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梅の効能

いよいよ春めいてきましたね。

整骨院の梅の花も満開を迎えています。

今日は梅(梅干し)の効能について、整骨院的な視点からまとめてみようと思います。

カルシウムの吸収促進
骨の材料であるカルシウムは水に溶けにくく吸収率の低い栄養素ですが、クエン酸と一緒に摂取すると水溶性に変化し腸管からの吸収率がアップするとの報告があります。※骨粗鬆症の方は、必ず適切な治療を受けてください。

ダイエット効果
クエン酸が豊富な梅干は、エネルギーを無駄なく変換でき、余分な脂肪を作りにくくするようです。
また、食事をすることによる血糖値の上昇なども妨げますので、ゆっくりと梅干を食べながら摂る食事は、ダイエットにも効果があるとのことですね。。

鎮痛作用
「こめかみに梅干しを貼ると頭痛が治る」という言い伝えがあるそうです。梅干しの香り成分ベンズアルデヒドには、痛みを鎮静・軽減する効果があると言われています。わざわざこめかみに貼らなくても、香りを嗅ぐだけで同じ効果は得られるそうです。

また、減量の効果、抗酸化作用による肉体年齢の維持などによって関節への負担軽減もあるようです。

脂肪燃焼作用
梅干の中には、ダイエット(脂肪燃焼効果)を期待できる成分(バニリン)が含まれているとのことです。

抗酸化活性作用
活性酸素は癌や生活習慣病を引き起こす原因といわれていますが、梅干しに含まれる梅リグナンには酸化反応を抑制する作用があり、細胞や組織が酸化するのを防ぎます。

疲労回復効果
梅干に含まれる「クエン酸」には、疲れの原因となる乳酸を抑える働きがあります。「梅干を食べると身体の調子が良い」という声をよく聞きますが、これは「疲労を感じる物質を体内で作らない」ということなのです。

このほか、高血圧化の抑制、虫歯予防、食欲増進効果、血液浄化作用、食中毒予防、インフルエンザ
予防、胃がん予防、糖尿病予防などと言った「!?」のような効能も報告されているそうです。
恐らく病院の処方薬に比べるとやや効果が優しい面も多々ありますが、毒ではありませんね。

これから活動量も増える時期、梅を使った漬物、料理を食べて乗り切りたいところですね。

受付時間の変更

最近ニュースを見ると卒業式や公共料金の変更など年度の変わり目を感じさせます。

当院も29年度から受付時間の変更を行います。

3月31日まで
午後3:00~7:30

4月1日より
午後2:30~7:00

なお、7:00以降も電話を頂ければ予約という形で受付を致しますので、もし受付時間内の来院が難しければ、お気軽にご連絡ください。

間もなく4月となりますが、寒い日が続いています。お身体に気を付けてお過ごしください。

反省~こむら返りから得たもの

先日日曜日、午後天気も良かったので、久しぶりに自転車に乗りました。
往路は順調で快適でしたが、帰りは逆風が吹き荒れ風に負けないよう必死で進んだのですが、途中でふくらはぎと足の裏をつってしまうというアクシデントに見舞われました。

これには心当たりがありまして、復路の疲労と水分摂取を怠ったことが考えられたのです。
疲労は休憩を取ればと反省しました。
しかし、問題は水分不足です。この時期はのどが渇きにくいため水分摂取を怠りがち(季節に関わらず水分はしっかり消費され脱水になることもあります)で、日ごろから来院される患者さんにも注意をしていました。なのに、当の本人がそれを怠って水筒を空にしたまま数十キロを走ってしまったのです。
身体の痛さよりも心が痛かったですね。

しかし、せっかくつったのだからと、痛いなりに一つ実験をしてみました。
通常は足首をそらしてストレッチを行うのがセオリーだったりするのですが、トレーナーをしている知人はつった選手がいたら歩かせてつった状態を改善させているということを思い出し、自転車を降りて脚を引きずりながら実験してみました。
確かに頑張って歩くと7~8歩くらいでこむら返りが解けて楽になりましたね。
その後水分を十分に取って帰宅。

