日常

3月21日(水曜日・祝日)は午前中のみ受付します。

最近徐々に暖かくなり、ここ風間でも20度近い気温になりました。
いよいよ春分も近くなり、本格的な春もやってこようとしています。
今月初旬に研修のためお休みした代わりとして、

3月21日(水・祝:春分の日) 午前のみ受付

と致します。
活動する機会も多くなり、身体を傷めることもありますので、お気軽にご利用ください。

写真は茶臼山の川中島カントリークラブです。平地は暖かくなってきましたが、少し山に入るとまだ雪が残っています。本格的な春までもう少しですね。

ケアマネージャーの研修を修了しました

12月末より参加しておりましたケアマネ研修も3月2日をもって修了いたしました。
長い間休みを頂き大変感謝しております。
今後は介護についてのご相談もできます(必要に応じて包括支援センターや居宅支援事業所のご紹介もいたします)ので、お気軽にお申し付けください。

長い間お休みをいただき誠にありがとうございました。
重ねて感謝申し上げます。

※3月4日以降は平常通りの受付時間となります。日曜日はお休みします。

学生のドーピング意識~講演会の感想

先日、組合の会合で講演を聞いてきました。
演題はドーピングに関するもの。
直接我々の仕事に関わるものではないと持っていましたが、話に学生のうちにドーピングを意識した生活をした方が良いというのが印象的でした。

ドーピングの禁止薬物は毎年追加や変更が行われ、サプリメントのいくつかが禁止薬物になるとのことで、その数は年々増えているそうです。
そして、現在学生のスポーツでは習慣的にサプリメントや栄養剤を摂取する傾向にあるとのこと。確かに学生スポーツでは違反になりませんが、国体や日本選手権、国際大会ではきちんとドーピング検査が行われています。
習慣で飲んでいるものが禁止薬物だとしたら、止めることで調子が悪くなったりパフォーマンスが落ちたりすることで本来の力を出せないことも考えられるのです。

将来トップクラスの大会で活躍するためにも学生のうちから意識した生活が必要かもしれません。

写真は講演前に撮影した講師の先生です。大変気さくな方で引き込まれるような語り口に感じられました。

今年一年ありがとうございました。

本日午前を持ちまして本年の営業を終了いたしました。

今年は外部でのトレーナー活動や救命研修、介護福祉分野ではケアマネージャー免許取得の研修を開始、また個人的な話題ですが2月には長男も誕生し、おかげさまで公私とも充実した一年を過ごすことが出来ました。

来年は1月3日(水)から開始となります。

今後も技術の研鑽や設備の充実などを目標に皆様に還元できるよう努力いたしますので、これからもよろしくお願い申し上げます。

最後に今年一年誠にありがとうございました。重ねて感謝申し上げます。

※写真は千曲川を照らす朝日です。寒い中にあっても川面を照らす日の光は美しいですね。

風間神社~地名の由来

今年の夏に神社の社殿の銅板を葺き替えた銅色の美しい屋根が秋空に映え、輝きを放っている中、風間神社で例大祭が行われました。

当院が開業している「風間」という地名は、この風間神社が由来となっており、更に

979年(天元2年)には諏訪氏の庶流・矢島忠直が庄司として派遣され風間姓を名乗り、これが各地の風間氏の発祥となっている。(Wikipediaより)

と言われ、全国の風間さんの発祥の地にもなっているそうです(地区内にも風間さんがいらっしゃいます。)。

 

主祭神は伊勢津彦(いせつひこ※諏訪大社の神)、命級長津彦命(しなつひこのみこと)で命級長津彦命は風の神、文字通り「風間」の守り神になっています。
風の神から転じて航海の神にもなっているそうなので、私事ながら折を見て参拝する機会がある度、「古岩井整骨院」の航海安全を願っております。

お知らせ
10月9日(月・祝)はカレンダー通りお休みをいただきます。

反省~こむら返りから得たもの

先日日曜日、午後天気も良かったので、久しぶりに自転車に乗りました。
往路は順調で快適でしたが、帰りは逆風が吹き荒れ風に負けないよう必死で進んだのですが、途中でふくらはぎと足の裏をつってしまうというアクシデントに見舞われました。

これには心当たりがありまして、復路の疲労と水分摂取を怠ったことが考えられたのです。
疲労は休憩を取ればと反省しました。
しかし、問題は水分不足です。この時期はのどが渇きにくいため水分摂取を怠りがち(季節に関わらず水分はしっかり消費され脱水になることもあります)で、日ごろから来院される患者さんにも注意をしていました。なのに、当の本人がそれを怠って水筒を空にしたまま数十キロを走ってしまったのです。
身体の痛さよりも心が痛かったですね。

