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雪で転倒される方が増えてきています。

12月に入りすっかり寒くなって、時折雪もうっすらと残るようになりました。
それと同時に当院でも、自転車や歩きで転倒され、治療を受けられる方がいらっしゃいます。

自転車の場合はとっさの急ブレーキ、歩きでは急ぎで小走りしたり、あわてて車をよけようとしたときなどに負傷される場合が見受けられました。午前中の雪が残った時間帯に集中しています。

急がば回れではありませんが、頑張って少し早起きをしてゆっくりと余裕を持っての移動を心がけたいですね。

写真は自宅の庭先です。
いつも早朝に乗用車に乗って出勤しますので、余裕を持ってゆっくり雪を踏みしめながら歩くように気をつけたいと思います。

12月のお知らせ

いよいよ雪が降り本格的な冬がやってきました。
当院では予告通りケアマネの研修により平日臨時休業いたします。
日程は
12月27日(水)
12月28日(木)
です。
夕方以降であれば予約診療いたしますので、ご連絡ください。

また、代替として
12月23日(
12月31日(

は午前中のみ受付を致します。お気軽にお越しください。

写真は自宅近くのリンゴ畑です。雪を1回被ると旨味が増すというのは有名な話ですよね。雪で旨味を増すりんごのように仕事と研修で更に旨味を増したいと思います!

冬季の受付時間の変更

おかげさまで介護支援専門員の試験に合格し、研修を受ける運びとなりました。

介護支援専門員の研修に伴い、12月末から3月初旬まで平日の一部を休診日とし、日曜日を午前中のみ受付致します。

詳細につきましては随時当サイトまたはGoogleの検索情報にて掲載いたします。

当面の間ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

夜間の肩の痛み 姿勢ごとのポイント

先週説明した肩の痛みについてですが、ポイントをまとめてみました。

あお向け:
リクライニングした椅子やソファもしくは上半身にクッション・バスタオルを入れて
角度をつけるなどで寝ることで重力面と腕の軸を合わせることができ、その負担を受けずに済むことができるようになります。あおむけで寝るときは、肩から腕にかけて後ろ側にクッションなど何かを敷いてあげると良いです。また、なるべく身体を起こして(角度をつけて)寝るのも良いかもしれません。

横向き:
ポイント:『痛い側の腕を上にして寝ること』
痛い側の腕を下にして寝ると、『傷めている肩を床で圧迫』されてしまい、実際行うと大変痛いです。
少しだけ腕を開くためにバスタオルなどをわきの下肘の位置あたりに挟むようにします。※わきに挟むと余計肩の外側にテンションがかかってしまいますので、わきには挟まずに肘から少し上くらいの範囲で挟むようにしましょう。
→簡単な方法は、肘上にタオルなどを巻き付けることです。

共通のポイント(あお向け、横向き)
・上半身に傾斜をつける

横寝であってもあおむけであっても上半身に角度をつけるようにして寝てみましょう。ホテルなどの大きいクッションみたいな枕あれば楽ですが、普通はありませんのでクッション・バスタオルなどを重ねてゆるやかにでも傾斜ができるように。

何をしてもダメな場合
寝ること自体肩への負担になっています。リクライニングチェアやソファ、布団を積んだところに体を委ね。三角巾のようなもので固定します。

日常のポイント
昼間の猫背は肩の痛みを悪化させる要因になります。時々胸を張って姿勢を整えてください。

今回のポイントは決して全員に通用するというわけではありませんので、自分の身体で試してみてください。
痛くなければ正解と言っても良いと思います。

最後に
先日研修で行った松本の路上で撮った一枚です。イルミネーションがすっかりクリスマスですね。

夜の痛み~タオルを使った対処法~

最近急に寒さが増し、夜の痛みを訴える方も増えてきました。そこで今回、肩の夜間痛についてまとめてみました。

夜間の痛みが起こる原因
就寝時に腕の重み(意外と重く、5~8㎏以上あると言われています)により筋肉が引っ張られることが原因です。特に横向きに寝ていると、肩甲骨(けんこうこつ)についている棘下筋(きょくかきん)などの筋肉に負担がかかります。筋肉が長い時間伸ばされてしまい痛みが生じているのです。

肩の夜間痛の対処法

夜間痛をやわらげるために、肩周辺の筋肉が引っ張られないような姿勢で寝ると比較的楽にできます。
次のようなクッションやタオル、抱き枕を使った対策が有効です。

<あお向けで寝る場合>
上を向いて寝ると、肩甲骨が固定されて肩関節が伸びてしまいます。腕を支えるように、肩からひじにかけてクッションなどを敷きましょう。もうひとつのクッションなどをおなかの上に置いて抱きかかえるか、その上に両手を置くと楽になります。

