
そのため、冬場は体力的に負担のかかる激しいレジャーや遠出も一工夫しましょう。
、休日の最終日ギリギリまで使わずに1日(最低でも半日)は自宅でゆっくり過ごせるように調整するスケジュールを組むのがおすすめです。
ポイント4:日光浴を行う
冬季うつ病の原因は、日照量不足であるといわれています。
そのため、晴れた日は極力外出し光を浴びるのがおすすめです。
休憩時間には屋外や窓辺で日光をしっかり浴びて体内時計の乱れを予防しましょう。
ウォーキングや胸を張るようなストレッチを組み合わせると効果的です。
ポイント5:前兆を知る
冬季うつは特徴的な症状が出ます。
日中でも眠気がある、食欲が旺盛でとくに甘いものや炭水化物を過食する、自己否定的になる、日常の家事・仕事ができない、出不精になり活動量が低下するこれらの傾向が出てきたら、前兆の恐れがありますので、早めにメンタルクリニックを受診しましょう。
精神科は抵抗があるという方もいますが、現在は気軽に受診できる医療機関ですので、風邪で内科を受診するような気分で受診してみるのも良いです。
今週の一枚
会合で貰ったお手製のバッジです。
復興は道半ばで、患者様の中にも被災された方が多くいます。
これからも以前以上の長野を目指して力を入れられるように頑張りましょう。