反省すべき点と、自分の身体を使った発見の両方を得ました。

この時期も水分不足になりがちですので注意して下さい。

健康そうなのに栄養失調?~高齢者のたんぱく質について

最近患者さんから聞いた話ですが、高齢のお友達が普通に食事を摂っているのに内科で栄養失調と診断されてしまったそうです。
そのお友達と患者さんは大変驚いたそうですが、実はよくあることなのです。

実は年齢を重ねると、多くの場合、アルブミン(肉や魚などのたんぱく質をもとに体内で作られるもので、筋肉や血管、免疫細胞などの機能に不可欠な成分)を作る力が徐々に弱まる傾向にあります。
だからこそ、高齢者は若い時以上に意識して、肉などのたんぱく質を多くとらないと、アルブミンの減少が加速し、栄養失調や脳血管障害、などさまざまな病気が進行する要因となるのです。

今日はメンチカツの日(3/7→ミシチ→ミンチ(カツ))だそうです。肉などのたんぱく質を摂って健康増進を目指しましょう。

雨水~春のきざし

今日は二十四節気の一つ、「雨水(うすい)」です。

空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、という意味だそうで、草木が芽生える頃と言われています。また、地域によっては春一番が吹くのもこの頃だそうです(長野はもう少し後かもしれませんが、近いことに変わりはありません)。

しかし、本格的な春の訪れにはまだ遠く、時折大雪が降る時期でもあります。
そうやって三寒四温を繰り返しながら、春に向かっていく時期でもあるそうです。

また、昔から農耕の準備を始める目安にもなっています。
患者さんの中にも田畑の準備をされる方もちらほら見えるようになりましたね。

昨日は暦通り雪の代わりに雨が降り、長野の長い冬も少しずつですが、緩み始めてきているような気がします。
陽気の良い日はウォーキングやジョギング、外出などしてみてはいかがでしょうか。

患者さんから聞いた話~地域への奉仕

今日も雪が降っています。
こんな中でも来て下さる患者さんに感謝しつつ仕事をしていると、ある患者さんから近所の年配男性の方の話を聞きました。

患者さんがここまで来る途中、雪の中で年配男性の方が道路に塩化カルシウムを撒いていたそうです。
気になって話しかけると、道路に置いてある市の塩化カルシウムではなく、自家用の塩化カルシウムを使ってるとのこと。
老人世帯でお世辞にも裕福とは言えない方だったそうですが、その人いわく「今までこの地域で生かしてもらったことに感謝している。その感謝をできる限りのことをして表したい」とのことです。

「地域で生かしてもらっている」

まさに僕がそうなのです。自分はどんなことで地域に奉仕できるかと考え、またこのような志を持った方が住むような所で開業できたことに感謝を致しました。

大寒~よもやま話

1月20日、今日は大寒です。
大寒とは、一年でもっとも寒い時期という意味だそうです。

小寒から数えて15日後とされており、小寒から大寒までの15日間と大寒から立春までの15日間の合計30日間を「寒の内」と言うようです。寒さを克服するための様々な行事が行われます(大寒卵と言ってこの時期の卵は滋養が特にあり、卵を食べて一年を健康に乗り切ると言う習わしもあるようです。)。また、寒気を利用した食物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込む時期にもあたりますから、北信でこれらの仕事に従事される方も今が忙しい時期なのではないでしょうか。

大寒という言葉から一年で一番寒い日だと考える方もいらっしゃると思いますが、実際は2月の初めの方が寒いようです。
元々、二十四節気は中国の黄河中流域で生まれ、日本へ伝わってきたためです。
そのため黄河中流域では最も寒い時期が大寒ということになりますが、日本ではほんの少し季節がずれているためのようです(ただし、長野市の平均気温で見ると1月が一年で一番気温が低いそうです)。

今の時期雪かきも多く、身体を傷めたり、痛みを訴えられる方も多く見えます。それに以前傷めた場所が再び痛くなるなど不調も出やすい時期ですから、身体を冷やさないよう無理せずお過ごしいただけたらと思います。

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

今年は暖かい三が日で過ごしやすい始まりだったと思います。
そして古岩井整骨院も3回目の正月を迎えることができました。
これも一重に皆様の支えあってのことと深く感謝しております。
整骨院の業務を通じて改めて地域に貢献できるよう日々努力いたします。

これからも古岩井整骨院をよろしくお願い申し上げます。

古岩井整骨院
古岩井 裕之