しかし、せっかくつったのだからと、痛いなりに一つ実験をしてみました。
通常は足首をそらしてストレッチを行うのがセオリーだったりするのですが、トレーナーをしている知人はつった選手がいたら歩かせてつった状態を改善させているということを思い出し、自転車を降りて脚を引きずりながら実験してみました。
確かに頑張って歩くと7~8歩くらいでこむら返りが解けて楽になりましたね。
その後水分を十分に取って帰宅。

反省すべき点と、自分の身体を使った発見の両方を得ました。

この時期も水分不足になりがちですので注意して下さい。

雨水~春のきざし

今日は二十四節気の一つ、「雨水(うすい)」です。

空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、という意味だそうで、草木が芽生える頃と言われています。また、地域によっては春一番が吹くのもこの頃だそうです(長野はもう少し後かもしれませんが、近いことに変わりはありません)。

しかし、本格的な春の訪れにはまだ遠く、時折大雪が降る時期でもあります。
そうやって三寒四温を繰り返しながら、春に向かっていく時期でもあるそうです。

また、昔から農耕の準備を始める目安にもなっています。
患者さんの中にも田畑の準備をされる方もちらほら見えるようになりましたね。

昨日は暦通り雪の代わりに雨が降り、長野の長い冬も少しずつですが、緩み始めてきているような気がします。
陽気の良い日はウォーキングやジョギング、外出などしてみてはいかがでしょうか。

患者さんから聞いた話~地域への奉仕

今日も雪が降っています。
こんな中でも来て下さる患者さんに感謝しつつ仕事をしていると、ある患者さんから近所の年配男性の方の話を聞きました。

患者さんがここまで来る途中、雪の中で年配男性の方が道路に塩化カルシウムを撒いていたそうです。
気になって話しかけると、道路に置いてある市の塩化カルシウムではなく、自家用の塩化カルシウムを使ってるとのこと。
老人世帯でお世辞にも裕福とは言えない方だったそうですが、その人いわく「今までこの地域で生かしてもらったことに感謝している。その感謝をできる限りのことをして表したい」とのことです。

「地域で生かしてもらっている」

まさに僕がそうなのです。自分はどんなことで地域に奉仕できるかと考え、またこのような志を持った方が住むような所で開業できたことに感謝を致しました。

大寒~よもやま話

1月20日、今日は大寒です。
大寒とは、一年でもっとも寒い時期という意味だそうです。

小寒から数えて15日後とされており、小寒から大寒までの15日間と大寒から立春までの15日間の合計30日間を「寒の内」と言うようです。寒さを克服するための様々な行事が行われます(大寒卵と言ってこの時期の卵は滋養が特にあり、卵を食べて一年を健康に乗り切ると言う習わしもあるようです。)。また、寒気を利用した食物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込む時期にもあたりますから、北信でこれらの仕事に従事される方も今が忙しい時期なのではないでしょうか。

大寒という言葉から一年で一番寒い日だと考える方もいらっしゃると思いますが、実際は2月の初めの方が寒いようです。
元々、二十四節気は中国の黄河中流域で生まれ、日本へ伝わってきたためです。
そのため黄河中流域では最も寒い時期が大寒ということになりますが、日本ではほんの少し季節がずれているためのようです(ただし、長野市の平均気温で見ると1月が一年で一番気温が低いそうです)。

今の時期雪かきも多く、身体を傷めたり、痛みを訴えられる方も多く見えます。それに以前傷めた場所が再び痛くなるなど不調も出やすい時期ですから、身体を冷やさないよう無理せずお過ごしいただけたらと思います。

テーピングの歴史~初期は梱包用のテープを使っていた

最近応急手当として養生テープを使った固定をしてきた方が見えました。
いくら応急手当でもそんなテープは使わないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ある意味理にかなっていると感じ、テーピングの歴史を思い出しました。

テーピングの歴史は、一説によると1861年のアメリカ南北戦争にまで遡ることが出来ると言われています。戦場で怪我をした兵士が、負傷部分に荷物梱包用のテープ(恐らくガムテープのようなもの)を巻いて自陣地にまで自力で退却したことがテーピングの始まりとされているそうです。その後のテーピングは、1874年に誕生したアメリカンフットボールの隆盛と共に発展し、ぶつかり合いが多く、数あるスポーツの中でも選手の故障が激しいスポーツであることから必要とされたのはうなずけますし、初期の頃は現代のような専用のテーピングテープはなく、ガムテープや布テープのようなものが平然と使われていたようです。

それに今でもやむを得ないときはガムテープで応急手当てをする、といったケースもまれにあるようです(皮膚トラブルのもとになりますからあまりお勧めできません・・・)が、可能な限り準備をして臨みたいですね。

もちろん当院では専用のテーピングテープを使用し、毎日患者さんの手当てや施術に使用していますのでご安心ください。

(写真は当院使用のテーピングテープ(左)、とガムテープや養生テープ(右)です。)