<横向きで寝る場合>
横向きで寝ると、上側になっている腕が体の前に落ちこむ体勢になるはずです。これでは、棘上筋と小円筋(しょうえんきん)という筋肉が、腕の重みで伸ばされてしまいます。腕が落ちこまないように、上側の腕に大きめのクッションなどを挟み込みましょう。こうすると、筋肉を伸ばさずにすむので痛みを軽減できます。ただし、痛みのある肩を下にして寝ると悪化するので注意してください。

<寝る前のポイント>
寝る前には、体をあたためることが大切です。特に、肩周辺を冷やさないように気をつけましょう。就寝前に入浴する、あるいはふとんの肩口から冷えないように肩を覆う「肩あて衣(肩当)」の使用をおすすめします。
また、軽く肩を動かすのも効果的です。痛みを感じない範囲で軽く回したり、あお向けで可能なところまで腕を上げたりします。
ただし、決して無理をしてはいけません。痛みが出ない範囲で行ってください。

次回はポイントをまとめて紹介してみたいと思います。

ビタミンE~注意点と基本

最近テレビなどでサプリメントの広告を多く見ます。その中でもビタミンEを強調する商品もあり、知らないことも多かったため個人的にまとめてみました。

ビタミンについて~
ビタミンは、五大栄養素の構成する栄養素の一つで、人間が生きていく上で必須の栄養素で現在、全部で13種類があると言われています。ビタミンEは、その中の一つです。ビタミンは水に溶ける水溶性ビタミンと水に溶けない脂溶性ビタミンに分かれますが、ビタミンEは脂溶性ビタミンで、他には、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンKがあり、他は水溶性ビタミンとなります。
水溶性ビタミンは、過剰に摂取しても過剰な分は尿に溶けだして体外に排出されるため健康被害が起こり難くいメリットがある反面、体内に蓄積されないので毎日とる必要があります。

一方、ビタミンEなどの脂溶性ビタミンは、過剰となった分は体内に蓄積されるので、蓄積されていれば毎日摂取しなくても問題ありません。
しかし、過剰に摂取すると健康被害をもたらす可能性があります。ビタミンには良いイメージがありたくさんとっても大丈夫というイメージがあるだけにサプリメントの摂取し過ぎないように注意する必要があります。
ビタミンEに関しては、他の脂溶性ビタミンは吸収率が一定であるのに対して、摂取量が多いと、吸収率は低下する性質があること、多くの過剰な栄養素は肝臓に蓄積されるが、ビタミンEは、肝臓以外の全身に蓄積されること1箇所での濃度が低くなることなどの理由で、過剰に摂取しても健康被害が起こりにくいとされています(ただし過剰摂取は他の脂溶性ビタミン同様望ましいことではありません)。

ビタミンEには、合成と天然型と天然と3タイプがある~
「酢酸dl-α-トコフェロール」と表示されているものは、合成ビタミンEです。
微妙な違いですが、「酢酸d-α-トコフェロール」と表示されているものは、「天然型」のビタミンEです。「d-α-トコフェロール」と表示されているものは、「天然」ビタミンEです。
ヒトの体内で効果が大きいのは、一番が天然ビタミンEで、次が天然型ビタミンE、その次が合成ビタミンEとなります。

効能~
ビタミンEの効能は、抗酸化作用が強く、体内の脂質の酸化を防ぐことにあります。このためアンチエイジング、動脈硬化などの生活習慣病の予防が期待できます。
ビタミンCやセレンと一緒に摂取するとビタミンEの効果が増大することが分かっています。

ビタミンEサプリメントの種類と飲み方~
ビタミンEのサプリメントには、カプセルや錠剤があります。脂溶性なので、ビタミンEと鉄分は8時間以上の間隔をおいて摂りましょう。

ビタミンEの作用まとめ~
体の機能の低下や老化現象は、細胞の酸化が原因とされています。この酸化防止の特効薬ともいえるのが、ビタミンEです。抗酸化物質と称されるものはいろいろありますが、人の体内でその効果が証明されたのは、このビタミンEとセサミンだけといわれています。
人の体の酸化は、細胞膜組織のリン脂質に含まれる多価不飽和脂肪酸が酸化されることによります。過酸化脂質が生成され、細胞膜がさびついた状態となって、ガンをはじめさまざまな病気を招くのです。ビタミンEにはこの多価不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあると言われています。
また、末梢血管の血行をスムーズにする作用もあり、冷え性や肩こり、しもやけ、肌の新陳代謝促進にも有効だそうです。

ビタミンEは、食品では緑黄色野菜やゴマ、アーモンドなどの種実類、植物油、魚介類に含まれています。

参考として、一日の摂取目安は7~9㎎(授乳婦は11㎎)だそうです。(厚生労働省 日本人の食事摂取基準より)

風間神社~地名の由来

今年の夏に神社の社殿の銅板を葺き替えた銅色の美しい屋根が秋空に映え、輝きを放っている中、風間神社で例大祭が行われました。

当院が開業している「風間」という地名は、この風間神社が由来となっており、更に

979年(天元2年)には諏訪氏の庶流・矢島忠直が庄司として派遣され風間姓を名乗り、これが各地の風間氏の発祥となっている。(Wikipediaより)

と言われ、全国の風間さんの発祥の地にもなっているそうです(地区内にも風間さんがいらっしゃいます。)。

 

主祭神は伊勢津彦(いせつひこ※諏訪大社の神)、命級長津彦命(しなつひこのみこと)で命級長津彦命は風の神、文字通り「風間」の守り神になっています。
風の神から転じて航海の神にもなっているそうなので、私事ながら折を見て参拝する機会がある度、「古岩井整骨院」の航海安全を願っております。

お知らせ
10月9日(月・祝)はカレンダー通りお休みをいただきます。

秋季例大祭

秋もいよいよ深まってきました。

当院のある長野市風間には風間神社と呼ばれる神社があります。この度屋根の葺き替え工事が行われ、晴れた日には綺麗な銅板が陽に映えています。

その風間神社において9月30日(土)の午後7時から例大祭が行われます。
近隣地域でも特に力を入れたお祭りになりますので、奮ってご参加ください!

9月の予定について

雨が毎日のように降り、秋が深まっているのを感じます。
当院は下記の日程で受付を行います。

9月18日(月・祝・敬老の日)      午前中のみ受付を致します。

9月23日(土・祝・秋分の日)      お休みします。

読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋と何事をするにもいい季節になりますが、お体に気を付けてお過ごしください。

起床した直後の脱水~患者さんの経験から

先日患者さんとお話をしていて起きた直後に脱水状態になり、救急車で搬送されたということを聞きました。
夏ももうすぐ終わりですが、まだまだそういった危険性もありますので、今回は起床直後の脱水についてまとめてみようと思います。

自覚症状
起きた直後に「目が乾いて開きづらい」とか「唇がパリパリになっている」とか「のどがヒリヒリする」とか「鼻に違和感があるのに鼻をかんでも解消されない」「頭痛」「だるさ」があります。冬場ですと乾燥や風邪などが考えられますが、夏場の場合「脱水」によるものも多いようです。

注意が必要な方
高齢な方は特にその傾向が強いです。
・気温の高さと体感温度があってない(夏でも寒いこともある)
・汗をかきにくい
・喉の渇きを感じることがあまりない
つまり、感覚が鈍くなっている方がなりやすいと思われます。

どのくらい水分が抜けると危険なのか?
一晩に約300ml(缶ジュース約一本分)の水分が失われると言われています。
体重の約2パーセントの水分が失われただけでも、口やのどの渇きだけでなく、食欲がなくなるなどの不快感に襲われ、約6パーセント不足になると、頭痛、眠気、よろめき、脱力感などに襲われ、情緒も不安定になってきます。
さらに10パーセント不足すると、筋肉の痙攣が起こり、循環不全、腎不全になってしまい、それ以上になると、意識が失われます。
そして、20パーセント不足で死に至るそうです。

人間は70~50%が水分でできています。50㎏の方では30~25リットル程度の水分があります。300mlと言うと約1%になり状況によっては不快感が出てもおかしくはありません。
寝起きの脱水で搬送された方は恐らくそれに加えて入浴、熱帯夜など悪い条件が重なったものと思われます。

(予防)
基本的には熱中症対策と同じになります。
・一定時間で電解質を含んだ水分の補給をこまめにする
・室温が上がりすぎないように調節をする。
・熱い場所で運動や労働をしない。
・塩分のほかに糖分も必要だが、取りすぎると急性糖尿病(特に子供は体が小さく糖の許容量が少ないので濃さや量に注意)の危険があるので注意する。
※食事の後は電解質が足りてる場合が多いので、水だけでも良いかもしれません。
・カフェイン・アルコールには利尿作用があるので、脱水になりやすい人は控えめに。
・夏こそ、常温以上の温度の飲み物を。 消化器は冷えると動きが鈍るため、体温調節上あまりよくないようです。
・寝る前にコップ1杯水を飲む →トイレに起きたくないからといって控えると体温の上昇で脱水気味になり結局体は休まらないということになります。
・朝起きて、コップ1杯水を飲む
・寝ている間の温度管理をしっかりする(機械の自動設定などを活用)

などがあるそうです。

コップ一杯の水を飲む習慣はつけたいところですね。
夏も残りわずかです。頑張って乗り切りましょう!